都内水族館オススメポイント
はじめに
皆さんは普段「水族館に行こう」と思った時に選ぶ基準は何ですか?
ひとくちに水族館と言っても、水族館はその場所ごとに特色がガラッと変わるので、様々な水族館を行き比べしてみてほしいと思っています
とはいえ、県をまたいで水族館巡りの旅というのも中々難しいですよね
そこで今回は比較的行き比べしやすい都内の水族館4箇所の軽い紹介と、水族館大好きサメ人間、大歯メグの個人的な推しポイント、ココスキ!ポイントをご紹介していきたいと思います。
ぜひ気になった場所があれば実際に足を運んでみてくださいね
サンシャイン水族館 / 池袋
施設紹介
【入館料】大人:¥2,400 ※時期により変動あり
天空のペンギン水槽はこんな感じ
🌟ココスキ!①:特別展 / 特別展示
サンシャイン水族館には2種類の特別展示があります
1つはサンシャイン水族館入口の反対側に設置される特設会場で開催される特別展
ざんねんないきもの展2の内容はこちらからどうぞ
特設会場を使用しての特別展は書籍や映画等のコラボ企画も多く、お子様と一緒に楽しむことも出来るのでかなりオススメです!
かなり個性的な展示方法もあり、近くにお住まいの方は特別展だけふらっと見に行くのもオススメです
もう1つはサンシャイン水族館内で展示される特別展示
こちらは1~3月頃に開催される深海生物特集、梅雨限定のカエルにスポットを当てた展示、18時以降に展示内容が切り替わる夜展示などなど
常設展示と一緒に見る事の出来る特別展示です
こちらは18時以降に展示が切り替わる夜展示の中でも異彩を放つ
生き物の繁殖にスポットを当てた「性いっぱい展おかわり♡」の様子
実はこの「性いっぱい展」なんと第3弾まで開催されるほどの人気っぷりでした。
こんな感じでなかなか奇天烈な展示内容も多く、様々な角度から生き物へ興味を持つきっかけが生まれる事が多い印象です
実際、特別展や特集展示などは普段見る事の出来ない珍しい生き物や深海生物の剝製標本など、貴重な物を見る事ができるので海や生き物に対する知識が増える場でもあります。
私もサンシャイン水族館が大好きで何度も何度も足を運んでいますが、存在は知っていたけど実物を見た事が無かった生き物に出会えたり、特別展をきっかけに好きになった生き物がいたり
本当に良い出会いに繋がるのでぜひ特別展に行ってほしいです!
🌟ココスキ!②:ラグーン水槽
サンシャイン水族館の中で一番大きな水槽「ラグーン水槽」では美しい魚群を作るタカサゴやユメウメイロ、水槽内を泳ぎ回るエイなど様々な生き物を見る事が出来ます。
特にトラフザメが泳ぐ瞬間は本当に優雅で美しいです
大型の生き物に目を奪われがちですが、このラグーン水槽は小さい生き物ほどよく見てほしいのです
このラグーン水槽では、水中ショーなども実施していて水槽内にダイバーのお姉さんが潜り魚の紹介や解説などを行ってくれます。
私はこの水中ショーでタカサゴの大ファンになったので、コロナ渦で水中ショーが中止になった時は本当に悲しかったです
先日久しぶりにサンシャイン水族館のラグーン水槽でいきものディスカバリー(水中パフォーマンス)が見れて本当に嬉しかったです
ぜひタイミングが合う方はラグーン水槽の水中パフォーマンスも見てほしいです!
新たな発見があるかもしれません。
🌟ココスキ!③:ミズクラゲのミニトンネル
インパクトこそはあまりありませんが、上下左右にクラゲがいるというこのミニトンネルがとても好きです
サンシャイン水族館自体はビルの屋上にあるので広さで言えばあまり大きくない分、このミズクラゲのミニトンネルのように小さいながらも視覚的にも楽しめる工夫がたくさんされています。
特別展のように外部とのコラボ企画なども多く実施していて子供から大人まで、幅広い層に楽しんでもらえる企画や工夫をしている水族館だと思います。
しながわ水族館 / 品川
施設紹介
【入館料】大人:¥1,350 ※65歳以上:¥1,200
🌟ココスキ!①:大きなトンネル水槽
個人的に好きなポイントですが、水族館のトンネル水槽というものが大好きでしながわ水族館のトンネル水槽は何時間でも眺めていられます
このトンネル水槽内にはウミガメをはじめ大型の魚も多く展示されています
真上をウミガメやロウニンアジ、サメなどが泳ぐ光景はまさに海の中を潜っているような感覚に陥ります。
余談ですが、このトンネル水槽にはのぞき窓がいくつかあります
ぜひ実際に足を運んで探してみてください!
