【アウトドア】「野犬と水の奪い合いで惨敗も」アウトドア歴55年の達人に聞いた
―本日は55年間、一度も屋内で過ごしたことが無いアウトドアの達人で有名な野生野募須(やせいの ぼす)氏(70)にお越しいただきました。
どっちが室内なのか分からない
―アウトドアにはまったきっかけは?
野生野「いやぁ、それがですね、飼っていた猫が逃げ出しましてね、追いかけ続けているだけなんですねぇウハハハ」
―まだ見つからないんですか?
野生野「いやぁ、すぐに見つける事が出来たんですがねぇ。少し離れたところからその仕草と言いますか、自然な振る舞いを見ているうちに、この距離感も悪くないんじゃないかって思ったんですねぇウハハハ」
―自然にソーシャルディスタンスとなったと。
野生野「えぇ?ああ、最近じゃそういった呼び方なんですか。今では外が室内の様な感覚でしてねウハハハ」
―では実質、猫とアウトドア生活なんですね?
野生野「そう言う事になりますかねぇ。その猫とフェイシャルエッセンスな生活をしておりますねウハハハ」
―なるほど、ソーシャルディスタンスを保ったアウトドア生活ですね。ちなみに食べ物や寝る場所は、通常のアウトドアの様にテントやバーベキュー形式ですか?
野生野「いやぁ、毎日違う場所なんでねぇ、その時そこにある木や落ち葉で寝床は作り、食べ物は主に魚をとって焼くんですねぇ。ああ、でも食事の時はバニーガールと一緒に食べるんですよねぇウハハハ」
―バニーガール!?
野生野「ああ失礼、猫の名前なんですねぇウハハハ」
―移動しながらのアウトドア生活。もはやサバイバルな感じでしょうか。
野生野「そうですねぇ、一度水が無くて水溜まりの水を蒸留して飲もうとしたらですね、野犬が現れまして、水の奪い合いをしたんですねぇ。一定の間合いを保ちながら、それこそあなたの言うハッスルダンシングですか?にらみ合いでじりじりとすり足で近寄り、隙を見て容器で水をすくってやろうと」
―なるほど、そこでもソーシャルディスタンスで間合いを保ちながらですか。水はすくえましたか?
野生野「おもいっきり噛まれましたねぇウハハハ」
―アウトドアが流行っていますが、何かアドバイスがあれば。
野生野「いやぁ、んー、そうですねぇ・・・まぁ私の様にバニーガールとセクシャルディスカウントを保ちながら外を楽しむのも一興だと思いますウハハハ」
―なるほど。ソーシャルディスタンスを重視した猫との新しいアウトドアの形、ありがとうございました。