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【美容】「毛を付けずにはいられない」体毛エクステ会社社長インタビュー

「毛が無くても必ず付けます」

シリーズ「成功者」、第2525回目は体毛エクステでお馴染みの、株式会社オランウータンヘアー代表、強引付美さん(32)にお越しいただきました。

強引社長「以前働いていた会社の上司の鼻毛が長いうえに途中で結ばれていて、途中から白髪だったんですよね。これは!と思い、居眠りしてる間に思いっきり抜いてやりましたよ(笑)」

その上司の鼻毛を自分の鼻毛に付けたのがきっかけでエクステの世界に飛び込んだ強引社長。その後習字の筆にエクステを付けた「エク筆」を発売。

強引社長「レビューで字が書きにくいとか、パッケージに穴が開いてたとか、買って三日で毛が全部抜けたとか、散々でしたね(笑)」

自分でも何でそんな物を発売したかよくわからないと話す強引社長。しかし思わぬ転機が。

強引社長「当時付き合ってた彼氏が原始人みたいな人で、もう全身毛だらけ。これは!と思い、居眠りしてる間に全部の毛に金色のエクステを付けてやりましたよ(笑)」

完成した姿は完全にオランウータンだったと話す強引社長。その彼氏が以前働いていた会社の上司であり、現在は自社の開発部門の部長として、新製品のテストを自分の毛で行っていると言う。鼻毛だけではなく、人材も引き抜いてしまうその強引な手腕で年商88億円の大企業へ。

強引社長「全て本物の毛で、今では動物園から抜け毛を仕入れています。オランウータンの抜け毛とか。滅菌後に天然由来成分配合のシャンプーとリンスを使って仕上げるので、キューティクルもバッチリです」

ヒット商品の「脇毛ドレッド」に加え、最近では「耳毛ウエーブ」、「へそ毛三つ編み」、「すね毛スーパーロング」等、バリエーションは1000種類を超えると言う。

強引社長「最近はそのエクステを全て連結させる新商品、″エクステ連合”が人気です」

全身の毛と言う毛にエクステを付け服の代わりに毛を”着る”のが当たり前と話す強引社長。大事なところは隠れていないが、自社ビルの外壁にもエクステを付け埋め尽くしたこだわりを諦めない"毛心"は見習うべきである。


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