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特別支援学校からの発信「便利グッズまとめ紹介②文房具編その2【作図・図工など】」

前回に引き続き、今回は作図や工作に便利な文房具を中心に紹介していきます。

今回もたそさんのポストにお世話になっています。そして情報過多です笑。

ではすたーとー。


定規

長さを測るためにゼロから始まる物差しと、線を引きやすいようにゼロの前に余白のある定規。それぞれの違いはありますが、定規だと測るときにどこから測ればいいのかわからなくなり、端から余白を加えた長さを測ってしまう子がいます。

ゼロスタート目盛りだとわかりやすくなります。他にも、僕が学校で貸し出している定規はこんなふうにゼロのところに赤マーカーで印をつけています。「長さを測りたいもののはしを定規の赤い線のところに合わせるんだよ」と伝えています。

(写真は記者撮影より)

線や数字が見にくい場合は白黒反転のものがおすすめです。白黒反転のグッズや、パソコンやスマホ、タブレット、拡大読書器などの画面を白黒反転にしていた盲学校時代を思い出します。

滑って線が真っ直ぐ引けないという困り感のある子もいます。すべり止めのついた定規たくさんありました。

ゼロスタート目盛り

1.共栄プラスチック「メタクリル両切直線定規」

両端ともゼロスタート目盛りになっているので、長さを測るのに便利です。

(画像はtobiracoより)

2.共栄プラスチック「方眼定規15cm」

高さを測りやすいよう、縦目盛りがゼロスタートになっています。

(画像はtobiracoより)

3.共栄プラスチック「スマートルーラー」

こちらも縦目盛りがゼロスタート、幅25ミリの細身の定規です。

(画像はtoribacoより)

目盛りが読み取りやすい

ミリ単位の読み取りがしやすいよう工夫されている定規です。

1.新潟精機「SK 0基点定規 快段目盛 15cm OKJ-15KD クリア」

0センチと15センチのところが段になっていて、描き初めの始点がズレにくくなっています。またメモリが階段状になっているので、パッとみてわかりやすいのも特徴です。

この定規もある意味ゼロスタート目盛りですね。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.新潟精機「SK 快段目盛」

ミリ単位の目盛りが斜めに徐々に長くなっていくので、測り間違いが劇的に減り見やすいそうです。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.コクヨ「直線定規CL-R15」

こちらもウェーブメモリ(斜め目盛り)の定規です。透明のプラスチック製なので作図で使いやすいですね。

(画像は楽天市場より)

4.ツクワ「メタクリル定規」

数字に5センチごとに色がついています。また、5ミリ方眼があるので垂直や平行が読み取りやすくなっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

5.レイメイ藤井「見やすい方眼定規」

目盛りの5ミリ間隔に青い色味が付いていて、5ミリ方眼とあわせてミリ単位の読み取りがしやすくなっています。またすべり止め加工済みです。

(画像はAmazon.co.jpより)

6.コクヨ「本当の定規」

誤差が生まれないようにという思いから生まれた商品で、線ではなく面と面の境界線で位置を示す目盛りになっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

7.発明学会「23&78リバーシブル定規」

2,3,5,7,8ミリの目盛数字で、目盛線を数える手間を省き、ミリを簡単・正確に読みとれる定規です。

裏面は端から測れるゼロスタート目盛りになっています。

(画像は発明学会ネットショップより)

定規のシールも販売されていました。

視認性が高い

1.無印良品「両面目盛の定規」

黒字に白色の数字で見やすく、視認性の高い定規です。裏表に目盛りがあるので、左右どちらからでも測れるようになっています。

目盛りはゼロスタートになっています。

(画像は無印良品より)

すべりにくい定規

1.ツクワ「STAD定規」

すべり止め付きの定規です。目盛りも端から始まるので測り間違えが減りますね。

(画像はAmazon.co.jpより)

視認性の高い白黒反転のものもあります。

2.ソニック「ナノピタ直線定規」

すべり止めのあるナノピタとすべり止めのない面のリバーシブルになっています。目盛りも線を引きやすい余白ありと、長さを測りやすいゼロスタート目盛りとの2種類あります。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.mochimono「ピタットルーラー」「ピタットルーラー グリッド」

中央部分を押さえると定規が滑らなくなり、線を引くときやカッターを使うときにズレずに使えます。透明のアクリルとアルミの2面を使い分けられます。

(画像はAmazon.co.jpより)

