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なる早で受診して眼鏡作る! 3歳半健診で遠視性不同視弱視が疑われたら (誰も教えてくれない弱視治療とお金 その1)
センセーショナルなタイトルにしてみました。
こんにちは、近藤ろいです。1歳と4歳の子どもを育てているワーママです。
育休終了し先月から職場に復帰しました。
へろへろです。
さて、上の子4歳は、約1年前に受けた3歳児健診(3歳半健診、幼児後期健診)で屈折異常疑い、要精検となりました。
初めは青天の霹靂、半信半疑だったのですが、1年が経った今、治療生活はすっかり日常です。
それでもタイトルの通り、「やっべーな!」と戦慄することが起こりましたので記事にしておきます。
そう、タイトルは一年前の私、そして先々の私への魂の呼びかけです。
シリーズ「療養費支給」でお送りします
遠視性不同視弱視で掛ける眼鏡は治療用です。
それが保険適用になり、払い戻しが受けられるというのは結構有名な話。
このブログでは、法律上の解説などしながら、「大事なのは2回目以降の想定だよ!」という話題をお送りします。
…私の危なっかしい綱渡りな経験とともに…。
なぜ、治療用眼鏡を購入したらお金が助成が受けられるのか?
お金さえ貰えばいいので、あまり気にしてこなかったのですが。
その裏にある制度を調べてみると(こういうの調べるの好き)旧・厚生労働省の通知に基づくようです。
「小児弱視等の治療用眼鏡等に係る療養費の支給について 」保発第0315001号 平成18年3月15日 厚生労働省保険局長通知
ここで、「治療用眼鏡は健康保険の対象となったよ」と示されています。
いくら保険適用されるかの算定については、
「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)第5条第25項及び第76条第2項」
で決められています。
そう、我が子は眼鏡代を請求する計算の瞬間だけ障害児!
身障手帳を持っていなくても、サービスの支給は必要性の「日常生活に障壁がある程度だよね」と認定してもらえるのです。
落とし穴に注意! 眼鏡の再給付のタイミング
ということで我が家も、作ってからだいたい1年ぐらい経ったから眼鏡作り直すよー!ということで、1かかりつけの眼科に行きました。
定期受診に当たるタイミングで、眼鏡を作り替える時期なので医師の指示書も頂きたい旨お願いすると、視能訓練士さんが…
「フフッ、今年作ったら次回は2年後ですね」
!?
調べてみたら、5歳未満は1年ごと、5歳以上9歳未満は2年ごとなんですね。
うちの子、この時4歳10ヶ月でした。
あっぶない!!
「この前壊れたばっかりだし」とうかうかしていたら、5歳を迎えてしまうところでした。
つまり、我が娘の月齢に当てはめると…
3歳8ヶ月 3歳児健診で要精検
3歳9ヶ月 初診、即診断
翌週 眼鏡の作成指示書、間髪おかず眼鏡店へ
翌々週 眼鏡受け取り
3歳10ヶ月 眼鏡を掛ける日々定着
4歳0ヶ月 アイパッチ療法開始
4歳9ヶ月 1年経ったので再給付対象
4歳10ヶ月 定期受診
…ですが、うかうかしていたら
5歳0ヶ月 5歳になっちゃったので「前回から2年後でないと再支給できない」
この4歳9ヶ月の「掛け始めて1年目」から「5歳の誕生日」までの約3ヶ月の間に受診しないといけなかったのです。
特にわが娘は7月生まれ、3歳半健診は3月。忙しい年度末・年度始めのバタバタに紛れて先延ばしにしていたら、大損するところでした。
実際、先述の通り3ヶ月ごとの定期健診に乗っかる形で依頼をしたのですが、2月の受診の次は当然5月。
月齢にして4歳10ヶ月で動き始めたことになります。
治療用眼鏡高い…遠視がきついので1式6万円するのに…あぶなかった…。
ここからさらにやばい話が続きます。
(次回へ続く)
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以下宣伝です
3歳児健診で見つかり、治療を受けることになった経過を描いた絵本を作ってみたり(有料販売しています)、
簡単にできる布アイパッチの型紙を提案したり、
習慣化アプリ 「みんチャレ」で励ましあうチームを作ったりしています。
てはまた〜!