愛情表現
眠る直前と寝起きは、人の素が出ると思う。
取り繕う余裕のない、ありのままの姿。
かくいう私は、産後とても寝起きが悪い。寝ている間も息子に意識が向かっているので、寝ている気がしないし、明け方最後の寝かしつけをして、よし眠るぞ!というタイミングで朝を迎えるからだ。
と、このまま愚痴っていては「愛情表現」に辿りつかないので、本題に戻すと・・・
息子が眠りにつく時、私にとって最高のご褒美が現れる時がある。
多くはゴロゴロしながらコテンと寝る。
週に1回くらい、「眠れない〜〜〜」と暴れる。
そして、それよりも低い頻度で、デレデレタイムがやってくる。
楽しい笑いではなく、溶けるような笑顔で、徐々に眠りにつく息子。
可愛い、愛しい、ずっと見ていたい、このまま時間が止まればいいのに!!!という、恋愛にも近いような、というか、恋愛でも感じたことのない多幸感に包まれる。
最近は、これに合わせ技で、「ぎゅう〜」が加わった。
泣きそうに嬉しい、大切な時間。
※「ぎゅう〜」とは・・・
息子は、まだ「好き」という言葉を持たない。
毎日、私から浴びているけれど、その意味を理解しているかもわからない。
わからなかった。でも、「ぎゅう」は「大好き」の現れなのだ。(絵本『ぎゅうってだいすき』によると。)
これが、私に都合のいい解釈なのは、わかっている。
だけれど、もしかしたら、息子も感情を理解し、伝えようとしているのかもしれない。
あと10日ばかりで、息子は保育園デビューをする。平日の半日は離れて過ごすことになる。
今も膝に抱きかかえてnoteを書いているけれど、これは休日の贅沢になる。
あー、ずっと一緒にいたいし、ずっと見ていたい。
けれど、それは私のエゴなんだろうな。
この1年8ヶ月。私は自分の選択で息子と過ごすことを選びました。昨年4月に復職する可能性もあったけれど、今年になって本当に良かった。日に日に変わる息子を側で見られて本当に良かった。
子育てはこれからもまだまだ続くのに、終わりを迎えてしまうようで、卒業のようで、寂しさでいっぱいです。
きっと、復職したら、忙しくてそれどころではなくなって、感情的になってしまうことも出てくるかもしれない。
その時は、このnoteを読み返そう。
私がどれだけあなたを好きか、大切に思っているか。
互いに愛情を伝え合える家族でいようね。