すべり止めが付いた、ゼロスタート目盛りでステンレス板のついたプラスチック製「ピタットルーラー グリッド」もあります。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.井上製作所「フォロー定規」

裏面にすべり止めゴムがついています。また目盛りの数字が読み取りやすいよう、本体は黄色い透明になっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

5.レイメイ藤井「すべらないカッティング定規」

すべり止めつき+ステンレスエッジが付いているのでカッターを使っても定規が削れる心配がなく、工作におすすめです。

(画像はAmazon.co.jpより)

6.ゴムQ「Qスケール15」

シリコンゴムに覆われた定規で、軽く押さえるだけで作図のときにも動きません。

(画像はAmazon.co.jpより)

7.ソニック「プニョスケ」

プニョストッパーを押せばピタッと止まってズレなくなる定規です。

(画像はAmazon.co.jpより)

その他

1.サクラクレパス「小学生文具 直線定規」

押さえる場所がわかるくぼみがついていて、定規の使い方を覚えられるようになっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.ツクワ「モジサシ定規」

リーディングマーカーとして、教科書や本を読むときにもつかえる定規です。

(画像はツクワより)

3.ライオン事務器「ピックアップ定規」

端のエッジ部分が盛り上がっているので机から持ち上げやすくなっている定規です。またエッジ部分を厚紙やデスクマットに引っかかることで簡単に平行線が引けます。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.アーテック「単位換算定規」

単位の換算機能がついた定規です。

(画像はtobiracoより)

5.共栄プラスチック「マルチチェック定規」

赤と緑のラインを使って暗記チェックに活用できる定規です。

ゼロスタート目盛り、すべり止め付きでもあります。

(画像はtoribacoより)

6.共栄プラスチック「ヘイコウものさし」

平行線をきれいに引ける定規です。ゼロスタート目盛りになっています。

(画像はtoribacoより)

7.共栄プラスチック「左右利き手対応定規」

表裏で目盛りが左右反対からスタートするので、右利きでも左利きでもどちらでも使いやすくなっています。

(画像はtoribacoより)

8.日本点字図書館「触読用ものさし」

視認性が高く、目盛りを触って確認できます。

(画像は日本点字図書館わくわく用具ショップより)

三角定規

垂直や平行の作図で活躍する三角定規。

(画像は夏貸文庫より)

(画像は夏貸文庫より)

すべり止めやゼロスタート目盛りなど、作図のときに使いやすい工夫のある製品がたくさんありました。

1.共栄プラスチック「カラー三角定規」

カラーの目盛りがあるので、読み取りやすく、三角定規の直角がどこか一目でイメージできます。

垂直や並行の作図に便利なようにゼロスタート目盛りになっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.レイメイ藤井「先生おすすめ三角定規」

こちらも見やすく、滑り止め付きの三角定規です。垂直や並行の作図に便利なように直角からはゼロスタート目盛りになっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.ツクワ「STAD 算数三角定規」

角度が色分けされている三角定規です。直角の端からはゼロスタート目盛りになっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.ソニック「楽しく学習 三角定規」

色付きの辺が垂直と平行のときにわかりやすい三角定規です。

(画像はコジマネットより)

5.レイメイ藤井「見やすい白黒三角定規」

白黒反転で見やすく、ノートやプリントの上でもすぐ見つかります。作図のときに使う直角の辺はゼロスタート目盛りになっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

分度器

分度器下の余白に惑わされてどの線に分度器のどこを重ねたらいいのか混乱する子や、外側内側のどちらの数字を読み取ればいいのかわからなくなる(60度を120度と読み取ってしまう)子がいます。

僕が学校で貸し出している分度器には中心に赤い丸を、0度のラインに赤い線を赤マーカーで引いていました。そして最初は角度を測る問題の図の頂点に赤丸、0度のラインを重なる辺に赤線を引いて練習していました。

(画像は記者撮影より)

1.コクヨ「分度器 まなびすと」

30度ごとに数字が大きくなっているのと、放射状に色が読みやすく、また10度ごとの放射状に色が変わっているのとで、見やすく測りやすくなっています。

(画像はコクヨより)

2.ソニック「ナノピタ分度器」

すべり止め加工付きのナノピタシリーズの分度器です。

(画像はソニックより)

3.共栄プラスチック「GAKUNO アクリル分度器」

下の余白がなく0度から始まる分度器です。よく使う45度と135度の線があるのも便利ですね。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.共栄プラスチック「カラー分度器」

