【転機になったホテル】 オークラ アムステルダム
毎日投稿を続けるために、なんとか記憶の底から印象に残っているホテルステイを捻り出していると(そうしないと毎日書けない😂)その後のホテル選びが変わるキッカケになった滞在を思い出しました。というわけで、今回はその転機になったホテルの話を✨
ホテルオークラ アムステルダム(1971年開業)
イギリスの大学に通っていた頃、お金がないのに無理して泊まった懐かしのホテル。朝食をつけるのさえケチって、素泊まりで1泊だけ。仲良くしてもらっていたお姉さんがコンセルトヘボウのチケット(それもオーケストラを裏側から鑑賞できる貴重な席!)を取ってくれて「おいでよ」と誘われるまま行ったオランダ。
今から考えると、朝食くらい食べても大した金額になるわけでもないし奮発しておけばよかったと思うけど、当時はお金もないしヨーロッパ内のフライトが片道2000円とかだったし、また来ればいいと思ってしまった(そして結局行けてない)💦
アムステルダムのオークラはオークラが海外で展開したホテルの中では最初期のもののひとつで、直営ラインナップの中ではいちばんの老舗。そんな立派な誉あるホテルに泊まっておきながら、客室以外をほとんど見ていない💦
でも、立地が本当に素晴らしかった✨ アムステルダムといえばの運河沿いに建っていて、それはそれは美しい景観✨ 端まで運河沿いを歩いたけど、ものすごい距離があって足が棒のように😂
コンセルトヘボウのチケットを取ってくれた友人は外資系の銀行で秘書をしていた由縁でオランダ人の知り合いがたくさんいて、何度も渡蘭しているから土地勘もあって、そんな彼女の推しホテルがオークラだったというわけ。
ホテルの候補をいくつか挙げてくれて「立地なら間違いなくオークラ!」と。当時、ホテルを選ぶときの優先順位が値段と新しさだった私にとっては、そういう基準こそがオトナに思えて、せっかくだからと頑張って宿泊。
それまでは多少立地が不便でも新しかったり広かったりするほうがいいと思ってたけど、このホテルに泊まってみて、立地にお金を払うことの大切さを思い知った。コンセルトヘボウを教えてくれた友人は20歳くらい歳上の素敵なお姉さんなんだけど、いろんな事を教えてくれる本当に素敵な人✨ いつもありがとう♡(絶対に読まないだろうけど😂)
予定が詰まった週末旅だったのに、ゆったり運河沿いを散策する時間がとれたのも、コンサートに食事にと移動が多かったのにそれが苦にならなかったのも、立地の良さゆえ。それまで蔑ろにしてきた分、心底立地というものの威力を感じたホテルステイになったのでした。
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