漢字小テストを子どもと関わる機会にしてみる。
日本の小学生は、まさに漢字との闘いだ。
小学3年生になったウチの子ども。小学校では毎週のように漢字小テストが繰り広げられる。
どーも漢字は苦手なようで、点数が振るわない。
といっても特段落ち込むこともなく平然としている。
うーん、これはどうしようか、と親として悩む。
毎週繰り広げられる漢字テスト、これは現状そういう学校の方針なので仕方ない。
しかし、このテストの結果は必ず成績に繋がる。せっかく文章の表現や理解は好きなのに、漢字が苦手で国語の成績が落ちてしまうのは何だかかわいそうだな、と私は考えてしまう。
でも本人は別に気にしていない。どう関わるべきか。
私としては、この漢字テストを目標に親子学習の時間としてみることにした。
幼稚園児のときは、積木で遊んだり公園に行ってもサポートしたりと自然に子どもと関わることができた。
が、小学生になり3年生ともなると、もう大体のことは1人でやるし、遊ぶのも友達と遊ぶ方が断然楽しい。なので自然と子どもと関わる機会が減ってきたし、自分としても関わるきっかけがなかなか掴めないでいた。
だから今回この漢字テストを私の都合で子どもと関わる機会として取り組んでみようと思った。
こういうのを「子どものために」とかでやり出すと、私の場合は大体うまくいかない。自分が勝手にはじめたくせに、子どもが思うようにノってこないと、
(何でこんなに頑張ってやってあげているのに、全然乗り気じゃないんだ)
と勝手にイライラしはじめて、勝手にやめてしまう。子どもからしたら迷惑極まりない行為だ。
こんな過去の経験を反省して、何かやりたいときは子どものためにではなく、自分がやりたいことに集中して取り組むように心がける。そうすれば、自分本位で続けられる。
そうして今月から、漢字テスト・チャレンジが始まった。
元々漢字が苦手な私が素晴らしいノウハウを持ち合わせている訳もなく、速攻ググってみる。
そうすると、色々便利なツールがあるではないか。いいところをついてますねぇー、というサイトがいくつかあった。
ひとつ目は、おなじみ「ちびむすドリル」の漢字フラッシュカード。
ちびむすドリルは、すうじ・ひらがな・カタカナはもちろん、図形や時計といった幼少期の学習プリントを提供しているサイト。まぁ、ここはメジャーなサイトだと思う。活用している方は多いのではないか。
ここに掲載されている漢字フラッシュカードを活用し、次週の漢字テストに出題される漢字のフラッシュカードを用意して、ウチの子どもにちょこちょこ出題する。
このカード、表はデカデカとその漢字が書かれていて、裏にはイメージのイラストと音読み、訓読みの例文が載っている。漢字をイラストと結びつけて覚えられるところが、絵を描くのが好きなウチの子どもには合っているかな、と思い取り入れる。
2つ目は、今回初めて知ることになったサイトである「漢字テストメーカー」。
この漢字テストメーカー、まさに私のやりたかったことがサイト上で簡単に出来るのが非常に嬉しい。
好きな漢字の例文、漢字、読みを入力するだけで、読みもしくは書きの漢字テストのフォームにしてくれる、というシンプルだけど便利なツール。
実は今まで私は手書きでこういったテストを作っていた。
何となく例文も子どもの身近な文章の方が興味が湧くのではないか?と思っていたので。
これを手書きでやると地味に手間がかかる。それを解決してくれるのがこのサイト、地味に私はこのサイトに出会ってテンションが上がった。
この二つのツールを活用して楽しく漢字テストに取り組んでいこう、というのが私の思惑。
肝心の主役である子どもはどう思うか。今のところは前向きに取り組んでくれている。
この取り組みが良い結果に繋がって、私も子どももささやかな達成感を味わえるといいな、と願う。
娘と漢字テストと親父、つづく