
リサーチ精度を超強力に高めるため統計学を組み合わせたら、予想もできない「入れ食い状態」を作ってしまった!
今からおよそ3か月前、自分はこんな記事を書いた。
3か月前の時点で、自分が何をするかわかっていた。
リサーチ精度を高める。
リサーチ精度を高めると、より自分にとって好ましい反応・未来が現実となる。リサーチは昔の僕にとって苦手の一つだった。リサーチをやろうとすると、面倒くさいし、頭が拒む。
僕はクリエイターだ。色々ものつくりに力をかけていた。どれだけものつくりしようとも、最後に立ちふさがる相手が「反応」だった。
どれだけ自分が心を込めて作っても、相手が反応してくれなければ意味がない。
あなたはどうだろう?
反応したとしても、ちっぽけなら落ち込む。自分の統制(or思惑)がきかないくらいの反応が欲しかった。
何度かツイッターで統制不可能な大拡散が起きたとき、
「もう統制不可能な拡散は結構だ」思う一方で
「別分野でも応用きくよな」新たなたくらみが生まれた。
企みを形にするため、僕は統計の勉強をやり直した。
めがび流リサーチのやり方
キーワードを見てトレンドを抑える
ライバルを観て、自分の情報を見る
ライバルと自分がかぶっていなければ、即座に出す
三つで成果を出すときもあるが、わからない疑問もあった。
例えばライバルを観るときの基本として、ライバルが出す情報を見る。この時、自分はどんな基準をもって「ここがチャンス」確信できるのか?
確信にあたる部分が自分にはなかった。自分の中で未解決な部分、先入観による間違った解釈をしている部分があるからだ。
間違った見方こそ苦手で避けたい何かだった。
自分の苦手を克服する時期がやってきた。
僕はビジネスの師匠にあたる人からリサーチのやり方を教えてもらった。本当に感謝している。
僕の中でぶれる要素がいっぱいあった。自分の中で一つずつ言語化していないためだ。
言語化とは「作業手順、行動の狙い」を明らかにしていく作業だ。
リサーチのやり方はもちろん、リサーチ中に生じる疑問に対し、自分で解釈を出していく。解釈であり答えではない。
一つずつ疑問に対して「こういう理由がある」自分を納得させ、手順化して、ようやくつかんだ。
統計に対する大きな誤解
元々統計は大学時代に勉強していたが、しばらく使っていなかったので忘れた。僕は一つ不安があった。
統計学を学べば、リサーチ精度が高まる?
自分に疑問をたてたが、当時はわからなかった。手探りな状態で勉強していった。改めて教科書を買って学びなおした結果、僕は統計を誤解していた。
統計は確率であり確実でない。
統計は二種類ある。僕が今まで思っていた統計は記述統計学こと、データを集めて相関関係(二つのデータ、お互いかかわりあっているか)やばらつきを見る記述統計。ここには確率の要素がない。
一方で全数調査が無理なので、何個か取り出したうえで統計分析を行い「全体もこうなっているだろう」行為が推測統計だ。
推測統計こそ確率を使う。
どれだけうまくいく方法、儲かる方法、神様が太鼓判を押す方法をしたところで、絶対上手くいくとは限らない。むしろしくじるときもある。
確率(ある物事のおこりやすさ)こそ世の中の真理だ。反対に今までの自分は確実(絶対生じる)な期待に縛られていた。
統計を学びなおして「どんな物事も確率なんだ」悟った。統計自体が確率の応用だ。学びなおすまで「統計は確実をもたらす科目だ」思っていた。
統計に対する間違った思い込みを取っ払った結果、すごく気が楽になった。そして僕は理論を創ってしまった。
創った理論例:平均意見
平均値はたくさんの値を足して、データ数で割る。数学だと値はすべて数字で表現できる(体重や身長、テストの点数など)。
$${E(X) = (X1 + X2 +…+Xn) *1/n}$$
※「$$で囲う」と数式表現できるそうだ。初めて知った。
一方僕らが取り巻いている世界は数字で表現できない値ばかりだ。
例えば盛り上がっている言葉(トレンド)、人気のイラスト、盛り上がる音楽……数字で簡単に表現できない。平均の取りようがない。
詰んだ……いや、妄想を働かせた。
あるトレンドに対する意見を一つのデータとして捉えた。僕はおよそ100意見(単位)を集めた。データに関してまとめていくと、みんなバラバラだ。バラバラだが、あるところまでは同じだし、相対的に多くなると気づいた。この状態を僕は平均意見と定義した。
平均意見を取ったうえで、さらに統計の考えを応用し、ライバルと自分の差を比べたうえで、第三者が反応したがる状況を創り出す。
確実でなく確率なので、無反応の場合もある。
何もやらなかったり、今までのやり方に比べると、第三者の反応度合が高まった。数値で出すと適当になるから出せない。主観で今まで以上に増えた。
僕の主観を信じるかどうかはあなたにゆだねる。僕から見れば、今までのやり方に比べて第三者の反応が高まったし、何より勝負すべきタイミングをつかめた。
統計学を利用してリサーチの精度を高めた結果、第三者の反応が昔に比べて上がった。
さらにいろいろ言葉を創った結果……次に続く。
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