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トカイワイン試飲ツアー【ハンガリー】
2023年12月の旅行記です。
うだうだと綴っていますので、試飲ツアー内容は「5,」をご覧ください。
1,はじめに
コロナ禍が過ぎ、やっと海外旅行ができるようになった2023年。
11月行政書士試験を終え、解放された気分で、やっと叶った新婚旅行。
ハンガリーとイタリアに。
美味しい食べ物、お酒に目のない私たちはイタリアは絶対に行きたかった。
でも、せっかくヨーロッパに行けるならもう一か国行きたい。
そこで選んだのがハンガリーです。
理由①
学生の頃、ハンガリーからの留学生(女性)と仲良くなり、ご飯を食べに行ったり、映画を観に行ったことがあります。
穏やかな方で話しやすかったし、とても美しい女性でした。
彼女だけではなくハンガリーの留学生(女性)はみんな、背が高くて、美しい。日本人の私にとっては、みんなモデルさんに見えるΣ(・□・;)
そのときから不思議でした、「こんなにたくさんモデルさんみたいな女性が暮らす国ってどんなところなんだろう?」と。
理由②
私がハンガリーに興味があっても、新婚旅行ですから、夫も「行きたい」と思わなければ面白くありません。
図書館から地球の歩き方を借りてきて、夫が食いつきそうなものがないか、探す。
夫はかねてより「本場のアイスワインを飲んでみたい」と言っていたので、「トカイは貴腐ワインの産地なんだって。アイスワインみたいな甘口だよ、どう?」と夫にプレゼン。
夫は貴腐ワインについて、もちろん私より詳しく、食いつきが良かったです(よし、成功!)。
YouTubeも参考にしました。
特に、しげさんのヨーロッパ編。
しげさん動画の中から気になる国を観て、厳選していきました。
しげさんの動画は規則性があり、オーガナイズされているので他国と比較しやすい。その都市の概要が分かりやすい。
(これきっかけでしげさん大好きになり、今でも楽しみに動画のアップロードを待っています)
2,ツアーの選択
地球の歩き方に、日本語ガイドツアーの情報もありましたが、高額で驚いた私たち。
↓Get your guideに英語ツアーがあり、安価でしたのでそちらを選択。
https://www.getyourguide.jp/tokaj-l111945/tokaj-vineyard-tour-wine-tasting-t288665/
結論として、英語ツアーはもちろん満足!!
ただ、後述の通り、慣れていないブタペスト→トカイ行きの列車で大変な思いをしたため、ヨーロッパ初心者の私たちには日本語ガイドツアーのほうが良かったかも?
ブタペスト↔トカイ送迎付き、帰りに洞窟温泉に行くスケジュールだったので、高額でも選択した甲斐はあったのかもしれません。
3,焦りまくったハンガリー国鉄~ブタペストからトカイ~
日本語でネット検索しても、トカイ行き列車の詳細や時刻表は出てきません(英語で検索したほうがよかったのかな?)。
地球の歩き方に『西駅から列車が出ている』と記載があったので、ツアー前日に観光がてらブタペスト西駅に下見に行ってみると「ここからは出てないよ!東駅!」と。
西駅から東駅まで徒歩で遠かったので、ホテルで訊くことにして観光を続けました。
(地球の歩き方が数年前の出版で古い情報だったのかも?)