ゼロスタートで、90度で色分けされています。

(画像はAmazon.co.jpより)

5.アーテック「0(ゼロ)スタート」

こちらも余白のない0度から始まる分度器です。角度を測る向きの矢印がわかりやすいですね。

(画像はAmazon.co.jpより)

6.ツクワ「STAD 算数分度器」

ゼロスタートの分度器です。左右のゼロ度の辺りが赤と青で色分けされており、外側内側どちらから角度を測ればいいのかが見て分かるようになっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

7.Wertcott「スクール分度器ACM14376」

分度器の真ん中が空いてるので、測りたい角度の線にバーを合わせて角度を測りやすそうですね。

(画像はAmazon.co.jpより)

https://item.rakuten.co.jp/tosho-shop/acm14376/

8.レイメイ藤井「はし0(ゼロ)目盛り分度器」

こちらもゼロスタートの分度器です。ゼロスタートの分度器なので二つ合わせると360度まで測れます。

(画像はAmazon.co.jpより)

9.共栄プラスチック「全円分度器ゼロスタート」

0度からスタートし、360度まで測れる分度器です。数字が1つだけなので測り間違えしにくいかも。

中心に穴が空いているので位置を確認したり、印つけるのに便利です。

(画像はtobiracoより)

10.TBDBNR「フルサークル分度器」

針が360度回転するので、測っている角度が簡単にわかります。

(画像はAmazon.co.jpより)

11.TAKUMED「プラスチック角度計 ゴニオメーター」

(画像はAmazon.co.jpより)

コンパス

円だけでなく、二等辺三角形や正三角形などの作図でも必要になるコンパス。

(画像は夏貸文庫より)

でも力の加減がうまくいかないとすぐにズレてガタガタの円になってしまいます。苦手意識を持ってる子結構多いのではないでしょうか。

1.ソニック「くるんパス」

とっても有名なので知っている方も多いかもしれませんが、にぎってくるんと回すだけで円が描けるコンパスです。

難しい子はまず段ボールだと針が深く刺さって回しやすく練習におすすめとの情報がありました。

(画像はソニックより)

2.ステッドラー「マルス552中車式コンパス」

半径を定規で測って合わせるときに脚が広がり、半径がズレてしまう。回しているときに脚が広がってしまって脚が広がり、円がズレてしまう。

そんなときに中車式と呼ばれる脚の間の車を回して半径を調整するタイプのコンパスなら、コンパスの幅がズレないので安心です。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.ZHEJIA「マルチファンクションコンパス」

指先で押さえて使うコンパスです。通常のコンパスのように針で指を刺す心配はありません。定規としても使えます。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.ゴムQ「Qコンパス」

コンパスの持ち手にはめることで、安定して持ち手を回すことができる補助具です。

(画像はAmazon.co.jpより)

5.日本点字図書館「分まわし」

丸みのある方の端にある穴にピンを刺し、他の穴のいずれかに鉛筆やペンを入れて1周させることで円を書く道具です。

(画像はYouTubeより)

(画像は日本点字図書館わくわく用具ショップより)

他にも三角定規や分度器は触ってわかる目盛りになっていたり、ピンで刺して固定できる穴が空いていたり、三角定規は見えない子でも平行線が引けるように5mm幅のスライドスペースがあったりと使いやすい工夫があります。

6.ドラパス「サークルルーラー」

穴にシャーペンの先を差し込んでくるっと回すことで指定の半径の円が描ける道具です。

(画像はdisisaac.comより)

ハサミ

ハサミは刃の根元で切る感覚や、刃を開けるタイミングなどに難しさを感じる子が多いようです。また握力の問題で通常のハサミが使いにくい子もいます。

補助スプリング付きのハサミや持ち手に指を入れなくても持てるハサミ、押して切るハサミ、大人と一緒に練習できるハサミなどがあります。

安全なハサミ

1.クツワ「安全はさみ きっちょん」

怪我をしにくい刃先まで覆う樹脂カバーと押し切り刃、小さな力でもサクサ切れるスプリング機能付きです。

スプリングは握力のない子が、切るときに刃を開くのをサポートしてくれます。

(画像はAmazon.co.jpより)

