「おさかなアイパッチ」の型紙です(布アイパッチ)R6.3改定
とりあえず型紙見たいという方は目次をご利用下さい。
作り方は別記事で詳しく解説しています。
(R6.3型紙を改編しました。詳しい経緯はこちら)
改めて自己紹介
こんにちは。近藤ろいと申します。
関西圏で4歳と1歳の子どもを育てています。
4歳の娘は、3歳8ヶ月の時の健診の屈折検査で異常の判定がおり、眼科に受診。
左目に強い遠視があるため、ぼやけた世界しか見えておらず、放置しておくと左目をどんどん使わなくなってしまう「遠視性不同視弱視」だとわかりました。
普段は治療用眼鏡を掛けて、右・左それぞれ矯正しているほか、家庭では「布アイパッチ」を着けて過ごしています。
初心者でも1時間くらいで作れる布アイパッチの型紙を公開します
何やかんやで「ちょっ早で作れる布アイパッチ」の型紙が欲しかったのですが、インターネット上で見つけられる型紙って…ちゃんとしていて…難しいんですよ…。
連日、下の子の夜間対応もあり寝不足寝不足の私には無理っス無理っス。
買おうにも、届くまでに日数がかかる。
当の本人は、お医者さんに励まされて嫌がりながらもやる気あり。
タイミングを逃したくない!
とりあえず今手元にほしい!
という願いの果てに、簡単に作れる「おさかなアイパッチ」を編み出しました(より詳しい誕生裏話はこちら)。
完成品はこんなやつです。
R6.3から改訂版を出しました
初版はR5.11に公開しました。より遮蔽性を追求したものをR6.3に公開しています(詳しい経緯はこちら)。
ということで…
裁縫初心者でも1時間くらいで簡単にできる布アイパッチ「おさかなアイパッチ」の型紙です(R6.3改編)
型紙がおさかなに似ているので「おさかなアイパッチ」と名付けました。
印刷されるならPDFの方がきれいに文字が出ます。「実際のサイズで印刷」を選択してください。
具体的な作り方はこちら。
プリンターがなくても型紙を作る方法はこちらで紹介しています。
以下、補足説明&取り扱い上のお願いなどです。
おさかなアイパッチのいいところ
従来の製品より構造が簡潔です
軽いです。1個2.8g
眼鏡押さえ フェルト製にしたら端の処理が要りません。
行程が簡単です 3種類縫うだけでできあがります
つるを通すところ なくても何とかなります。いびつな円錐形のてっぺんにひっかけます。
プリンターがなくても作れます。
ハンカチ程度の布と、フェルトの切れ端と、針と糸とボタンを着ける程度の腕前があれば1時間くらいで完成します。
本人の顔と眼鏡と合わせてみてイマイチでも、作りなおすダメージが小さいです。
使い方はギュっと眼鏡を差し込むだけ! なので…
子どもさん本人でも直感的に装着できます。
ボタンやマジックテープが顔をひっかくかもしれないという恐怖から解放されます。
鼻に近い部分が曲線! なので…
くしゃみをしても、ギリギリ鼻水が付きません(重要)
眼鏡押さえの部分がフェルト! なので…
子ども本人のテンションもガチ上がり!
もちろんデメリットもありそうです
眼鏡押さえがフェルトなので、あんまり端を縫うと擦り切れてきます。
ガチガチに試験を重ねた商品ではないので、使うのは自己責任です。
(一応、うちの主治医はわが子についてはOKと言っていますが、万人に通じるものではない)
万人に通じる遮光性と遮蔽性を追求したものではありません。1mmくらいは上に隙間が空きます(うちの主治医の先生の場合、それでも物を見ているほどではないのでOKとのこと。実際、わが子の場合、着用して3ヶ月で視力は0.4→0.8に上がりました)。
作り続けた成果も公表しています。
デコレーションおさかなアイパッチ名鑑
https://note.com/megane_nannkome/n/n0ed6066a0b72
作成上のちょっとした失敗名鑑
作成上の工夫図鑑
遮蔽性を高めるための工夫
見栄えや作り方をよくするための工夫
使用上のお願い&注意点
「裁縫初心者」とは他でもない私のことです。ボタン付けに「うっ」となる程度の腕前と知識です。そんな人が作った型紙であることをご了承ください。
「とりあえず作ってみていい位置を調整したいけど、ベースになる簡単なアイパッチの作り方の型紙が欲しい」という同志に向けて公開しています。
ベースは「トマトグラッシーズ キッズA 43」です。お使いの眼鏡や、お子さんの顔の大きさや形、目鼻のパーツの配置に合わせて調整してください。
重ねてのお願いです。適切に治療成績を上げて頂くため、お手数ですが、お使いの際は、それぞれの主治医さんに「この程度の遮蔽でいいか」を訪ねてください。
ごちゃごちゃ注意事項を述べましたが、この型紙をもとに同じくアイパッチ治療をされる仲間の一助になりましたら幸いです。
近藤ろい
以下宣伝です
3歳児健診で見つかり、治療を受けることになった経過を描いた絵本を作ってみたり(有料販売しています)、
習慣化アプリ 「みんチャレ」で励ましあうチームを作ったりしています。
アイパッチつけさせるのしんどいわ!
という方のモチベーション維持になればいいなと思っています。
よければ覗いて見て下さい。
てはまた〜!