キンキーブーツ、観客総立ちで大盛り上がり。
先日Kinky Boots見てきた。
ブロードウェイでも大ヒットしたミュージカル、日本版は小池徹平&三浦春馬のW主演。日本版も2度目の公演で会場は以前見たことがあるファンも多かったような雰囲気。
代々靴作りをしてきた田舎の会社の息子チャーリー、継ぎたくもないのに父親の死で向き合わざるを得なくなる。でも、田舎の零細企業は大手からの契約も切られ倒産の危機。何かニッチな市場で画期的な商品を、ということで、ドラァグクイーンのローラをデザインーに起用し、男性が履いても壊れないブーツ製作に挑戦、ミラノで発表するのだー!というお話。
シンディ・ローパーの楽曲がイケてるのでノリノリのシーンは観客もめっちゃ盛り上がる。ラストは本当に会場中が立ち上がりスタンディングオベーションだった。
内容も一捻りしてあって、田舎町でドラァグクイーンは当然奇異な目で見られる。変態であり、アウトローなのだけど、チャーリーはそこを気にしていない、あるいは一定の理解があるように描かれる。でもそれは見せかけの受容で、心の底ではローラのことを変な人、だと思っていることが劇中口論の中で明かされ決別するシーンがある。
これって一周回って観客にも突きつけてるよね、自分たちも理解があるふりして腹の底ではどう思ってるんだ?って。多様性のあり方や、自分らしく生きる的なテーマにLGBTが用いられること自体が現実に置ける多様な性的価値観の受容がまだまだだからこそ成立することでもあるわけで。
まぁ堅い話はさておき、三浦春馬すげーってのと、チャーリーに恋する少女ローレン役のソニンもすごく上手だったのが印象的。あのコミカルさはこの作品になくてはならないものだよなぁ。サントラ、欲しい。
あれ、映画にもなってるのか。こっちも見てみよう!
ちなみに、映画が先のようでした。
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