【MLB30球場全部行く】コロラド・ロッキーズ(13/30)
2019年シーズン、勢いだけで一気に30球場を巡った話。(42日かかりました。)せっかくなので1つずつ思い出を綴ってみます。
球場について
チーム:COLORADO ROCKIES
名称:COORS FIELD
【経験に基づく超主観の情報 ※あてにしないでください】
交通アクセス:○
チケット価格帯:普通~安め
アイスクリーム
唯一無二のセルフサービス形式となっており、お子様にも大人気のようでした。メーカーはアリゾナのものと同じに見えます。レフトフィールド後方にアイスクリームショップの建物があり、支払後にカップ(ヘルメット)を受け取ったら、あとは好きなフレーバーを選んで自分でレバーをガッコンと引き、アイスを盛りつけるシステムです。トッピングのバリエーションも豊富ですのでオリジナルのアイスクリームを作れます。フレーバーは6種あり、とても迷ったのですがたしかヨーグルトとブルーベリーのツイストを選びました。(↓色はグレーっぽいですが、ブルーベリーです。)トッピングはオレオとチョコスプレーです。全フレーバーを食べたいところでしたが、レバーが重く、各フレーバーを少しずつ盛るという方法がとれませんでした。カップも小さいし。でもきれいに巻けたと思いますし、おいしかったです。
空いている間は自由に動き回れましたが、混雑してくると列に流されるので思うように欲しいフレーバーやトッピングをゲットできないかもしれません。早めに行くのがお勧めです。
日記
シアトルから午前の便でデンバーに飛びました。ここまで早朝便(4~5時空港入り)が多かったので、朝7時ですら空港が混んでいる感覚でした。
デンバーといえば、やはり標高が高いです。標高が高いからなのか着陸時にゴーアラウンド(と思われる動き)が何度もありジェットコースターのようでした。ふわふわふわふわ…一番記憶に残っている着陸です。話は飛びますが、宿で荷物を開けたら化粧水や日焼け止めなど液体系のものが袋の中で漏れており、さらに蓋を開けた瞬間ブシュッと飛び出しました。おそらくこれも上空で空気が膨張した影響だと思います。飛行機で飛ぶ点は同じなのに、標高が違うだけでこんなトラブルもあるんだなと驚きました。デンバーに行くことがあれば、液体のものはジップロックで2重梱包を推奨します。
デンバーでは、この旅では久々となるホステルに宿泊しました。ホテルと違ってほかの宿泊客と共有するスペースが多いので分かったことですが、球場から歩いてすぐのホステルだったこともあり野球ファンだらけでした。私の観戦日は翌日でしたが、到着日にはアトランタ戦があったようでブレーブスファンで溢れていました。翌日はレッドソックス戦だったのですが、言うまでもなく朝から洗面所では全身レッドソックスファッション(靴下なのに全身とはいかに)の女性とあいさつをかわし、レッドソックスファンを見ながら朝ごはんを食べ、早めに球場へ向かいました。やっぱり球場から近いところが一番です。空港から遠いとしても。
球場の前のタイルに「Take me out to the ball game」の歌詞が刻まれています。そういえば、ここまでたくさんの球場を巡ってきたから気づいたことなのですが、球場によって歌詞表記が分かれる部分がありました。
♪「Root root root for the (Blue-jays)」
♪「Root root root root the (Blue-jays)」
調べてみると元の歌詞は「for」であるようです。実際に「for」が多数派であるようですし、辞書によると英語の文章的にも「root for ○○」が適切なようです。私も「for」で歌ってきた気がします。気になって調べると(root♪の直前の部分も)「So Let's」と「Let me」の2パターンがありもうよくわかりません。違いが生まれた経緯についても結局分からないのでこれからも雰囲気で歌うことにします。
続きはというと「So Let's」でも「Let me」でもなく、「IT’S」でした。そう、ここは『ロッキーズへのルート(道のり)』です。(多分そういう意味ですよね?)ではタイルの案内に従っていざ球場へまいりましょう。
とってもよいお天気でした。標高も高いし、比較的涼しいのかと思っていましたが日差しが強くて暑かったです。
標高標高と繰り返しになりますが、MLBの球場の中でもっとも標高が高いので打球が良く飛ぶのが特徴です。ゆえにロッキーズで主に活躍した打者は評価が難しいみたいですね。この日も試合ではホームランがぽんぽん飛び出していました。