ちなみに西駅は世界一美しいマクドナルドがある、と有名です。
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最終的にホテルのフロントの方に、列車の時刻等を調べていただき、大変助かりました。
翌朝、早起きします。
ブタペストを午前6:45頃発→トカイに10:15頃着だったと思います。
1日3本しか出ておらず乗り遅れ注意なのに、私たち、ホテルから初めて乗るトラムでモタつき、時間がぎりぎりになって。
駅に着いたのに、駅員さんおらず、自動販売機のみ。
「どうやって切符買うの!?」って泣きそうになる。やっぱり前日下見しとけばよかった😓マシーンの英語案内でなんとか買え、列車に乗れましたが、冷や汗をかきまくりました💦💦💦
座席番号もよくわからなくて、間違った席に座っており、途中で乗ってきた他のお客様に迷惑をかけちゃったのもありました。話しかけやすそうなお客様に座席番号をどう読むのか訊いて、本来の席に着く。他にも間違った席に座って移動している方を何度か見かけて、ちょっと安堵するという。
切符は、日本では車掌さんが検査に来ても、行きなら行きの切符だけ出せばいい。
しかし、ハンガリーは、対になっていてどちらも提示が必要。
それを知らず、車掌さんの検査で片方だけ提示すると、怖い感じで何か言っている。でも、ハンガリー語がわからない。英語で訊いても通じない。Google翻訳を使うけど、なんだか通じない。隣の女性が英語で助けてくださり、対の切符を提示し事なきを得ました。罰金を取られることもあるそうなので、冷や冷やしました。
ですが、女性のように助けてくれる人がいて本当に有難かったです(:_;)
※やっぱりモデルさんみたいに美しい方でした。
列車から見える、ハンガリーの田舎風景は大変癒されました。
不思議なのは、煙突の家がほとんど!
あ~、寒い国に来たんだ。
あ~、本当にヨーロッパに来たんだ。
と実感した瞬間。
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煙突がちょこりと出た家、屋根の色も♡
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4,無事に到着したトカイ駅
Tokaj(トカイ)駅に無事に着いた私たち。安堵します。
笑顔の女性が「日本から来たの?アスーワインを飲みに来たの?楽しんでね!」と声をかけてくださる(´;ω;`)💛
※やはりこの女性もモデルのように美しい。
この時はじめて、貴腐ワインのことをここではアスーワインというと分かりました。
トカイは決して都会ではありませんが(ダジャレではありません)、地方の山奥出身の私にとっては故郷を思い出すかのよう。
空気が澄んで、山と川、畑がある。気温は0度前後だったと思います。
ツン、とした冬の空気、とても気持ちいい!
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シンプルなのに色使い、文字の形、建物の感じが秀逸。
11時の予約ですから、しばらくの間、ワイナリーのお迎えを待っていました。
純朴そうな眼鏡の男性が「ツアーの人ですか?英語喋れなくてすみませんが、迎えに来ました」と片言の英語で話しかけていらっしゃいました。
『待ち合わせ時間よりだいぶ早いけどなー』と思いながらも、ワイナリーの場所を示すと、「はい、このワイナリーですね。では車に乗ってください」と、間違いない様子・・・?
ワイナリーまで10分もない道のり、街並みを案内しながら車で連れて行ってくださいました。
ワイナリーに着き、外で畑仕事をしていたオーナーさんとハグをして、笑顔の男性は去っていきました。
ところが、ワイナリーに入ると、ガイドさんが「え?今から迎えに行こうと思っていたのに、だれに送ってきてもらったの?」と(;・∀・)
オーナーさんとも仲の良い男性であり、結果的に『いい人』だったので大丈夫だったのですが、私たち一歩間違えれば…(;'∀')ヒヤリ
5,Hímesudvar winery~トカイワインを飲み比べ~
こちらのワイナリーに行きました。
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童話の世界のよう・・・
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インテリア、なぜこんなに可愛く、洗練されている?
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写真にはありませんが、看板猫がいて、とても人懐っこい💛
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私にワインの知識はありません。
好きですが、お祝いの席や友達と飲むときくらいです。
それでも、ここのワインは本当に本当に本当に美味しい!!!
空気が綺麗で水が良いのがかなり関係しているのではないかと考えます。
私は地方の山奥出身で、実家の水道からは「山の水」という名の天然水が出てきます。なので天然水にはうるさいです。
ここのワインを飲むと、山から湧き出た新鮮な水を飲んだ時と同じ感覚になります。
【写真で見る、ワインの飲み比べツアー】
英語のテキストと写真を用いながら説明していただきました。
英語上級者ではない私にとっては、残念ながら全ての説明が聞き取れたわけではありません。
そして、インテリアと、美味しいかどうかしか興味が湧かない私…なぜトカイがワイン産地に適しているのかなどの説明は、残念ながら脳に残っていません…私が下手な説明をするよりは、こちらの記事がわかりやすかったです。
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甘くないワインから順に飲んでいきます。
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ブドウの味がしっかり。
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ハンガリーのパンは過去一レベルで美味しかったです。
個人的にイタリアのパンよりも美味しかった。
硬水とかバターの新鮮さとかが日本と違うからなのか、日本のと風味からして違う!
