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2024年11月旅行記6日目前半:ルアンパバーン

ルアンパバーン3日目(午前)の旅行記です。


1,とにかくお寺巡りの日~スケジュール~

手書きでアナログですが、この日巡ったお寺は10か所以上。

ルアンパバーン2日間で、ポーシー市場、伝統美術少数民族センター、old french bridge、スイカ寺、クアンシーの滝、パクウー洞窟…などを観光でき、大変充実した時間を過ごすことができました。

しかし、私のこの旅の大きな目標は、できるだけ多くのお寺を回って上座部仏教の文化をかみしめること。お寺同士の違いを比べてみること。ミャンマーで巡った上座部仏教のお寺との違いを考えること(ミャンマーは2014年に行ったので、あまり覚えていないけど)。

最終日は歩き回りやすい中心街で、見つけたお寺はすべて入ってみることにしました。

この日のスケジュールを厳密に言うと、
・ホテルの朝食。
・朝9時に【★ホテル】をチェックアウト。荷物だけ預ける。
・7,8,9,10のお寺を観る。
・ルアンパバーン1日目で感動したLuLaLaoCOFFEEでコーヒーブレイク。
・ワットシェントーンを観る。
・5,6のお寺を観る。
・ボート乗り場から対岸の村へ行き、お寺巡り(6日目後半で綴ります)。
・ボートで帰ってきて、昼食。
・プーシーの丘へ。
・プーシーの丘下山中に1,2,3、4のお寺等を観る。
・最後に、2回目のワットマイを観て休憩。
・17時にホテルに荷物を取りに。タクシーを呼んでもらって空港へ。
という形で、できるだけ一筆書きでくるりと歩き回ることにしました。
国立博物館に行こうとしましたが、リサーチ不足で16時閉館で入れなかったのは心残りです。

この日、合計14のお寺を観て回ることができ、大変満足しております。

今日は、1~10+ワット・シェントーンの順にお寺を説明してみます。

2,プーシーの丘と、周辺のお寺(地図番号1~4)

ナイトマーケットが開かれる大通り側からプーシーの丘を登りました。
30.000キップ支払います。
確かここも、300stepsの階段を上ります。
門番に、ハヌマーン(に私は見えるのですが、別の神様でしょうか?)がいらっしゃる。

門番①
プーシーの丘のお寺…ワット・チョムシー。
お堂内には熱心にお祈り+正座お辞儀している地元の方がいて大変興味深かった。
噂通り、プーシーの丘からの眺望は素晴らしい。
橋は一昨日恐怖を覚えたold french bridge

丘は、たくさんの観光客でにぎわっているため、気を付けて歩きます。
幼い僧侶が3人いらっしゃって、観光客の写真撮影のため、スタンバイしています。チップをもらっていました。

「お家が、白と茶色で可愛いな~」とうっとりしながら見ていると、「ん?遠くに金色のパゴダのようなものがある」と気づく。
リサーチ不足でしたが、超有名なお寺『ワット・パーポンパオ』です。
後で読んだガイドブックには、「ミャンマーのシュエダゴンパゴダを参考にして建てた」と書いてある。『ここは行くべきだった…』と、今、後悔しています。

下りは、元の道ではなく、Nam Khan River側の階段を下りていきました。
下りながらお参りできたのが、
1,Wat Tham Phousi
2,Buddha’s Footprint temple
です。

1,Wat Tham Phousi

Wat Tham Phousiの仏様
仏様 横の洞窟に腰をかがめながら入れる!
洞窟の中の仏様(有名な僧侶?)

