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【待ち遠しい衣替え】 著名建築家ホテル①⑦ リーガロイヤルホテル
買収や提携で目まぐるしくオーナーが変わるホテル業界。今回は、世界の巨大ホテルチェーンの傘下入りしたホテルについて✨
リーガロイヤルホテル(1965年開業)
大阪の迎賓館と言われるリーガロイヤルホテル、公式サイトによるとルーツは1935年に開業した新大阪ホテルだということだけど、いまの場所にホテルができたのは1965年。大阪ロイヤルホテルという名前で開業して、いちばん背の高いタワーウイングは吉田五十八さんが手がけて1973年に竣工したもので、ホテル名にリーガがつくようになったのは1990年代からと歴史あるホテル。
外国資本のお洒落な高級ホテルがどんどんできても、なぜか魅力を感じてしまう大阪のリーガロイヤル。名称に時代を感じてしまうロイヤルヘルスクラブ(会員制のジム&プール)には地元のおじいさまとおばあさま会員も多くて、政財界要人からの要望でつくられたというホテルだけに "西の上流階級が集う場" としての機能が健在。
コンセプトフロアを取り入れるのも早くて、2005年に誕生した4フロアあるナチュラルコンフォートフロアは 花・空・海・森 全てのフロアを制覇してみたくなったし、花見ルームなんかのコンセプトルームの取り組みも素敵で、ついつい惹き寄せられてしまうホテル。そんな西の老舗ホテルも経営難で外国資本の手に😢 ホテル建物と土地に加えてロイヤルホテルの株まで買い占めることができるなんて、アメリカの企業の規模ときたら。
でも!みんな大好きIHG傘下のヴィニエットコレクションのホテルに衣替え✨ 現在、大規模な改装プランが進行していてお披露目は2025年の予定と少し先にはなりますが、今月からIHGワンリワーズの特典利用が始まっています😍
そもそもヴィニエットコレクション、2021年に誕生したばかりの世界でまだ6軒しか展開していない新ブランド。IHGではハイエンドの位置づけで、そのホテルならでは、その場所ならではの素敵なアクティビティが用意されているそうで、泊まってみようと目下ロックオン中のホテルが大好きな豪州にひとつ😆
そんな大注目のヴィニエットコレクションへの大規模改装プランが進行中のリーガロイヤルホテルですが、上述した会員制クラブのプールは2年前にリニューアルされているし(利用料金は少しお高い6600円だけど、アネックス館のプールより高級感あり)、その前にはプレジデンシャルタワーズ専用ラウンジが改装されたり、ジムも4年前に新しくなったりと新陳代謝も十分。客室の一部もちょこちょこリニューアルされていて、その度に気になるキャンペーンが打ち出されたり。
目と鼻の先にコンラッドがあるけど、著名な造園家が手がけたお庭も必見だから、喫茶だけでも訪れる価値のあるホテル。川が流れる意匠のメインラウンジにある紫雲シャンデリアは個人的に大好きで、思わずトップの写真に選んでしまった。
リーガといえば朝食をランチに振り替えられるのも嬉しいサービスで、こちらはIHG傘下になっても健在。レイトアウトとの合わせ技でぐうたらデイを過ごすのも、みんなが朝食を摂る時間はプールで過ごしてチェックアウト後にランチ利用するのも、リーガらしい過ごし方。
IHGメンバーはかなり厚遇してもらえる印象で、デラックスフロアとナチュラルコンフォートフロアの専用ラウンジ(昔はここでチェックインできたけど、今は残念ながらリーガ名物の長蛇の列に並ばないといけなくなりました)はセルフの簡易的なものだけど、IHGメンバー向けに区切られた一角ではお酒やおつまみの提供があったり、会員ランクにもよるのかもしれないけどリーチバーやセラーバーでお酒がいただけるウェルカムドリンクチケットがもらえたり。
ついにリーガも外国資本に・・😢と悲しんでいたのも束の間のこと。個人的には嬉しいオーナーチェンジだったのでした🤗
・トップの写真は公式サイトのものを利用しています
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