【MLB30球場全部行く】アリゾナ・ダイアモンドバックス(9/30)
2019年シーズン、勢いだけで一気に30球場を巡った話。(42日かかりました。)せっかくなので1つずつ思い出を綴ってみます。
球場について
チーム:ARIZONA DIAMONDBACKS
名称:CHASE FIELD
【経験に基づく超主観の情報 ※あてにしないでください】
交通アクセス:○
チケット価格帯:普通
アイスクリーム
探しましたがなかなか見当たらなかったので「ここでも取り扱いがないのか」と思い、代替アイテムを見つけたので買いました。『スーベニアカップ』といって各球場で売っているオリジナルデザインのプラスチックカップ(紙カップと異なりドリンクを飲み終わった後も記念に持って帰れる!)があるんですが、なんとアリゾナではヘルメット風のフタがついていました!全球団でこれ販売してほしいですね。アイスクリームのヘルメットと似たようなサイズでしたので、ちょうどよくかわいいです。上から飛び出ているのがストローです。
ところがどっこいヘルメットアイスクリームもちゃんと売っていました。小さな売り場でしたので見落としていたのかもしれません。アイスの専門店ですので販売場所は(当時)1箇所のみと思われます。スーベニアカップが12.5ドルでアイスが8ドルでした…。
チョコレートフレーバーをオーダーしたところ、販売員に「どうみても○○だよね」と言われて渡され、ブチ切れそうになりながらも水分が少なく溶けにくいタイプで深みのあるチョコレート、普通においしかったです。注文してみるまでわからないのがネックですが、チョコレートが不向きなメーカーもあります。お気をつけて。
ちなみに販売場所は異なりますがコールドストーンによるビッグヘルメットアイスクリームも売ってました。(本物のヘルメットぐらいのサイズで、シェアの目安は4人とのことでした。)
一瞬でヘルメットを2つ手に入れた私でしたが、9球場目にして球場ごとにアイスクリームのタイプが分かれることに気付きます。次回以降分類していきます。
日記
アイスの話はさておき、アメリカをぐるりとまわるにあたって気候の違いは事前によく調べるようにしていました。サンディエゴで寒さにやられて痛い目にあったのもあります。iPhoneのお天気アプリにこれから行く都市を登録していたのですが、アリゾナだけは毎日40℃越えでビビっていました。飛行機を降りたら、まず空港のWi-Fiに接続するのが習慣になっていましたが、Wi-Fiに接続するとたいてい「Connected successfully」とか「Welcome to Airport Wi-Fi!」というような接続完了のメッセージが出ます。ところがアリゾナ州フェニックスの場合はまず現在の気温が表示されました。
こちらは私のiPhoneのスクショですが、こんなん笑う。
当時の日記というかメモを見返すと、この日はオークランドからフェニックスへの移動日だったようです。旅行中ハードスケジュールだった記憶しかないので忘れていました。空港からホテルへの移動以外予定がなかったので空港で結構ゆっくりしました。アリゾナの空港は砂漠を思わせるデザインがとてもかわいく、使った空港の中でいちばん好きかもしれません。お土産屋さんで小さいサボテンが売っていたり、壁紙やフロアのデザインがユニークだったり、スタバの限定グッズもかわいかったです。アナウンスの第2言語はスペイン語でした。
空港出口の扉を開けた途端、炎のような気温で本当に笑ってしまいましたが、Uber乗り場で携帯を落としてなくしたり、探しに戻ったり(幸い見つかりました。感謝。)しながら、ホテルに向かい翌日の試合に備えてゆっくりしました。
翌日、開場時間に到着できるようにUberで球場に向かいました。市内の中心地にあるので球場の近くに泊れば歩いて行けそうです。というより、Uberの運転手さん曰く「帰りはすごく混むよ。僕も試合のあとは稼働避けてるんだよね。」とのこと。つまり、試合のある日の帰宅ラッシュの時間帯は、Uberの利用者が多すぎてピックアップ(運転手と利用者が会うの)も大変、道の混雑もひどく、ストレスフルだから運転手としても嫌なんだそうです。可能なら球場から徒歩圏内に泊まるのがお勧めです。