2,Buddha’s Footprint temple
Google mapを見ると、おそらく、このお寺のものであろう仏像。
結構たくさんいらっしゃったので、ひとつひとつ観て回る。
以下、仏像コレクション(別のお寺の可能性もあります)。

ふくよかな仏像がたまらない。
この方は、なにをされた方なのでしょうか?(少し不気味…)
大好きな涅槃像!!
だいたいが金色や白など単色ですが、珍しくカラフルな像。
涅槃像の足裏、見ちゃうよね。
ミャンマーにもこういったパゴダがたくさんあったな~。
よくこんなところに…。
木曜日の仏陀と書いてあったような?
仏陀+ナーガの像も、いろいろなお寺であった。
土曜日の仏陀とは!?

こんな風に仏像を観ているうちに、プーシーの丘を下りてきます。

門番②

帰りももちろん、門番さんに見守られます。
下り切った道すがら、
3,Roadside Shrine
を見かけました。
山肌に仏像と蛇が融合した小さなモニュメントがあるイメージ。
管理がずさんなのか仏像の一部か何かがドロンと溶けている部分があり、神聖な場所とはわかりつつ、ちょっと不気味で。。写真撮影せず。

4,Wat Siphoutthabath

こちらのお寺の印象は、「なんとなく中国っぽい」
東南アジアのお寺の雰囲気はもちろんですが、シンハ(獅子が)、中国とか日本みたいな狛犬に見えたためです。
東南アジアのシンハは、可愛く笑っていてドラえもんっぽく見えたり、可愛い色が縫ってあることが多かったので。

こちらの獅子が中国や日本っぽく見えました。
巨大な金魚
派手な塗装はなく、すっきりしている。
提灯がラオスっぽくて好き。
ここの獅子も、中国の仙人ぽい狛犬に見える。

面白かったのは、僧侶が太鼓や鐘を鳴らし、合奏の練習をしていたこと。一生懸命動画で撮影。
撮影していたら、この子を壁に発見。
これは、なんなんだ(゜o゜)!!!センス!!!

何を食べようとしている?

3,ルアンパバーン国立博物館周辺のお寺(地図番号5,6)

5,Wat Choum Khong Sourin Tharame
6,Wat Xieng Mouane
博物館には行けなかったけど、この2つのお寺には寄れました。
どっちがどっちの写真がわからなくなってしまったので、ランダムに。
変わった古代兵士の像があったり、お猿さんやコブラのモチーフもあったり、ヒンドゥーの神様っぽいのもいたり、いろんな文化が入り混じっている不思議な印象でした。
宗教の細かいことがわからないので、キャプションの説明で間違っていることがあれば、ぜひ教えてください!

獅子に乗った髭男ほとけ?
私にはヒンドゥー教の神であるハヌマーン(?)が仏に助けを求めているようにしか見えない。
ハヌマーン(?)の上に乗った美ほとけ?
仏とヒンドゥーの神様が交っているように見える。
これも下はハヌマーンかな?
シュエダゴンパゴダを思い出す。
中国の古代兵士のような像。無骨さがかっこいい。
奥にお猿さんが仏に助けを求めている。
手前にはコブラ(?)
こんなにカラフルな装飾は珍しかった。

4,Sakkalin Road沿いのお寺(地図番号7~10)

7,ワット・セーンスッカラム
8,wat phra chao pet sok

ワット・セーンスッカラムは、外に仏像があることで有名なお寺です。
その奥に、wat phra chao pet sokがありました。
以下の写真のうち、wat phra chao pet sokはどれだったかわからなくなりました。

外の仏像。大きいので奈良の大仏(ほどビッグではないが)を思い出す。

この像がとても美しい。
お堂の中。
マッチョな仏様。
獅子は、日本獅子のフォルムと近しいイメージ。
貯金箱でこういうのありません?
ラオスでは、象のモチーフがたくさん用いられている。
褪せた赤と金色が美しい。
今にも飛び出して歩きそうな、躍動感のある絵。
ここも、躍動感。
ここにもハヌマーンがいるんじゃないかと。
これもハヌマーンなのか?よくわからなくなってきた…。
獅子が、可愛すぎる…。
南国花と読書をする(ように見える)僧侶。
(僧侶、実はスマホをいじっている)
なぜこれを作ろうと思ったんだろう…。

