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【In depth SUNDAY】 ひらまつ京都の食事チョイス

美は細部に宿るじゃないけど、ホテルの実力が細部に顕れるのも事実。というわけで、日曜日は見逃してしまうような ”ホテルの小さなこと” に関する記事を書いています。

今回は、泊まれるレストランの代名詞 ひらまつの京都ならではなレストラン選択について✨

5階建てのスモールラグジュアリーなオーベルジュホテル THE HIRAMATSU 京都。たったの29室しかない客室に対して食事処はふたつ。ひらまつと言えばフレンチが王道だけど、京都はイタリアンと和食。なんですが!ここに泊まると、もうひとつ、とっておきのレストランが。

それが 高台寺 十牛庵 で、もともと京都の老舗料 土井 だったもの。ひらまつグループとしては初の料亭だそうで、ホテルからはタクシーで20〜30分ほど。食事の時間に合わせて配車してくれます✨

明治時代に建てられた貴重な数寄屋造りで供されるお料理がこだわりぬかれているのはもちろんのこと、会員制の料亭を経営していたほどの陶芸家 北大路魯山人さんの器にはじまり尾形乾山さんのもの、古伊万里や現代に活躍する作家さんの作品まで、ミュージアムに飾るレベルの作品もあるそう。

庭師 小川治兵衛さんが手がけたという名庭に臨む1階の個室は恐ろしく最高だし、カウンターで構わなければ目の前で料理を仕上げて供される2階の席もあって、予約時に希望を伝えておけばできる範囲で対応してくれます。

お料理に合わせたペアリングにはワインだけでなく日本酒も含まれていて、普段、和食でワインを飲むことがない(そもそもワイン自体あまり飲まない)私にとっては新鮮な合わせ。建物・お庭・お料理・器に加えて、ペアリングワインでひらまつが誇る実力を余すところなく堪能できる気が。

京都のホテルでコンシェルジュに夕食を相談すると提案されることも多い 十牛庵、パークハイアットから歩いて行くのもいいけど、せっかくなら "ひらまつ縛り" でお食事するのも🤗


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