我が家で最も真面目で実直な相棒、その名はルンバ。今すぐ買ったほうがええよ、これ。
ルンバ買ったのよ、ルンバ。みなさんご存知のお掃除ロボット。今更?って感じだけど、今更買ったのよ。ちょうどコードレスの掃除機の充電池が劣化して、1分くらいで電池切れちゃうようになって、掃除機買わなきゃなと思ってたところだったので。
え、充電池変えればいいじゃん、情弱か?と思ったそこのあなた。違うのよ。エレクトロラックス エルゴラピードってシリーズ使ってたんだけど、これ、いわゆるコードレス掃除機でありながら、ハンディ子機に分離できるのね。それがまた便利だったんだけど、この子機と充電池が一体になっていて、充電池の交換ができないのよ。子機自体を交換しないといけない。でもね、充電池劣化したから子機買い換えるかと思ったらもうその機種廃盤で売ってないわけ。結局新しいの買うしかないじゃんっていう悲劇。日本の企業だとこういう設計にしないよね。充電池別売りするか、子機ごと変えないといけないなら、かなりの長い期間子機の取り扱いしてる。でも、エレクトロラックスはあっさりだよ、あっさり。もう作ってませーん、以上、みたいな。
まぁ、今更それを嘆いたところでせんないことなのだけど、じゃ、新しいのなんか買うか、と。で、白羽の矢が立ったのがずっと気になっていたルンバ君。今って、結構安くなっているんだね、下位機種なら4万円前後。
ついつい無駄に上位機種欲しくなる悪い癖をぐっとこらえて、下位機種を購入。だって、別に上位機種の機能って、それがないと生きていけないほどのものはないんだよね。。。そもそもルンバって本当に便利なのかしらっていう疑念も少しありつつの購入だったので、まぁ下位機種でいいや、と。
そもそも我が家は共働きで子供が2人(6歳と4歳)なので、基本的にとても散らかっていて、汚い。しかも白い床のフローリングで髪の毛がめっちゃ目立つ。次引っ越すときは白いフローリングはやめようと思うくらい、人の髪の毛はよく抜けるし、超目立つ。そういうのがいたるところに散見されるとだんだん嫌な気分になってきて、ハンディの掃除機でゴーッと掃除するんだけど、結局ちゃんと掃除機もかけないと、あ、あそこにも。まだここにもあったとかってなるだけでストレスフルなのよね。
あと、めっちゃ床に物置いてる。だからルンバ、動けないんじゃないか疑惑もあった。なにも考えずに買い漁る本が、あなたは本屋さんですかとばかりに平積みされていたり、洗濯物は畳むところまで頑張っても、しまわれずに力尽きてたりすることも多い。ていうか、しまうのが一番めんどくさい。だって明日それ着ればいいじゃん、とかしまわないほうが効率的だとか、妙な独自理論を構築して自己正当化し始めたりする。
そんな環境でルンバ君は動けるのだろうか、、、というかそれじゃダメだと思うから、床置きやめるぞ、と決意しての購入なんだけど、結局床置きやめられずルンバも活躍できず、という最悪のストーリーがあり得るんじゃないか、と。自分のダメさは自分が一番よくわかっているのだから。
しかし、我は求めるのだ、変化を!
埃っぽい、抜け毛の目立つ部屋とはオサラバしたいのよ。だから、買った。買ったよ、ルンバを。
で、とりあえず買ったら使いたくなるやん。だからすぐ開封して、充電しながらとりあえず床に置いてたものをテーブルや椅子の上に置いて障害物を徹底的に排除。満を辞して、さぁ、行くのだ!ルンバよ!!GO! Roomba! GO! *1
そしたら、めっちゃ甲斐甲斐しく動き出したのよ。スイスイ進みながらゴチンゴチンとぶつかりながら進むルンバ君。小一時間、部屋全体を掃除してくれて勝手にドックに戻ってくれる。すげー。やっぱすげー。風呂入ってる間に掃除できるー、寝かしつけしてる間に掃除できるー、出かけてる間に掃除できるー。で、パコッとごみ貯まるところ外して見たら埃びっしり!!!やべー、部屋汚ねー、でもそれだけ綺麗になったということ!! ちなみに翌日も埃たんまり。ヤベー!部屋汚ねー!でも、それだけ(以下略)というわけでなんで今まで買わなかったんだろう、と思うほどに感動。
久しぶりに家電でこんなに感動したぞ。いまだに床置きのくせは治ってないけどルンバ使いたいからすぐにテーブルとかに避難させて使ってる。繰り返すうちに、ちゃんとしまうようにもなって来た気もする。というわけで、良い買い物したなぁっていう気分なのよ。浮いた時間で本読める。ていうか、本読んでるうちに掃除終わる。すげー。
なので、まだ買ってない人は買ったほうがいいよ、本当に。おら、本気でオススメすっぞ。
あとがき
ちなみにGO! Roomba! GO!って書きたいがためにルンバのスペル調べたらRoombaだった。これは「お部屋」を表す「Room」にダンスの「Rumba」を付けて、「Roomba」って解説しているサイトがあったけど、真偽のほどは分からなかったね、公式サイトのよくある質問検索しても名前の由来出てこないのよ。こういうの、公式サイトにちゃんと書いてあるといいなと思うんだけどね。wikipediaにも書かれてなかった。
ルンバをハックするという試みもユーザーの中で行われているらしくルンバのプログラミングを修正することを“Roombatics”(ルンバ工学)と呼ぶこともあるらしい。楽しそう、でも僕みたいな素人が手を出すと壊しそう!
さらにwikipediaによるとルンバが下に入り込んで掃除することができる家具と、ひっかかって入り込めない家具がある。ルンバ使用者の中には、ルンバが下に入り込んで掃除可能な家具を「Roombable ルンバブル」あるいは「Roomba-friendly ルンバフレンドリー」と呼ぶ人もいるんだって。
ルンバブル!いい響きだ。
ついでに、ルンバ(Rumba, Rhumba)とはキューバのアフリカ系住民の間から生まれたラテン音楽のこと。でもルンバにも色々あるそうで、キューバ元来のルンバと、1930年代以降ザビア・クガート楽団によりアメリカを中心に世界中に広まったとされるルンバは違うもの。また、社交ダンスで踊られるルンバもキューバで踊られるルンバとは違うものなんだって。ちなみに、トリオ・ロス・パンチョスのキサス・キサス・キサスとかはルンバの代表曲。
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