4階席の上部にシートが紫色になっている列があります。ここが標高1マイルのラインです。最近は残念ながら結構ガラガラなのでこのラインが見えなくなるほど満員になるとは限りませんが、紫ラインがわかる写真を撮りたい場合は早めの入場がおすすめです。(ただし、早めに入場する場合は、アクティブなゲートが限られている場合もあり、どこからでも入れるわけではないようなので注意が必要です。)
実際に紫の席の近くに行きたかったのですが、エスカレーターが上りのみの一方通行でしたので降りてくるのに時間がかかりそうだと思ってアイスクリームショップやグッズショップを先に回っているうちに4階席に行くのを忘れていました。
メインビジョンの形がユニークでかわいいです。小さいのですが2つ上の写真に全体が写っています。ロッキー山脈風です。
ブルペンの横には有名な「ちっちゃいロッキー山脈再現エリア」があります。(ちっちゃい云々は私がそう呼んでいるだけです。)あんまり分かりやすく撮れていないのですが、球場ごとにシグネチャーがたくさんあっておもしろいです。
こちらは人気のルーフトップ席のあたりです。場所で言うとライト側です。望遠+動画から切り抜いたのでこんな画質になってしまいました。眺めもいいし、バーもレストランもあって過ごしやすいからか人気の席のようで人がいっぱいでした。いつか行ってみたいですね。
ちなみに歌詞が表示されている通りまさに「Root root root for the ROCKIES♪」を歌っている瞬間です。レッドソックスファンが多すぎて私の周りでは「ROCKIES♪」は一切聞こえませんでしたが。私はいつでもどこでも「BLUEJAYS」で歌います。どこであろうと誰の試合であろうと自分の応援チームを叫ぶ(=関係ない試合も結構見に行く)のが普通みたいです。今回の観戦とは関係ないですが、普段テレビ中継を見ていても全然関係ないチームのユニフォームを着た観客が映りこむことがよくありますよね。チームを問わず、スポーツ自体が面白いという証明のようで私は好きです。
当日の私の日記的メモを見返すと、ストーリーのモノマネコーナーがあっただの、ポテトの塩の量がすごいだの、6回にラッキーローにコーヒーが配られるイベントがある(ランダムで客席のうち1列を選び、その席の観客に無料でコーヒーが振舞われる)だの、楽しそうな様子が伺えます。
ロッキーズを見るのはこの試合が初めてであり、レッドソックスも同様に初めてみました。(ここまで訪れた中で対戦チームとして見ることもありませんでした。)ミーハー女なのでアレナドTシャツを買いました。私はいまだに赤いアレナドに慣れません。
ていうか写真撮った人全員いなくなっています。
試合はというとたくさんのHRを経てハイスコアでした。期待通りの試合が見れて満足です。
試合終了後、歩いて帰りました。宿が近かったので利用することはなかったのですが、試合が終わると球場出口に人力車がたくさん待機しています。英語では「Rickshaw」と言うそうですが要するに「(ジン)リキシャ」なのでまあそのままです。ちょっと乗ってみたい。
野球には関係ないのですが、宿泊料金の支払い関連でトラブルがありました。とってもいいホステルだったのですが、事前に払っていたはずのデポジット料金をチェックイン当日にも請求され、オンラインで支払い済みである旨を伝えても「記録がない」とのことだったので(自分を疑い)その場で支払いました。そのあとホテル予約サイトとクレジットの支払い記録を再確認したところやはり支払い済みだったので、フロントに伝えると謝罪とともに「取り消しておきますね」と言われ安心していたんですが、結局翌日まで取り消しされず、チェックアウトの時にもう一度確認しようと思っていました。今回も案の定早朝便で移動だったので朝4時頃に宿を出たわけですが、その時間のフロントには警備員さんしかおらず…。仕方がないのであとで電話することにして、空港の待ち時間がとても長く暇だったので宿のレビューに「いいホステルでした!二重請求され、取り消しすると言われたにも関わらずいまだに返金されていない点が残念です…!」的なことを書いたらびっくりするほどその直後に返金されました。レビュー見てるんですね。アメリカでの戦い方を学んだように思いました。
ただこのホステルは今回の旅で泊ったホステルの中でもダントツ清潔感があり、内装や飾り、雰囲気含めて一番よかった場所です。(でも次はホテルがいいな!大きいホテルのデポジット返却はすごく早い。)
関係ない話をたくさん挟んでしまいましたが、イメージほど治安も悪くなく、楽しい滞在でした。次はヒューストンに飛びます!
アメリカのスポーツリーグが好きすぎてワーキングホリデーで留学。(2019年秋に帰国) 英語を学び、スポーツ観戦に明け暮れ、そんな経験をシェアしていきます。 英語学習についてと野球観戦記を中心に更新しています。