9,ワット ソプ シカラム
10,Wat SyrimoungkounXaiyaram
この2つもどっちがどっちか分からなくなったので、ランダムに写真を。

他のお寺と一線を画しているのが、この石階段。他では見ない独特さ。
白い獅子がラオスでは珍しかった。
日本っぽいフォルムも感じる。
外観も白と黒が基調になり、すっきりしている。
お堂の中。
窓枠の装飾。お堂の中からみた風景さえ綺麗。
天井にもきちんと絵がある。不思議生物がいて綺麗。
外で唐辛子を干している。お皿や唐辛子の配置まで可愛い、アート。
赤い服の男性が、赤と金色の塗料でお寺の一部を作っている。
こんなラフな感じで作るんだ~面白い。

5,ワット・シェントーン

ルアンパバーンで一番装飾が美しく、特にモザイク絵が美しいとされているお寺。
30.000キップ支払います。
このお寺が一番、観光客でにぎわっていました!!

有名なモザイク絵。
人々の生活が表されている。
象のモチーフ多い。
カラフルで美しい…いや、可愛くて心がキュッとする💛
このお寺とてもお金持ちなんでしょう。
他のお寺より、彫刻が立体的でグラマラスに見えるんです。
妖艶ですよね!
これも妖艶!
欄干(?)の彫刻はひとつひとつ違います。
手前から2番目は女性が亀にお乳をあげているように見えるんです。これも妖艶。
奥の欄干は男女が恋に落ちているように見えます。これまた妖艶。
こういった立体的な可愛い彫刻も。
一番右の指をさしている像が一番お気に入りです💛
不思議生物(鳥人間)が踊っていて楽しそう。
観光客が多くても、お堂の中は静寂に包まれる。
そして出会ったあなた。
お寺の奥のほう、パゴダの前に祀られていた。いや、守り神なのかな?
なぜ、こんな格好なの?可愛すぎる💛
上の写真をアップ。アイコンとして愛用させていただくことに。

6,まとめ

ルアンパバーンは本当に、歩いているだけでお寺が出てくる。
こんなに沢山回れるとは思っていませんでした。

ラオスや東南アジア感全開の像・彫刻が多いお寺もあれば、中国っぽさがあるお寺もあるし、日本と同じフォルムの獅子もいた。ヒンドゥーの神様も入り混じっている場合もある。
お寺がこんなに個性豊かだとは予想していなかった。
多種多様な宗教・文化がこんなに入り混じっていると思わなかった。
写真を比べるだけでも、それぞれのお寺の個性が際立って面白いですね。

全体的に、仏像も彫刻も壁画も、なんか楽しそうな印象。
なぜ、ルアンパバーンの仏像は、見るだけでこんなにも幸福度を上げてくれるんだろう。
基本的に口角があがって、目尻が下がっているので、とても幸せそう。
色も金色が基本で、カラフルだし、視覚的にも楽しい。
日本のお寺では厳かな仏像が多いイメージ。
大変失礼ですが、厳かすぎて、私には少し不気味に感じることもあり、近寄りがたい存在。
だから、お堂に入って、仏像の前にゆっくり座って、静寂にまみれて、「あ~なんかゆるくて幸せ」という感覚に陥ったことが、お寺巡りの一番の収穫。
文化の違いを肌で感じられて、大変興味深い。

【拝観料まとめ】
旅行前、拝観料の必要なお寺とそうではないお寺があると知りましたが、詳細がよくわからない。そこでまとめてみますが、私が行ったところでは、
①ワット・マイ…20.000キップ
②プーシーの丘…。30.000キップ
③ワット・シェントーン…30.000キップ
④ワット・ヴィスンナラート…20.000キップ
の4か所で拝観料を支払いました。

次回は、旅行記6日目後半(ルアンパバーン3日目後半)にて、対岸の村の様子、無事に日本に帰れるのかを綴ります。

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