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【温泉マニアが虜になった宿⁈】 龍リゾート&スパ

2016年に発刊された祥伝社新書に「究極の源泉宿73」というのがあります。今回はその中で「温泉マニアが虜になった宿 ベスト10」として紹介されていたホテルの話です。

龍リゾート&スパ(2013年リブランド)

飛騨高山にある、素晴らしいお湯のホテル✨ なんですが…

いや〜、なんというか話題の尽きないホテルのようで。正直、書くかどうか相当迷いましたが・・、まあ、ありのままに書いてみようと思います。

冒頭でお伝えしたように、このホテルを知ったのは2016年発刊の小森威典さん・飯沼覚寿さんの共著で温泉マニアが推す宿として紹介されていたから。

本当の温泉マニアは、循環風呂で大量の消毒薬を投入された「模造温泉」には見向きもしない。彼らが望んでいるのは、本物の源泉100%かけ流し温泉だけだ。

(小森威典/飯沼覚寿, 究極の源泉宿73, 祥伝社新書, 2016)

「湯船から溢れ出た湯は、一滴も湯船に戻さない正真正銘の源泉100%かけ流し温泉」として紹介されていて、ものすご〜く気になって。高山に行くことになったとき、観光の中心地からはいくぶん外れた場所にあるにも関わらず「ココに泊まってみたい!」とお願いして行ったホテルです。

無知で無謀で無防備なんだけど、高速ICから5分と聞いて真冬なのにチェーンも装着せずに行ったのが大きな大きな過ち。車通りがない山道で、積雪あり⚠️ こんな道とは😨 恐る恐る、ほんとうに少しずつ走行してなんとか到着。途中で怖くなってホテルに電話したもんだから、スタッフのみなさん総出で車寄せまで出迎えてくださって。本当にご迷惑をおかけしました🙇

そうやって必死に行った甲斐あって(必死なのは自分が悪いだけ&心底反省しています💦)お湯がもんのすごく気持ち良すぎた!

浴場には大きな湯船とは別に、一人で寝そべって入れるタイプのバスタブがあって(サムネ写真をご参照ください)。なんと!お湯は入浴するたびに総入れ替え!蛇口をひねって自分のためだけにお湯をためるの♡ もちろん蛇口からは100%かけ流しの源泉が✨

このホテル、元はオハヨーサンホテルという名前で営業していたもの。20代で物件を取得された方が経営されていたんだけど、ホテル周辺の広大な土地も買い取る運びに・・・。

その広大な土地は「天からの授かりもの」だと思ったオーナー、これまた色々ありつつも掘削したら温泉が湧出たというね(端折りすぎだけど、実際の話は小説みたい✨)。

その時にホテル名を現在の龍リゾート&スパに改称して、館内もリニューアルして再オープンしたそう。

とっても素敵なホテルなのに、なぜ書くことを躊躇したのかというと・・

私が宿泊した半年後に集団食中毒があったみたいなんです。ただ、公式サイトでも事実を認めた上できちんと説明がされていて、厨房も新しくされていて。個人的には好印象なんですが、しんどい思いをされた方がいるのも事実なので。

私が泊まったときは朝食だけホテルで食べたんだけど、美味しかった朴葉味噌が忘れられない(以来、高山に行く度に朴葉味噌を注文するんだけど、このとき食べた以上のものにまだ出会えてない)🥺

高山に行くときは歩いてブラブラできる市街地を選んでしまうから泊まったのは一度きりだけど、あの極上のお湯(あと朴葉味噌😆)は何度も何度も思い出す。

温泉が最高の季節になってきたし、またお湯に浸かれるホテルに行きたいな〜✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

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