
【思い出 Wednesday】 フォーシーズンズ シンガポール
毎週水曜日は、過去に訪れたホテルの中から思い出に残っているものをピックアップして記事を書いてみようかな〜という、いつまで続くか分からないと言いつつもなんだかんだ続けている企画。
今回も懐かしい滞在を振り返りつつ素敵なホテルについて書いてみます✨
フォーシーズンズ シンガポール(1994年開業)
https://www.fourseasons.com/jp/singapore/
25周年を迎えた2019年にイメージチェンジ、ニコライバーグマンさんが装花を担当されることになった😍オーチャードのフォーシーズンズ。今回振り返る滞在は、さらに10年さかのぼったリニューアルのとき。
日本から来たゲストのためにと日本人スタッフの方がわざわざ奥から出てきてチェックインをしてくださったこと、スイートルームへのアップグレードを各部屋の丁寧な説明とともに提案してくださった(有償だけど)ことが印象的だったホテル。
日本からシンガポールへ移動した日にチェックインしたホテルだったから、その温かい歓迎が心と体に沁みた🥹 おまけに一緒に行った母が飛行機の中あたりから体調を崩してしまって、それを案じて、たっぷりのはちみつを添えたハーブティーを部屋に持ってきてくださって。
この時が人生初のフォーシーズンズで「これがフォーシーズンズスタンダードなのか!」と感激。もちろんそれは違っていて、あの異国で働く素敵な日本人レディのおかげだったのだと気づいたのは後年のこと。当時の私はホテルにお礼のメールを送るなんてことを思いつきもしなかったけど、あのときは本当にありがとうございました🙇
そして、このとき泊まったスイートルームこそ今まで泊まった素敵な客室ベスト5にランクインするパーフェクトな客室。私が泊まったときは植民地時代を連想させるような伝統的で重厚感のあるインテリアでまとめられていて、ホテルというより「イギリスのおうちみたい」というのが正直な感想。
高級ホテルに「おうちみたい」というのも失礼かと思ったけど、それだけ安心感をもってくつろげるということ。そのまま感想を伝えると「自宅だと思ってくつろいでもらうためにレジデンスを意識した内装にしている」とのこと。なるほど、計算されたアットホームさだったんですね💡
家具や調度品は2019年からのモダンなデザインのほうが圧倒的に好みだけど、導線が考えられた間取りや家具のレイアウト、クローゼットなんかも洗練されていて過ごしやすかった。
もうひとつ!ルーバー仕立ての白い扉が個人的にツボでして。あの、木材の優しい質感と白亜の爽やかな羽根板の隙間から射し込む陽射しの美しいこと!トップの写真にした客室は泊まったのとは違うタイプのスイートだけど、感動がいちばん伝わりそうで選んでみました。
まだ小さな子どもを連れた素敵な白人女性が毎朝プールに行く時間に、なぜかこちらが出かけるタイミングが重なって、そのうち挨拶するようになったのが余計にレジデンスっぽくて楽しかった。
こういう記事を書いていると、一度でいいと思ったホテルにまた行きたくなるのが困りもの🥺 去年、話題のNOBUレストランもオープンしたことだし、ヨーロッパ旅行をSQで計画するしかないかな😂
・トップの写真は公式サイトのものを利用しています
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