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テクニックは覚えるな!
「ライティングスキルを身につけたい!」
もしあなたが今こんなことを思っているなら、ぜひ最後までこの記事をお読みください。
というのも…
ライティングスキルを身につけるとは
テクニックを覚えること
こう思われがちだからです。
「え?ライティングスキルを身につけるって、テクニックを覚えることじゃないの??」
残念ながら、答えはNOです。
たしかに、テクニック知ることは必要です。でも、ただテクニックを覚えるだけでは不十分です。
ということで、今回は、これからライティングスキルを身につける人に向けて、ぜひ知っておいていただきたいことをお届けします。
【この記事を書いた人】
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次のいずれかに当てはまる場合は、本記事をぜひご覧ください✨
「ライティングスキルを身につけたい!」と思っている
「ライティングスキルを身につけることの意味を正しく理解したい」と思っている
テクニックを覚えてはいけない理由とは
個別指導で感じたこと
これまで私は、ライティングの個別指導をしています。
生徒さんのレベルはさまざまでした。
ライティングを学びたいけど、どうすればいいかわからない
SNS(Xなど)で発信しているけど、相手に届いていない気がする
他でライティングを学んでおり、さらなるレベルアップをしたい
ここで注目すべきは、最初の2つのタイプです。
このタイプの方からよくいただくご相談は「ライティングを学ぶにはどうしたらいいですか?」とか「ライティングを学ぶためのオススメ本を教えてください」といった内容でした。
たしかに、「ライティングを学ぶ」と聞いて、「文章術のテクニックを学ぶ」と連想します。
私自身も、かつてはこの発想をしていました。
だから、こういう質問や相談はごく自然だと私は思っています。
テクニックを覚えても使えるとは限らない
ライティングを学ぶうえで重要なこと。
それは
【伝わる文章】を書けるようになること
です。
伝わる文章を書くうえでテクニックが必要なのは事実です。
その証拠に、世の中には【文章術に関する書籍】が数多く存在しています。
それに、テクニックを知らずに文章を書くのは闇雲に文章を書いていることと同じ。それってつまり、上達からはほど遠い努力をしているとも言えます。
したがって、テクニックは【覚える】より【使える】ほうが重要です。
これが、テクニックを覚える必要はない理由です。
「ライティングを学ぶ」とは、どうすればいい?
ここまで読んでくださった方のなかには、きっとこんな疑問をもった方もいらっしゃるでしょう。
じゃあ、どうすれば良いわけ?
ライティングを学ぶって。
その質問、ごもっともです。
テクニックは必要だけど、覚えちゃダメと言っているわけですから😅
そこでここからは、「ライティングを学ぶ」について掘り下げてお話しします。
そもそも「ライティングスキルを身につける」とは?
大前提として、ここを明確にする必要があります。
だって、「ライティングスキルを身につける」って抽象的すぎませんか?🫢
ここがフワフワしたまま話を進めて「いや、ちょっと待って、ついていけないよ😱」となっては本末転倒です。
そのため、まずはここからお話しさせてください。
「ライティングスキルを身につける」を私の言葉で具体化すると、こうなります👇
【伝わる文章】が書けるようになること
文章は何のために書くかというと、それは「自分が伝えたいことを伝えるため」ですよね。
どんなにたくさん文章を書いても、伝えたいことが伝わらなかったら、意味がありません。
このあたりはライティングの本質と関わりますので、今後別の記事で触れようと思います。
ひとまず、現段階ではここまで認識していただければ大丈夫です。
話を元に戻します。
ライティングスキルとは
【伝わる文章】が書けるようになるために
必要なスキルのことを指す
これが、私が「ライティングスキル」を具体的に言語化した内容です。
インプット3割、アウトプット7割
せっかく学んだテクニック。
学んだだけで「自分でも使える✨」と思っていませんか?
これ、けっこうあるあるです🫢
でも、インプットしただけで、そのテクニックを使えるとは限りません。
そう。「知っている」と「使える」はまったくの別物です。
いざテクニックを使って書こうとすると、高確率で筆が止まります。
こういうことです👇
インプットした
↓
理解した
↓
「そのテクニックを使える」つもりになる
↓
そのテクニックを使って文章を書いてみる
↓
あれ?できない😭
この流れが自分のなかで起きます。特に最初のうちは。
よって、テクニックを学んだら、それを使って文章を書いてみる。
そのテクニックを自分のものにするまで、ひたすら書く。
だから「インプットよりもアウトプットが多め」になるんです。それを数字で表現したのが、見出し(インプット3割、アウトプット7割)です。
テクニックは覚えるものじゃない
ここまでくると、もう気づいている方もいらっしゃいますよね。
テクニックの暗記は無意味である
ということに。
テクニックを丸暗記したところで、使えなかったら意味がないんです。
はっきり言って、「宝の持ち腐れ」状態です。
それよりも、学んだテクニックを実際に使ってみる。
最初はうまく使えないかもしれない。
でも、それはそれでいいんです。なぜなら、今まで使ったことのないテクニックをはじめて使うの
ですから。
そのテクニックを使いこなせるようになるまで、何度も何度も練習すればいいんです。
練習しているうちに、徐々に体が覚えてきます。そうなったら、次のテクニックをインプットするタイミングです。
新たなテクニックを学んだら、それを使う。そのテクニックを習得するまで、繰り返し練習する。
この積み重ねです。
もうおわかりですね。
ライティングのテクニックは
実践を通して習得すべし
これが「テクニックを覚えるな!」の意味です。
テクニックがたくさんあるんだけど…
文章術の本では、多数のテクニックが紹介されています。
それらを短期間で一気に自分のものにしようとしないでください。
それ、無謀ですから。
二兎追うものは、何とやらって言いますしね。
それよりも、長い目で見たら、一つずつ着実に自分のものにしていくほうが早いです。
なぜなら、そのときそのときで意識すべきテクニックは一つで良いから。
一点集中ってやつです。
「そんなことしていたら、いつまでもライティングスキルを手にできない!」
そう思われた方もいるでしょう。
でも、大丈夫。安心してください。
一度手にしたテクニックをそう簡単に忘れることはありませんから。
子供の頃に「補助輪なしで自転車に乗る」練習をした時のことを思い出してみてください。
一度、補助輪なしで乗れたら、最初こそたまに転ぶことはあれど、徐々に転ばずに乗れるようになっていきましたよね?
それと同じイメージです。
習得中のテクニックをマスターしてから、次のテクニックを習得する。
ほら、「急がば回れ」って言うでしょ?
焦らず、地道に、コツコツ積み上げていきましょ!
【この記事を書いた人】
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めぐみ
文章で副業収入を作った元エディター。Xのポスト添削、Kindle本出版、ライティング個別指導の実績あり。「伝わる文章の書きかた」「noteでストレスフリーなマネタイズ方法」を発信。
生まれも育ちも北海道という生粋のどさんこ。札幌市在住。2024年から落語にハマった人。好きなアーティストは、鈴木雅之、Superfly、それとBoyz Ⅱ Men。彼らのコンサートでは、感動のあまり、高確率で涙腺がゆるゆるになる。
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