よく切れるハサミ

1.PLUS「フィットカットカーブ ジュニア」

軽い力でよく切れるベルヌーイカーブ刃を採用したハサミです。テープがべたつきにくいフッ素コート加工もされています。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.コクヨ「エアロフィット サクサ キッズ」

よく切れるハイブリッドアーチ構造と、べたつきにくいグルーレス刃を採用したハサミです。

(画像はコクヨより)

3.クローバー「カーブはさみ」

刃が曲がったカーブ専用のハサミです。

(画像はAmazon.co.jpより)

通常のハサミが使いづらいとき

ハサミの柄に指を入れているのが難しい子や握力の弱い子にオススメのハサミです。

1.長谷川刃物HARAC「カスタ」

カスタネットのようなパッドを握るか上から押すだけで切断可能なハサミです。ハサミをうまく持てなくても使え、ばね付きなので少ない力でもまっすぐ確実に切ることができます。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.日本利器工業「みんなのはさみmini」

ハンドルが一体化したハサミで、手指が動かしにくい、握力が弱い方でも使えるハサミです。

自立するので置いて押すなど、いろいろな使い方ができます。

(画像はAmazon.co.jpより)

(画像はAVILITIESより)

3.アーテック「かんたんループハサミ」

ループ型で力を入れなくても切れます。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.「ロングループはさみ」

全ての指を使ってしっかり握れる大きなループのはさみです。全ての指で握れるので、しっかり力を込めることができます。

(画像はUEP SHOPより)

5.銀鳥産業「形状記憶カスタムハサミ」

はさみのグリップ部分を変形させて、使いやすい自分専用のはさみにすることができます。熱いお湯の中にいれることで、手で曲げられ、冷ますとその形が維持されます。

(画像はYahoo!ショッピングより)

6.アビリティーズ・ケアネット「片手ばさみ」

片手で押して切れるハサミです。

(画像は楽天市場より)


ハサミの使い方を練習する

1.「トレーニングはさみ」

後ろの穴に子どもが指を入れ、そして、子どもの手を包み込むように大人が握って前の穴を使ってカットするハサミです。大人が一緒に切ることで、ハサミで切る感覚を練習します。

(画像はUEP SHOPより)

(画像はスマートスクールより)

カッター

カッターはハサミ以上に危険も伴いますし、苦手というか触りたくないという場合もあるでしょう。まずは安全なものから、「使えた」「切れた」という感覚を大事に取り組めていければいいですよね。

安全なカッター

1.オルファ「キッター」

子ども向け安全設計のカッターです。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.コクヨ「フレーヌ」

スライド部分が上部にあるので誤作動が起きにくいカッターです。

(画像はAmazon.co.jpより)

一枚だけ切れるカッター

安全なカッターとも重なりますが、紙一枚だけを切れるカッターです。

1.スライス「プレジョンカッター

紙1枚だけ切れるカッターです。セラミック製の刃は刃先が丸くなっており、指先に当てても切れにくくなっています。

(画像は楽天市場より)

現在は生産が終了しているようで、類似品を掲載しています。

2.オルファ「一枚切りカッター キリヌーク」

本体に内蔵されたバネが刃の圧力を一定に保つので、使う人のチカラ加減に左右されず安定して一枚切りができるカッターです。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.ミドリ「一枚切り抜きカッター」

一枚切り抜き用のカッターです。ヘッド部分が回転するので、直線だけでなく曲線も切り取りやすくなっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

簡単に切れるカッター

1.長谷川刃物HARAC「Line(ライン)」

握って使うマウス型カッターです。本体上部についているボタンを押して、押したまま引くだけで自由に滑らせて切れます。

(画像は長谷川刃物より)

彫刻刀

1.サクラクレパス「グリップ彫刻刀SA」

安全カバーとグリップ付きの彫刻刀です。安全カバーは収納でき、慣れないうちは安全カバー付きでも使えます。

(画像は楽天市場より)

マット

工作マット

工作マットは、はみ出しを防ぐためにも使うものよりも一回り以上大きなA4やA3サイズがオススメです。

(画像はマイベストより)

それ以外にも強度の高いオレフィン樹脂のものや、メモリのあるものがつかいやすいです。

透明のものだとトレースするのに使えます。また折りたたみタイプだと持ち運びに便利です。

1.TAKAGI「M&Mカッターマット 」

10ミリ方眼と15度ずつの角度付きのマットです。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.ナカバヤシ「折りたたみ式カッティングマット」

