保育士実技試験(造形)練習中 私を導く5つのもの
こんにちは、近藤ろいです。
普段は5歳娘の遠視性不同視弱視に関わるテーマをお伝えしていますが、
今日は打ち込み中の保育士試験の話の続きをば。
ちなみに筆記を受けた雑感。
絵心怪しい! 練習どうしよう
絵本を有料販売していて言うのも申し訳ないですが、基本的には絵心がないので造形試験の準備は苦戦中。
(なお販売している絵本は"特別の時にぶんまわすエンジン"を掛け、心を込めて描きました)
ビアノはもっと無理ですじゃ!
しかし造形は、先輩方が残してくれたノウハウがあるので練習はできる。
今絶賛練習中です。
どう考えても筆記試験よりは遥かに時間をかけています。
私が参考にしたのは
王道、工房しろうずさんと
新進気鋭、ヤヨイ式。
https://note.com/yayoism/n/n8bb4ad31ef87
無料部分だけ、ごめんなさいネ…ちょっとお値が張るもので
でも、頭一つ抜けない…先生のようになれない…。
最初に描いた絵です。
反省点は、
75分掛かった(下絵に時間を取られる)
色薄い
もっと描き込みたい
もっと子どもらしく(アタリを取って服を着せたら、がたいのいい、年齢不詳の子どもたちが爆誕)
もっと色んなポーズや場面の練習要りそう
ある程度、コツを抑えて練習すれば短期間で改善できそうな気がします。
でもねえ…気が乗らないのよ〜。
先輩方の参考画像を参考にはさせて頂くけど、所詮は人様のものだし、
「先生のコピーになりたい」訳では無い。
しかし意外な者たちが私を導いてくれました。
身近な場所に参考資料はあった
平日は仕事→お迎え→夕食提供→お風呂に入れる(ここまでワンオペ)→寝かしつけ→最低限の家事、
土日は子ども2人の希望に添い、おでかけ。
子ども2人ともお母さん大好きなのです…。
ある日の休みのこと。
朝から大型児童館→図書館→外食→公園という、
長時間保育園児の休日おもてなし6時間ぶっ通しフルコース(やっぱりワンオペ)により、子どもらは発散されて楽しそうなのですが、
ワタシハ エノレンシュウガ シタイ…
…!?
あれっ、目の前で遊んでいるわが子らって、課題でよく出る
「2歳と5歳」じゃない!?
2歳はあんまり出ないけど、保育所1歳児クラスだし、
最近は手足も伸びてきて、3歳に向けた身体の造りになりつつある…。
これや!!
遊んでいるわが子らをパシャーパシャー!と
様々な角度からスマホで撮影します。
手を繋いで歩く5歳と2歳。
傾斜したロープの梯子を器用に登る2歳。
伸び伸びと雲梯にチャレンジする5歳。
もちろん家の中でも題材はたくさんです。
床の上に寝転んで色塗りをしても、普段なら「お行儀が悪い」とたしなめるお母さんは今、必死で写真を撮っています。
これらを、夜になり子どもたちを寝かしつけたあと、模写する…。
たっ、楽しい!!
お風呂に入れて洗ってやっている分、写真と対応した肉の付き方や質感も十分経験しています。だから描きやすい!
何よりかわいい我が子を思う存分眺められつつ、
絵の練習になるのめっちゃ楽しい!!
問題は我が子らが2人とも「食にさして興味のない赤ちゃん、幼児」を続けていて、-1.5SD〜-2SDの身長体重のお子らだということです。
我が子の再現ばかりしていると、えらく痩せ気味の1歳児とかになるので注意です。
2つ目の先生 参考になった絵の上達本
同時並行で、住まいの図書館からめぼしい書籍を取り寄せていました。
いわゆるマンガ的なイラストを描きたい初心者向けのものです。
子どもの描き方が圧倒的に少ないのですが、
こちら
これは大体のアタリを掴む入門書としてはとても参考になりました。
それから、こちら。
これは個人的にはとても参考になりました。
色々なパーツごとに、さくっと描く方法や、
角度やバリエーションが豊富なイラスト付きで解説されています。
「どんなポーズも描きようがあるんだな」と思うきっかけになり、よりダイナミックな表現ができるようになった気がします。
3つ目の先生 保育所保育指針
実技試験の概要を再度確認していたら、こんな記述が。
保育所保育指針「保育の内容」の5領域における「ねらい」および「内容」を達成するために、保育士として実践上必要な知識、技能、資質の観点から評価します。
やっぱりバイブル強し!!
今までは、人物を的確に描くこと、保育所っぽく描くことを主眼においていたけれど、
「保育所保育指針のねらいや内容をオイラはわかってますよ〜」というPRも要るんですね。
また勉強だわぁ…。
ただ、筆記試験の時、「あと10時間あったら保育所保育指針を構造的に書き出して比較するなあ」と思っていた後悔は今解消されます。
もちろん絵の練習を兼ねて。
そして本気で読み込んだらとても参考になった、という話を出題予想とともに記事化することに。
4つめの先生…「大好きな絵本シリーズ」
二次試験(造形)を受けるとなった時に、真っ先に思いついたのは「これを口実に好きな絵本をいっぱい眺めよう」でした。
わたしが好きなのは、にしかわおさむ先生の「10ぴきのおばけ」シリーズ。
さっそく図書館で予約して取り寄せます…が!
出てくるのはおばけ、おばけ、おばけ、おじいさん、こいぬ、時々こども!
しかも絵も天才肌パターンの線と塗り!
うん…わかっていたけど…節目の時にもう一度眺めておきたかったの…。
色使いとかを参考にさせてもらってます。
何よりかわいいおばけと子犬が癒し〜!
5つ目 子ども本人
絵の練習をしていたら、時々子どもに見つかる訳で。
特に5才児とは会話ができるので、色々教えてもらえます。
「この絵が一番好き! 人がかわいい! 子どもが楽しそう!」
練習の方向性は間違ってなかったようです。
「でもどうして先生が1人しかいないの? 子どもが少ないの? ここ幼稚園?」
私もそう思うわ〜。
よく考えたら、保育士が絵を描く時って園児(子ども)のためなので、
我が子ジャッジってかなり貴重な資源ですね。
ワーママなので勉強時間もなかなか取れず子どもにも手がかかって大変ですが、
恵まれた環境を糧にこの調子で励みます。
ということで。
造形初心者で、はじめは「自分の実力のなさと直面するので、取り掛かるの怖い」から少しず努力しています。
私を導いてくれたのは
YouTube
本(一般向け含め)
子ども本人らの遊ぶ姿
好きな絵本
娘ジャッジ
この5つでした!
(余談)使っている色鉛筆
世の中では「柔らかく、発色がよく、お値段もお高い」色鉛筆揃えました〜!という呟きなども見えますが、私は
ミニオンズ 色鉛筆 50色
家にあったミニオンズ色鉛筆50色(新古品で1,000円くらい)で挑むぜ!
※持ち込むのは24色以内です
硬めなんですが意外に発色がいい!
三菱ユニも家庭に少しあるのですが、折れるのと肌色が薄い。
こちらは硬めの割に発色がよくて、何より折れない!
言語の方も練習中です。
あと1ヶ月弱。
こんな感じで、色んな方面から合格への保育網を狭めようと画策中です。
みんなで一緒に合格しましょう!