【琉球文化の博物館⁈】 ハイアットリージェンシー那覇
ホテル運営の企業まとめをしていてプレミアホテルのグループだということを知ったビッグチェーンのホテル。館内の至るところに琉球文化を感じる作品が✨
ハイアットリージェンシー那覇(2015年開業)
ハイアット族にとってはパークハイアットこそ最上のホテル✨というところだと思いますが(実際パークハイアットは本当に本当に素晴らしい)、リージェンシーブランドは等身大でノビノビできる素敵なホテル。(完全に個人の見解だけど、カジュアルブランドという割に建物は結構お金がかかっている印象かも)
そんなリージェンシーが那覇にオープンするということで張り切って予約したものの、宿泊する数週間前に虚血性大腸炎で入院😢 行けないんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、なんとか退院が間に合って、病み上がりの体で訪れた思い出のホテル。
スイート以外の客室タイプはとってもシンプル設計で、スタンダードツインとデラックスツインの2タイプ。フロアもスタンダードフロアとクラブフロアに分かれているだけ。
外国人の宿泊客も多いハイアットにしてはツインの部屋しかないというのは珍しい気もするけど、アジア圏からのファミリー利用が多いと見込んだのかな?ダブルベッドが希望ならスイートのみ。ただ事前にハリウッド仕様とリクエストしておけば、ツインベッドをくっつけた状態で準備しておいてくれます✨
客室を選ぶとき「広さは32平米のデラックスがいいけど、インテリアはスタンダードがいい!」という、なんともワガママなふたつの希望の狭間で板挟み。悩んだ挙句「スタンダードでも28平米あるんだし・・」とクラブツインを選択。結果、大好きなブルートーンのお部屋に大満足だったし、広さも十分✨
全ての客室に琉球ガラスとやちむん(沖縄伝統の焼物)でできた、涼しげなのに重厚でもある素敵な作品が壁にかかっていて、沖縄では著名なガラス作家さんのものだそう。気になって調べていくと、琉球ガラスがうまれた背景には廃瓶や窓ガラスを活用して新たな美しいモノを生み出す美徳(リサイクルしないとやっていけなかったというのもあるだろうけど)があったりして、ホテルが琉球文化体験村。
客室以外にも館内至るところに稲嶺盛吉さんの作品が飾られていて、ガラスに珊瑚土を混ぜこんで紋様を出すものとか、美術館に飾られていてもおかしくないほどに美しい✨ その背景まで知って鑑賞すれば尚のこと感動せずにいられない。
クラブラウンジも最上階にあって、ゆったり席に座ってチェックインの手続きをしながら食事の相談なんかもしたりして、病み上がりの体でも食べられるコースを用意してもらったり、やっぱり頼りたいことがある時ほどクラブフロアは心強い。
でも、いちばん印象に残ったのはコンシェルジュの方。「おかゆが食べたい」と言ったのを覚えていてくださって、ホテル周辺でおかゆ的なものが食べられるお店をリストアップしてプリントアウトしたものを部屋まで届けてくださって。体を気遣うメッセージまで添えて🥺 その優しさにウルウル。
オープン当初は国際通りから少しだけ外れているせいか、周りに何もないのが残念な立地という印象だったけど、あれから6年、周辺も変わっていたりするかな?美術館を訪れる感覚で、また行く機会があるといいな✨
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