折りたたみ式のマットです。インクが裏写りしにくくなっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

すべり止めマット

1.ゴムQ「Qデスクシート」

Qシリーズのマットです。紙が滑らなくなるので、紙を押さえずに片手で書いたり消したりできます。コンパス使用時は針がしっかり刺さるので安定して使えます。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.甲南医療器研究所「スベラナイト」
片手で置いた紙に字が書ける滑り止めシートです。

(画像はAmazon.co.jpより)

のり

塗りすぎたり、塗り足りなかったり、端まで塗れていなくて後で剥がれてきたら…そんな困ったを解決してくれる商品がたくさんありました。

テープのり

手が汚れにくく、量の加減も必要ないテープのり便利ですよね。慣れるまで使い方や力加減には注意が必要です。

1.コクヨ「ドットライナー」

テープのりの先駆けドットライナー。用途に応じていろいろな種類があります。

(画像はコクヨより)

2.コクヨ「ドットライナー スタンプ」

押してスタンプのようにも、キャップを開いてテープのりとしても使えます。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.ニチバン「tenori イチオシ」

スタンプタイプのテープのりです。

(画像はAmazon.co.jpより)

5.プラス「ノリノスポット」

ホッチキスのように使えるテープのりです。差し込み口に用紙を挟んで本体をカチャッと押すと、8.4×6 mmの四角形の糊が用紙の端にピタッと転写されます。

また本体のベースを開けば、スタンプのように押して使えます。

(画像はAmazon.co.jpより)

スティックのり

1.トンボ鉛筆「ippo!固形のり」

開けやすく、転がりにくい出っ張りのあるキャップが特徴の、ブルーの発色で塗ったところが一目でわかり、乾くと透明になる「消えいろタイプ」のスティックのりです。

(画像は堀商店より)

2.トンボ鉛筆「消え色ピットほそみ」

塗って青色、乾けば透明の「消えいろタイプ」のスティックのりです。細いペンタイプなので、はみ出しにくく、角や細かい部分も塗りやすい。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.コクヨ「カクノリ(スティックのり)」

ヘッドが四角いので角までしっかりぬれます。乾くまでは青色なので、ぬった場所も見て確認できます。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.コクヨ「グルー スティックのり」

こちらも四角いヘッドのスティックのりです。

(画像はAmazon.co.jpより)

シワなくきれい、色が消える、しっかり貼るの3タイプがあります。

(画像はコクヨより)

水のり

学校によってはスティックのりが禁止されているところもあるそうで…これらの水のりなら大丈夫そうでしょうか。

1.フエキ「プリントがきれいにはれるのり」

通常よりも水分量が抑えられているので、ヨレやシワになりにくい水のりです。

(画像は楽天市場より)

2.コクヨ「グルー シワなくキレイ」

こちらもシワになりにくい水のりです。四角いスポンジで角までキッチリぬりやすくなっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.ヤマト「アラビックヤマト 色消えタイプ」

塗ったところが蛍光の黄色でわかる水のりです。乾くと透明になります。

(画像はヤマトより)

4.コクヨ「カクノリ(水のり)」

ヘッドが四角なので角までぬりやすくなっています。逆立ち置きなので、のりがヘッド側にたまり、すぐに使えます。ボディも手にフィットする形状になっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

ホッチキス

1.マックス「サクリキッズ」

手におさまるサイズ感。軽い力で20枚までとじられるホッチキスです。替え芯50個を入れる場所もあります。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.プラス「フラットかるヒット」

こちらも軽い力で32枚もとじれるホッチキスです。

(画像はAmazon.co.jpより)

テープカッター

1.コクヨ「カルカット」

従来のギザギザの刃がテープを引き裂くテープカッターとは違い、刃の山谷全てが「刃」になっているので軽い力で切れます。刃もベタつきにくい。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.「ハリマウス」

修正テープのように片手で貼れるテープカッターです。

(画像はAmazon.co.jpより)

3.ニチバン「プッシュカット」

片手で押して切れるテープカッターです。両面テープのナイスタック用とマスキングテープ用の2種類があります。

(画像はPR TIMESより)

4.エイベクト「片手用OPPテープカッター」

段ボールの梱包作業などに役立つ片手用のテープカッターです。

(画像はAmazon.co.jpより)

押しピン

1.コクヨ「プニョプニョピン」

柔らかいプラスチックりんぐごと刺す、指先に針が触れにくい設計の押しピンです。落としたときにも針が上を向かないので安全です。

(画像はシモジマより)

