見出し画像

シェアしてください


先日、インテリアメーカーに勤める友人に

「楽天売上の底上げを図るため、友人にシェアしてもらう戦略を実施中です、7月までにノルマ100個売らなきゃならないので、大変です。お手隙の際で構いませんので、シェアよろしくお願いします!」

という内容のFBメッセージをもらった。

このメーカーさんには若い頃よくお世話になったメーカーさんで、ここのマネージャー(現在は外部委託)には今でもお世話になっている。

戦略立案者は友人。新マネージャーや社長がこの戦略にOKGOを出したようだ。


私は、非常に違和感を覚えた

結果、丁重にお断りさせていただいた。


脳内言語表現したいから、ここに書き留める。


今回の「売上を上げる」という会社のミッションと「ノルマ達成」という個人ミッションの背景に、私は何も感じない、むしろ嫌悪感を抱いた。

私は、FBでアクションする際は「自分がやったこと」「自分が面白いと思ったこと」「自分が理解し共感したこと」に対してUP、いいね、シェア、をする。

このシェアお願いは、相手のことを一切考えていない。

シェアぐらい、簡単でしょう?っていう背景が丸見えだ。

シェアしてもらって有り難い、感謝するという感情はないのだ。

シェアしたら、代わりにそっちも何かシェアしてくれるのか。

シェアしたら、報酬でももらえるのか。

私はFBの友人が1000人を超えている。

少なく見積もっても、500人ぐらいには目に止まるだろう。

報酬を得てもおかしくない、十分な広告となるのではないか。

与えてもらいたいだけの一方的なお願いを企業が個人にするのか。

このシェアは、私自身のブランディングにもよくない。

私から、発信したいメッセージがないのだから。

「友人がノルマ達成に頑張っているので、シェアします!」とでも言えばいいのか。

土曜の朝からメッセージでポコんと送ってきた友人に腹が立つ。

断ったとき、グッドスタンプを送ってきたのも苛つかせる。

そして、この戦略にOKGOを出した会社の現マネージャーや社長は正気かと思った。

お世話になった、素敵だと思ったあの会社は、もう過去のものになったようだ。

幻滅だ。

人が変わると、こうも組織は変わるのか。

本当に残念でならない。


とりあえず、元マネージャーの方に

「シェアをして欲しいと頼まれましたが、お力になれません。すみません」と送ったら

「それで正解」

と返事がきた。


どこと取引や仕事をするかじゃない

「誰とするか」

なのだ。


いいなと思ったら応援しよう!