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暮らせるホテル② ウェスティン仙台
ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではないくらいホテル好きの私ですが、あくまでホテルはひとときを過ごす場所。それなのに「住んでみたい!」と思うホテルは何が違うのか。考えをまとめているシリーズです。
ウェスティン仙台(2010年開業)
↓ 暮らせるホテル①で分析した、住みたいと思うホテルに共通していること。
エントランスが地味(レセプションから離れている)
ハウスキーピングが秀逸で掃除がしやすそうな造り
空調がパーフェクト
やっぱり仙台のウェスティンも、全部当てはまってる😆
東日本大地震災のときは非常用発電機を稼働させて帰宅困難者を受け入れたのだとベルスタッフの方から聞きました。ロビーでは水やパンなどが配られたそうで、ここに避難できた人たちはどれほど心強かったろう。
私が訪れたとき、罹災から半年にも関わらずホテルは静謐で凛としていて、エントランスを入ると嗅ぎ慣れたホワイトティーの香りに歓迎され、スタッフのみなさんが暖かく迎えてくれたの(まだ大変だったろうに)がとても印象的だった。
ウェスティンに行くと落ち着く、いちばん大きな理由ってこのホワイトティーの香りなんじゃないかな。どこの国でも、エントランスから一歩ホテルに入ると嗅ぎ慣れたこの香りが「おかえり」って言ってくれてる気がしてホッとする☺️
お部屋の広さは、暮らせるホテル①のウェスティン横浜と同じ42平米。客室写真は仙台と横浜が酷似して感じるかもしれないけど、横浜のほうが水回りの造りに抜けがあるぶんより広く感じる。仙台のほうがベッドがど〜ん!と圧迫してるように思うのは、仕切りが完全な壁になっているから。
それで思ったのが、私にとってウェスティン仙台のイメージって”高級な病院”だったんだよね。こんな病院で療養したら元気になりそう✨っていう。
それって、ウェスティンの掲げるwell beingの究極じゃない!
病院って、病を治すところって思われてるけど、そうじゃなくて、元気になるところ✨って思われる場所になったらいいよね。海外にはそういう素敵な病院がたくさんある✨
ホテルの語源ホスピタリスがホテルと病院(ホスピタル)に派生していったことを考えあわせても、あながち突飛な連想でもないんじゃないかなあ・・、なんてね😙
まとめると、質素とも取れるくらい落ち着きがあって、病院みたいな安心感もあって、守られている空間だと思えるかどうかが、心底寛げるかどうかなのかなぁ。
う〜ん、ふたつの物件を考察してみたけど、暮らしたいって思えるホテルに共通するものが朧げながら分かってきたような・・🤔?
考察の旅は続きます・・
・トップの写真は公式サイトのものを利用しています
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