穴あけパンチ

プリントの真ん中に折り目をつけるのが難しかったり、めんどくさくて適当な位置で穴を開けてしまう子もいるかと思います。

穴あけの位置がわかるガイド付きがわかりやすいです(ものによっては紙のサイズ位置を覚えるまで大変かもしれませんが)。

(画像はASKULより)

ダブルゲージは位置がわかりやすいですが、大きくて重いのが…。

(画像はAmazon.co.jpより)

軽い力で開けれる

1.マックス「スクーバ」

軽い力で穴が開けられるパンチです。ガイドも付いています。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.プラス「フォース1/2」

こちらも軽い力で穴を開けられます。ガイドは金属製で折れにくくなっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

パンチ穴補強

ファイルに綴じるとき、ファイルから取り出すときの力加減が上手くいかずパンチ穴から破れてしまうことありますよね。

1.コクヨ「ワンパッチスタンプ」

スタンプ式でパンチ穴の補強ができます。シールは詰め替え方式です。1穴タイプと2穴タイプがあります。

(画像はAmazon.co.jpより)

折り紙

1.できるびより「魔法のピタットおりがみ」

折り紙が苦手な方たちのために工夫されたものです。表面に凹凸があるので、机の上で滑らず折りやすくなっています。また裏面の角が強調されているので、角と角をピタッと合わせやすくなっています。

(画像はできるびよりより)

クレヨン

1.AND CHILD「スティック蜜ろうクレヨン<16本> /STOCKMAR(シュトックマー)」

蜜ろうクレヨンなので口に入っても大丈夫。そして嗅覚過敏でクレヨンの匂いが苦手な子も使用できたそうです(個人差はあると思います)。

(画像はAND CHILDより)

2.スタビロ「 3in1」

クレヨン、水彩色鉛筆、色鉛筆の3種類が楽しめるクレヨンです。木の軸があるので持ちやすく手が汚れにくく、芯が折れにくくなっています。紙だけでなくガラスにも描けます。

(画像はスタビロより)

3.mizuiro株式会社「おやさいクレヨン」「おこめのクレヨン」

天然由来の成分で作られた口に入れても安心なクレヨンです。

(画像はmizuiroより)

(画像はmizuiroより)

4.Y-PLUS「マカロンクレヨンピーナッツ形」

小さな手でも持ちやすく折れにくいピーナッツ形のクレヨンです。汚れても水で落とせるので思い切ってはみ出しても大丈夫です。

(画像はAmazon.co.jpより)

色鉛筆

持ちやすい色鉛筆

1.ぺんてる「くるりら」

クレヨンタッチの繰り出し色鉛筆です。繰り出し式なので、握っても手が汚れにくく、握って描いても折れにくいのが特徴です。長いままなので持ちやすいです。

(画像はペンテルより)

2.ステッドラー「エルゴソフト アクェレル 水彩色鉛筆」

三角軸なのですべりにくく持ちやすく、芯が折れにくい色鉛筆です。

(画像はステッドラーより)

3.ファバーカステル「ジャンボグリップ色鉛筆」

太い三角軸で、滑り止めのついた色鉛筆てす。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.BIC JAPAN「BIC KIDS」

硬く折れにくい芯と持ちやすい三角軸が特徴です。

(画像はAmazon.co.jpより)

色が濃い色鉛筆

1.三菱鉛筆「トイロノ」

軽い力でも濃く描ける色鉛筆です。柔らかい芯でムラなく、広い面の塗りつぶしもしやすくなっています。

(画像は三菱鉛筆より)

2.三菱鉛筆「油性ダーマトグラフ」

紙はもちろん、ガラス、金属、プラスチックにも描ける、芯が柔らかくて発色がいい色鉛筆です。

(画像はAmazon.co.jpより)

その他

1.パイロット「フリクションいろえんぴつ」

こすって消せるフリクションの色鉛筆です。消した部分はハイライトとしても使えるそう。

(画像はAmazon.co.jpより)

4.三菱鉛筆「ポンキーペンシル」

紙ロールなので柔らかく筆圧が低くても描きやすいのに折れにくい。そして混色ができて、紙だけでなく粘土やプラスチックにも描けるので図画だけでなく工作にも使えます。

(画像はAmazon.co.jpより)

