布アイパッチ「デコアイパッチ」の作り方参考手順
こんにちは、近藤ろいです。
4歳になる上の子が3歳児健診の屈折検査をきっかけに、遠視性不同視弱視と診断されました。
普段は治療用眼鏡を掛け、家庭では布アイパッチを着けています。
このサイトでは裁縫初心者でも一時間くらいで作れる布アイパッチ「おさかなアイパッチ」ので型紙と作り方を公開しています(お使いの際は自己責任で)。
布アイパッチをデコるようになったきっかけ
アイパッチをしていて辛いのが、本人のモチベーション維持。
貼るタイプと異なり、絵を描いてあげることもできません。
煮詰まった私は、「眼鏡押さえの部分にフェルトやビーズでデコる」というやけばちな方法を試したところ、かなり娘にウケました。
手順、公開しておきます。
需要があるかはわかりませんが、私がやっている手順を公開します。
ここにたどり着かれた方なら目にされるのは3回目くらいの但し書きですが、私自身が裁縫初心者です。「まきかがり」と「たてまつり」の説明を何度聞いても理解できません。
よって以下の紹介はあくまでも参考として頂き、他のちゃんとされている方の「フェルトマスコット」や「フェルトでお名前マスコット」などの作り方サイトも何卒ご参照ください。
前置きはこのくらいにして。
布アイパッチ デコアイパッチの作り方
1.元になる絵を用意します。
作りたいモチーフを探してください。
この記事を書いたときの娘の要望は「アンパンマン」とか「ノラネコぐんだん」だったのですが、作り方解説に濫用すると著作権に抵触しそうなので、ここでは私がイチから描いたネコちゃんの画像を使用します。
2.元になる絵を紙に写し取ります。
スマホの画像から紙に写し取る方法は「おさかなアイパッチを型紙なしでも作る方法」というページを参照ください。
「眼鏡押さえの上に縫い付ける」ことを想定していますので、モチーフの大きさは縦4cm、横5.5cmくらいが限界かと思います。
少々ははみ出してもよいのですか、目元側と頬側にはみ出すとと「こしょばい」と不評なので注意してください。
3.色に対応したフェルトを準備し、どのように切り抜くかを考えます。
「白地に薄茶色の模様」の場合、(上)白地に茶色を置くか、(下)二色を接ぎ合わせるか を考える必要があります。
今回はパーツが小さいので、白の顔をベースに上に張り付けていきます。
フェルトを重ねると立体感が出ていい場合と、逆に不格好になる場合があるので注意してください。
4.型紙をもとに、それぞれの色に対応したフェルトを切り抜いていきます。
「目や口」のような細かいパーツの場合、「フェルトで作る」か「刺繡をする」かの選択を迫られます。
気分は「どっちも嫌」なのですが。今回は「目と口はフェルト、ひげは刺繍」と腹をくくりました。
こんなに細かいパーツをハサミで切ったのは、アンパンマンの顔をお弁当の中で再現すべく"海苔"に挑んだ時以来ではないか。
5.できたパーツを配置して、必要なら「裁ほう上手」などで仮止めしていきます。
6.小さなパーツを土台に縫い付けていきます。
今回は「裁ほう上手」である程度くっついているので、端っこをひと針だけ入れています。
娘本人にこれでいいか確認したら「舌をペロッと出して」という鬼のような指令が来たので、慌ててピンクで刺繍しました。
7.眼鏡押さえのフェルトに乗せて、配置を考えます。
8.ビーズやリボンなどの配置も決めた後、モチーフを眼鏡押さえに縫い付けていきます。
ビーズやビジューなどはたくさんつけたいのですが、重くなるとアイパッチ自体のバランスが崩れて顔との隙間がより大きくなったりするので難しいです。
眼鏡押さえに縫い付ける際の、裏面にできる玉留めが眼鏡のレンズを傷つけないのか気になるところです。表面にうまく隠して頂くか、昨今のレンズ業界の技術を信じるかのどちらかです。
9.眼鏡押さえに縫い付けて、完成!!
なかなか可愛く仕上がりました。
ヒゲ? 刺繍するの忘れました。娘氏本人が気づいていないからよしとしていただきましょう。
作成時間は、慣れていない私でも1時間くらいです(「裁ほう上手」を乾かす時間を除く)。
本体1時間、モチーフ1時間、計2時間です。
これくらいなら、月に1度新作を投入して、モチベーションの維持に寄与してもらえるかな?と思います。
ここまでご覧くださりありがとうございました。
ご検討を祈ります!
一応リンクを置いておきます。