【メゾン×ホテル】 ヴェルサーチホテル
来年、東京にブルガリホテルができるとあって話題になっているメゾン×ホテル。ちょっと地味ではあるけれど、実はブルガリより先にホテルを始めた高級メゾンがあるんです。
PALAZZO VERSACE GOLD COAST(2000年開業)
まるで宮殿な建物の正面には、ヴェルサスといえばのメデューサが迫力あるカメオでお出迎え。迎えられているというより、睨みをきかせているかのようではあるけれど・・
臆さずエントランスを一歩中に入ると、圧倒的に煌びやかな内装。ファブリックは全てヴェルサスのもの。ソファの張り布もクッションも!絢爛豪華、ものすごく派手✨
開業当初に伝え聞いた話では、客室にあるヴェルサーチ製クッションは持ち帰り防止のためチェーンで繋がっているということだったけど、すごすぎない⁈ それでも持ち帰った暁には相応の代金が請求されるとか😂
一見ものすごく派手に見えるファブリックだけど、ソファに座ってみると座り心地も上々で意外と落ち着く。素材が良いものだからなのか、派手な色合わせに見えたデザインも人物を抱くと案外シックに映えるのが驚き。
アメックスのトラベルデスクにホテル選びの相談をしたとき「新婚旅行なんかでは人気ナンバーワンのホテル」なのだと聞いたけど、その時はメゾンが手がけるホテルって今ほど主流でもなく、なんだか小恥ずかしい気もして向かいのシェラトングランドを選択。
ロビーからの景色はシェラトングランデのほうが良い気がするけど、ヴェルサーチホテルは大人になるほどその良さを実感するように。私はイタリアもイタリアのメゾンも大好きなんだけど、前世カフェで「いくつか前の前世でイタリア人だった」と言われたことと関係あるかな🤣
私が行く時がたまたまなのかもしれないけれど、昼下がりのラウンジル・ジャルダンは貸切みたいに空いていることが多くて、ゆったりとした時間を過ごせる♡
ホテルの中を優雅に歩いている方々は、みなさん生粋のリッチピーポーらしく、オーストラリアという土地に合わせたカジュアルな装いなのに、佇まいがとても上品✨
プールがあるお庭に出るには客室キーがいるから、どなたが宿泊されている方なのか一目瞭然。いかにも上等そうな白い麻の開衿シャツに、これまた上質そうなコットンのベージュのショートパンツを合わせたおじさまが手ぶらで優雅にお庭に出ていかれるのを、私は指をくわえて見ているだけ🥹
ずっとお茶で満足してたけど、こんな記事を書いていると泊まってみたくなってきた。開業から22年が経つから、そのうち改装の発表があるんじゃないかと期待しつつ機をうかがおうと思います😆
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