5.サクラクレパス「小学生色えんぴつ」

ソフトカバーケースなので落としても大きな音がしません。鉛筆をとめるストッパーもあるので落としても散らばりにくくなっています。

(画像はAmazon.co.jpより)

カラーペン

1.ゼブラ「クリッカート」

乾きにくいインクを使用しているので、キャップのないノック式のカラー水性ペンです。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.サクラクレパス「洗濯でおとせるサインペン」

洗濯で落とせるので、汚れを気にせずのびのび描けます。

(画像はAmazon.co.jpより)

太いマーカーもあります。

習字

汚れない練習セット

1.呉竹「水でかんたんお習字セット」

筆に水をつけて習字の練習ができるセットです。乾かすと文字は消えるので何度も繰り返して使えます。墨で衣服が汚れる心配もありません。

(画像はAmazon.co.jpより)

2.あかしや「水書きセット」

(画像はAmazon.co.jpより)

3.水雲間「水書き書道セット」

(画像はAmazon.co.jpより)

マス目の大きさの異なる練習セットもあります。

4.木と字の神林「水書きグー」

(画像はAmazon.co.jpより)

5.くもん出版「NEWお習字ボード」

(画像はAmazon.co.jpより)

水で落ちる墨汁

汚れが落ちない代名詞の墨汁ですが、洗濯で落ちるものも販売されています。

1.サクラクレパス「洗濯で落ちる墨液」

(画像はAmazon.co.jpより)

2.呉竹「洗って落ちる書道液」

(画像はAmazon.co.jpより)

時計/タイマー

1.キャトル・セゾン「ふんぷんクロック」

外側に分を表す数字があるので、時刻を教えるのに便利な時計です。

(画像はAmazon.co.jpより)

卓上タイプや似たような壁掛け時計いくつかありました。

2.Time Timer「タイムタイマー」

きっとみなさんご存知、残り時間が目で見てわかるタイムタイマーです。種類もたくさんあります。

(画像はAmazon.co.jpより)

調べたら類似品がたくさん販売されていました。人気の証ですね。

3.ソニック「トキ・サポ 時っ感タイマー 時計プラス」

時間の経過とともに左側のタイマー時計とフィルムが回転し、色面が減っていくので、時間の経過を視覚的に実感できます。

後何分で何時何分になるなどの学習にも役立ちそうですね。

(画像はAmazon.co.jpより)

まとめ

ツクワやコクヨなどのメーカーは知っていましたが、ソニック、レイメイ藤井、共栄プラスチックなど商品を検索して記事にしていく中で知らなかったメーカーさんが、まるで子どもたちの学びを支える同志のように感じられました。

たくさんの便利で支援に役立つグッズ有り難いですね。勤務先でもどこかで紹介したいです。

こうやって調べていくのは僕自身にとっても勉強になります。来年小学1年生の息子とも一緒にいろいろと試してみたいなぁと思います。

便利グッズまとめ障がいシリーズ、まだまだ続けていこうと思いますので、気長にお付き合いいただければと思います。

ではまたよろしくお願いします。


参考にしたサイト

1.カラフルバード〜CBLD〜「使いやすい文房具の紹介」

2.togetterハッシュタグ「発達凸凹ちゃんが使いやすい文房具」まとめ(更新随時)不器用な人にもお勧め #発達障害 #ADHD #ASD #LD #視覚支援

3.自閉症スペクトラムの子たちと七転び八起き「発達障がいにも低学年にもおすすめの文房具」

4.できるびよりオンラインショップ

5.サイフクオンライン「特別支援グッズ」

6.TWIST「身近なユニバーサルデザインの文房具15選!あの消しゴムや鉛筆も?!」

7.発達支援機関Pre-Position「サポートツールリスト」

8.tobiraco「学習用品」

9.井上賞子note「支援ツール紹介33「分度器色々」」

10.赦し、信じて、手放すブログ「DCD(発達性協調運動障害)、ADHD、自閉症、不器用なお子さんへ学校で使えるグッズの紹介」

参考にした本

1.『発達障害の子のための「すごい道具」(安部 博志)』

2.『発達障害の子のためのできる道具(佐藤 義竹)』

3.『イラストでわかるDCDの子どものサポートガイド(中井 昭夫,若林 秀昭,春田 大志,小野 ひろみ)』

4.『みんなでつなぐ読み書き支援プログラム(井川 典克/高畑 脩平)』



表紙の画像はみんなのフォトギャラリーから選んだ文房具の写真です。