【新ブランドはやっぱり気になる】 アロフト・バンコク
新しいホテルがオープンするのはもちろん気になりますが、それが新しいブランドだったりすると気になる度合いは倍増✨ そんなホテルの話。
Aloft Bangkok Sukhumvit(2011年開業)
開業当時はSPGの傘下だったアロフト。2012年にSPGの会員プログラムに入会して、その年はとにかくSPGのホテルばかり選んで泊まっていて。
シェラトンやウェスティンは日本にもあるし有名だから知っていたけど、当時は「アロフトってなんだ?」という認識。それもそのはず、世界での展開が始まったのは2008年と、当時は若めのブランド。
Wホテルのスピンオフみたいな感じでブランドが立ち上げられて、構想としては「Wの世界観をもちつつ、もっとカジュアルでリーズナブルなホテルを」と考案されたアロフト。ブランドの立ち上げから実際に第1号のホテルができあがるまで3年近くかけているのもすごいこと。
当初は北米を中心に開業して、アジア初上陸だったのが、このバンコクのアロフト✨ 開業が12月だったから2012年はまだまだラックレート。こんなにお洒落で綺麗なホテルに、こんな価格で泊まっちゃってホントにいいの⁈ と。今でこそアロフトに限らず、こういうデザイン性が高くてカジュアル価格なのに清潔感のあるホテルが増えたけど、当時は斬新だった✨
ナーナーでいちばん繁華していると言ってもいいストリート沿いにあって、このSoi(通り)だけでマッサージから食事から夜遊びまで完結しちゃう😆 ひとり旅だったけど、遊ぶには最高の立地✨
アロフトがブランドとして卓越しているのは、超大物建築家デイビッド・ロックウェルさんが監修したハイパーお洒落な空間に仕上がっているからということもあるけど、ブランドが立ち上げから実際にホテルが建てられるまで、先に仮想空間でアロフトを披露しちゃったところ!
宣伝の効果もあるし、デザインの検証なんかも兼ねていたらしいんだけど、実際の世の中に建つ予定のホテルがバーチャル世界でひと足先にお目見えさせるって、すごいワクワク✨
こうして感度の高い人たちを惹きつけておいて、現物ができたとき「バーチャルで見ていたのと同じだ!」と話題に。実写化みたいなものだから、バーチャル空間のアロフトに慣れ親しんでいればいるほど、実物に「わぁぁ!」となるよね。
アジア初上陸から10年も経って、ようやく日本にも初上陸。というか、このクラスのホテルが日系・外資系ともに百花繚乱。ついていけない💦 と嘆きそうになるけど、やっぱり新しいブランドの立ち上げにこめられた思いや考え抜かれたデザインを知るのが楽しくて、やめられないのです✨
・トップの写真は公式サイトのものを利用しています
新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