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黒く乾いたブドウが超濃厚アスーワインになる。
ここまでになるには、本当に少量なんだそう
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すんごく濃厚で、なんというか養命酒に似た雰囲気もある。
身体の疲れが一気に取れる!
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これは伝統的な製造法ですが、機械を使う近代的な製造法も併用しているとのこと。
お店で飲み比べとワインセラー見学を終えた後、ブドウ畑まで車で連れて行ってくださいました。
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ブドウ畑は、山の斜面に広がっています。空気が綺麗で気持ちが良い。
「みて、そこに雉(キジ)がいるわよ!」とガイドさん。雉にも遭遇しました。
ここでツアーは終了。
なかなか来られる場所ではないので、最後にお店で日本へ持ち帰るワインを爆買い。
ガイドさん、トカイ土産が購入できる中心街まで送ってくださいました。
ありがとうございます。
~まとめ~
ガイドさんは可愛らしい方で、決して英語上級者ではない私たちにも分かりやすいよう、写真等を用いて説明いただけました。
飲み比べをしながら食事を楽しむ、ゆったり空間。
「次」と、せかされることなく過ごすことができました。
ワインセラーもブドウ畑も見られて大満足。
お店自体が可愛らしく、インテリアはなぜこんなにも可愛くもあり、洗練されているのか。
ハンガリーのインテリアは、北欧要素もあるような、でも東欧の独特の雰囲気もあるような。これがとっても感動したことのひとつ。
何よりもワインが!食事すら◎
ブラペストに戻った際に乗ったタクシーで「そのお店有名だよ!トカイワインはハンガリーNo.1だよ!いい選択だね!」と爆買いした紙袋を見て、運転手さん。
おお!行って良かった!!!
もし近所にこんな素敵なお店があったら、間違いなく常連になります。
6,トカイの中心街
中心街といっても、10軒ほどお店がある程度なので小さいです。
ここでトカイワインのチョコレートボンボンをお土産に買いました。
帰って食べましたが、ボンボンを美味しいと思ったことがなかった私にとって、史上最強に美味いボンボンでした…!
もっと買って帰ればよかった…。
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日本に無い風景にexcited!
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ブタペストからの列車が少ないことを考えると、ホテル宿泊しても良かったかもしれません。
ツアーのワイナリー以外にもワイナリーはありますので、宿泊し、ワイナリーごとの飲み比べをしたり、トカイの街並みを楽しんでも良かったかも。
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途中、トカイのサインがありました💕
この大きな川が、美味しい水の行く先な気がする
7,トカイからブタペストへ
はっきりと覚えていませんが、16時ころの列車に乗り、19:30頃にブタペストに戻ったような気がします。
トカイ滞在5時間程度でしたが十分に楽しめました!
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東駅の様子。
このワイナリー、ボトルやコルクすら素敵で感動。
・ラベル…鳥のイラスト、幾何学模様、色、文字の大きさ、フォント、すべてが計算されているように見える。とても洗練され、お洒落。
・刻印…tokajというデザインが施される。可愛い縁取りさえしてある。
・コルク…細かくデザインされている。鳥のイラストがあって可愛。
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日本に持ち帰ったワイン。
・すっきり系のワイン×2本 ※上記2018年もの。それでも甘いです。
・デザートワインになるアスーワイン(中甘口)×2本 ※上記2017年もの。
・デザートワインになるアスーワイン(甘口)×1本
家族にもお土産で持っていきました。残念ながら辛口ワインしか飲まない家族は「うーん…私には甘すぎて飲めないから料理に使おうかな」と😢料理に使うなんてもったいないので自宅に持ち帰って飲みましたが…。
夫婦そろって、日本でも、その美味しさを再確認。
このころ、夫婦の流行で、スペイン・フランス・イタリアの市販ワインを飲み比べました。どのワインも美味しいです。でも、やっぱりトカイワインには叶わない!
夫と「トカイワインは別格だね!また行きたいよね!」と言っていて、いつか宿泊込みで再訪問出来たらいいな…😊寒いのもよかったですが、次は夏に行ってみたいです。