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習うより慣れろ!スーパーストアでLOD計算やってみた②

好きなお酒はレモンサワー
こんばんは。コロ助です。

というわけで、前回は1問解くだけで終わってしまったので、
今回も「LOD表現トップ15」を引き続きやっていきたいと思います!

それではやっていきましょう!

2. コホート分析

コホートとは同じ属性を持つユーザーグループを意味します。
今回は、「初回購入の年で顧客をグループ化」し、年次の売上への貢献度を比較していきます!

普通に売上推移を見てみる

年々伸びてて調子がいい感じですね!
このVizLODには顧客idは表示されていないので、LOD計算を使って「初回購入の年で顧客をグループ化」していく必要があります!

というわけで今回のLOD計算はこちら!

{FIXED [顧客 Id]:MIN([オーダー日])}

作成したLOD計算を色に入れる

見事、初回購入年の顧客ごとにグループ化が出来ました!

2018年のお客様で弊社は存続できております!
といったところでしょうか。
既存顧客ばかりで、新規顧客がほとんど獲得できていないのが見えますね。

これをさらに100%棒グラフにしてみる。

年々、新規顧客の獲得が減少傾向です。
本当に2018年のお客様がいなくなったらおしまいです・・・。

3. 毎日の利益 KPI

「営業日ごとの合計利益」で業績を評価していく!

早速ですが、今回のLOD計算はこちら!
※一つ目のみ

{FIXED [オーダー日]:SUM([利益])}
IF [利益_1日あたり] > 30000 THEN "高"
ELSEIF [利益_1日あたり] <=0 THEN "低"
ELSE "中" END

利益を高く出せる日が何月に多いのか?季節性を調べていく!

1月~4月、7月は利益の高い日が少なく、5月~6月、8月~11月が高利益が出やすい月となっている?

4. 合計に対する割合

「日本の全体で売上を見た場合」、都道府県別の収益貢献度はどの程度でしょうか。LOD 表現を使用せずにフィルタリングを行うと、合計に対する割合を再計算することになり、地域別の都道府県への貢献度が表示されてしまいます。

LODを使わないでやってみる
売上を色に入れ、合計に対する割合に変更

大阪の構成比が一番高いですね。
続いて、関西地域の詳細を見てみましょう。

おや?関西地域を100%として計算されてしまいますね。
これを日本全体で見るにはLOD計算が必要ということですね。

というわけで今回のLOD計算はこちら!

SUM([売上]) / MIN({SUM([売上])})

いやLOD使ってないじゃん!と思ったそこのあなた。
(はい!これを書いている自分です!)

よく見て!右のSUM売上を!FIXEDを省略して計算式書いてるよ!
(ほんとだ!自分で書いた計算式なのに気づかなくてしばらく考えこんじゃった!)

MINの意味は集計、非集計の混在回避なので、MAXやAVGにしても結果は変わらず?

計算を整理してみます。

①は合計の割合の計算
②はLODを使った計算

ほうほう。こりゃきちんと割合でないわけだぜ!

というわけでLOD計算Ver!

日本全体の合計に対する割合が計算出来てます!

これは実務で良く使いそうな計算ですね。
バシッと使えるよう、きちんと記憶しなければ!

と、ツラツラと書きましたが、まだ4/15しか進んでいないだと・・!?

つ、続く!


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