著名建築家ホテル⑩ プレミアホテル門司港
ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではない私が考えるホテルの魅力。もちろん第一はホスピタリティですが、それと双璧を成すのが建築や内装デザインの美しさやユニークさではないでしょうか。
というわけで、泊まれる建築をまとめているシリーズです。
プレミアホテル門司港(1999年開業/2016年リブランド)
イタリアの歴史的なオペラハウスを復元したことで有名なアルド・ロッシさんの建築✨ テーマは門だそうで、日本語の地名からテーマを着想したときのロッシさんの頭の中を覗いてみたい!と思わずにはいられない外観✨(絶対違うんだろうけど、ホテル上空から見たら漢字の”門”っぽい気がする😅 )
ルービックキューブをクラシカルにしたようなこの感じ、どこかで似たものを見た・・・🤔(ホテル好き or 建築好きなら分かるのでは!)
こういう街並みが好きで「いちどは行きたい!」と思っていた門司港レトロ。なにやら素敵なホテルがあるらしいと門司港ホテル時代に何度か旅を計画したのに、なぜかいつも計画が流れたりキャンセルになったり。
そんな思い入れが強かったデザインホテルについに泊まった時の感動といったら!2018年に開業20周年を記念してプレミア海峡デラックスツインという客室が誕生✨この新設の客室タイプ、公式サイトでは「フロアに足を踏み入れれば、そこは豪華客船」とのこと。
海のそばにあるホテル、横浜のインタコピア8も福岡のヒルトンも、やっぱりみんな考えることは同じで謳い文句も似通うんだけど・・
でも、本当に客船みたい!各階に数部屋しかないプレミア客室、エレベーターを降りるとプレミア棟だけ絨毯が違う✨ 廊下から豪華客船の雰囲気ぷんぷん。
客室に入ると、ウエットエリアは重厚な木の引き戸で隠されていて、ミニバーの感じもクローゼットの感じも客船っぽい😍
寝室は数段降りるんだけど、コレがミソ!正面には大きな窓から対岸の下関市が見渡せて、まさに港に停泊中の客船から眺めている気分。ちょっと小さめのクラシックなライティングデスクに座って後ろを振り返ったら!豪華な船室にしか見えません😆
壁、壁つけのランプ、置きランプ、壁かけの鏡、ソファ、クッション、本当にひとつひとつのちょっとしたディテールが重なっての客船の雰囲気✨
バスルームだけは一般家庭用にユニットで販売しているようなもので、そこだけ現実に引き戻されるんだけど、だからこそ安定の清潔感✨ 空調もちゃんと新しくてよき♡
そして嬉しいお知らせが✨ 今はまだ構想段階だということですが、来春を目処にラウンジが導入されるんですって😍
もともと最上階でバーとして営業していたスペース、プレミア以上の客室タイプに宿泊すれば利用できるようになるそう。このバーのカウンターから眺める夜景は最高だから、ラウンジ導入はすごく嬉しい!
長年憧れ続けた門司港レトロ、思った以上にぎゅぎゅっとスポットがつまっているコンパクトな街で、さすがに何度も訪れるようなところじゃないかな〜と思っていたけど!なにやら来年、新しいホテルもオープンするみたいだし、ラウンジが解禁になったプレミアホテルとの抱き合わせの旅を計画しないといけない⁈
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