気温40℃超えの中、外気から逃げるように入場すると当たり前ですが空調が抜群に効いていて安心しました。入場時にいきなりタンブラーがもらえました。メジャーリーグではギブアウェイと言いますが、入場者全員プレゼントつきの試合が多くあります。(数が限られている場合もあります。)ポスターやパンフレットのような紙媒体のものから、ユニフォームやタンブラーなど様々なグッズを配布している印象です。有名なのはボブルヘッドですね。お子様限定の配布品もあります。この日貰ったのは、ステンレス製?で球団ロゴが入ったタンブラーでした!入場後即片手がふさがり、前述のヘルメットつきカップの購入で両手がふさがり、さらにアイスを食べ、無事詰んだのでグッズショップでビニールのバッグを買いました。
写真を撮るために上の階に行きたかったのですが、なぜか係員さんに「エレベーターどうぞ」と勧められ、戸惑いながらも業務用どころか機材も運べる(6畳1ルームぐらいの)超巨大エレベーターに1人で乗せられ最上階へ。
ガラス部分から差し込む日差しも相まってとてもきれいでした。
夏は暑いので屋根を開けることはないと思いますが、開閉式スタジアムです。現地の方に「来るなら春がおすすめ」と言われましたし、次は春頃、屋根の開いたスタジアムを見てみたいです。ガラスの部分はありますが、あまり日向とかまぶしさとか気にせず席を選べそうです。スペイン語でのアナウンスも多めでした。
個人的に縦型ビジョンがたくさんあったのが印象的でした。
レフト側にある、他試合の経過ビジョン。(見ての通りオーロラビジョンではなく、電光掲示板という感じ)「P」の表記があるのがかなり珍しいですね。
アリゾナ名物、レジェンドレースもちゃんと見ました。今年のプレーオフでも見る機会がたくさんありましたね。
2019年シーズン、Dバックスには平野選手が在籍していました。登板はなかったので姿はお見かけしませんでした。(一応試合前にブルペンを覗いたのですが、早すぎたようです。)
こちらは正面から。ガラガラなのは試合前だからです。当時の日記に「三振で大歓声。あたたかい」とありました。野球が大人気!という地域ではありませんが、あたたかいファンが多いようです。
この日はジャイアンツ戦でした。もっとも、数日前に本拠地で見たばかりでした。写真を見返すとほぼほぼピラーです。この日は絶好調だったようです。申し訳程度にエスコバーの写真もありました。2023年現在アリゾナには元ブルージェイがちらほらいるんですけども。
なんだかんだで試合を見終え、出口へ向かいました。行きのUberで告げられたようにUber乗り場は混むことが予想されましたので、少し遠くまで歩いた場所でUberを拾おうと思いました。球場出口の扉を出た瞬間、熱気が私を襲いまたも笑ってしまいます。キャンプファイヤーで火に近付いたときってこんなかんじだったなと思い出しました。(おおげさな表現ではないです。)球場内がキンキンに冷えていたので試合前に買ったドリンクの氷がまだ残っていたのですが、球場を出て5分も経っていないうちにドリンクを飲むと、氷が溶けたどころかぬるいんです。嘘じゃないです。容器ももちろん暖まっていました。私の中でアリゾナでの一番の思い出がこれです。衝撃的過ぎて試合の内容なんて正直覚えちゃいません。
5thストリートがUber乗り場になっていたようですが、案の定激混みで乗れなさそうでしたので、暑さで苦しみながらも別の通りまで移動し、Uberを無事ピックアップしホテルへ戻りました。当時の日記に「運転手はアナハイム出身のフィリーズファン」と謎のメモがありました(笑)そんな人いるんでしょうか。
とにかく衝撃的な暑さでしたのでアリゾナは野球に関係ない余談が多くなりました。次の日は早朝便でLAへ飛びます。