🌟ココスキ!②:大迫力のサメ
サメ好きとしては推さずにはいられない、超至近距離で見れる大迫力の大きなサメ、シロワニ水槽はぜひ見てほしいポイントです
ゆったり堂々と泳ぐ姿に思わずめを奪われてしまうシロワニ。
水槽の下には抜けた歯がいくつか落ちています
ぜひ探してみてください🦷🦈
🌟ココスキ!③:アザラシ館
アザラシ好きにはたまらない、特別空間の「アザラシ館」
かなりじっくりゆったりアザラシを見る事ができるので、時間を忘れて見ていられる癒し空間です
アザラシ館の中はあまり広くは無いですが、アザラシたちと一緒に海の中を泳いでいるような感覚になるほどの特別空間が広がっていてとても癒されます
しながわ水族館は広いしながわ区民公園に囲まれ自然豊かな立地もあり、ご家族でピクニックなんかも出来ちゃいます
お子さんと自然を楽しみ、魚たちを見て素敵な休日を過ごせる場所だと思います
ゆったりまったり過ごしたい方にオススメです
すみだ水族館 / 墨田
施設紹介
【入館料】大人:¥2,300
🌟ココスキ!①:屋内ペンギンプール
初めてすみだ水族館に足を運んだ時の衝撃は今でも鮮明に覚えています
屋内に巨大なペンギンプールがある事の衝撃たるや。
ペンギンプールは屋外にあるものだという固定概念が覆ったのです。
しかもすみだ水族館のペンギンプールは、ペンギンの健康を考えて設計されているらしく、ペンギンたちが陸よりも水中にいる時間を長くする事で病気の予防にもなるんだそうです
この屋内型ペンギンプールは様々な角度でペンギンを見る事ができ、飼育員さんが餌やりをする時は数人がかりで行っていて見ごたえがあります
誰が何匹魚を食べたか、どの子が横取りしたかなどなど。
普段、飼育員の皆さんがどのようにペンギンたちと触れ合い、飼育をしているのかを間近で見る事ができるので少々混雑しますが見る価値はあります!
🌟ココスキ!②:金魚特化の「江戸リウム」
こんなにも金魚に特化したエリアがある水族館があるでしょうか?
時代が変わっても愛され続ける金魚。
多種多様な金魚がたくさん見ることが出来る最高の空間です
とにかく金魚の種類も豊富で、お祭りのような展示が最高です!
金魚が好きだったり、お祭りが好きな方にはオススメのスペースです!
金魚たちと”和”な雰囲気が作りだす空間はなんだか心が落ち着くのに、お祭りのワクワク感で掻き立てられる二面性がある、不思議で魅力的な空間です。
🌟ココスキ!③:のぞき窓
すみだ水族館には、大水槽を様々な角度から見る事が出来るのぞき窓がいくつかあります
魚たちの生活をのぞき見しているみたいでドキドキします
大歯メグはこういうちょっと変わった水槽の形が大好物なのです
あえてどの場所にあるかは記載しませんので、ぜひ気になった方は実際に足を運んでみてその目で見てください👀
マクセル アクアパーク品川 / 品川
施設紹介
【入館料】大人:¥2,300 ※2023/3/1~ ¥2,500 に変更
駅チカで真横に映画館もあり、水族館の中にはバイキング(乗り物)やメリーゴーランドなどテーマパーク的な側面もありたった1日であれもこれも楽しめるアミューズメント施設と言っても過言では無いかもしれません。
アクアパーク品川のイルカショーは、マクセルの持つ映像技術と水を使った演出があまりにも最高で正直「イルカショー」が見たい方はアクアパーク品川一択と言っても良いかもしれません。
ちなみに、前の方の列はマジで濡れます。本当に濡れます。
濡れたい人以外はカッパなど防水対策必須です
イルカショーではバンドウイルカ、カマイルカ、オキゴンドウの3種が登場するのですが、オキゴンドウの迫力はとてつもないです!
ぜひその迫力を実際に見てほしいです
※オキゴンドウ:クジラの仲間
トンネル水槽内で遊泳する大きな生き物も迫力があります
🌟ココスキ!①:季節ごとに入れ替わる展示
アクアパーク品川はマクセルの映像技術を利用して様々な魅せ方をするのが魅力のひとつです
行くたびに違う表情を見せてくれるので飽きる事がありません。
このエントランスを抜けた先に広がる季節ごとテーマに彩られたホールはまるで魔法がかかったように変化します
プロジェクションマッピング機能などでテーマごとに変わる姿はまさに非日常空間。
映像を使った「映え」もさることながら、テーマに合わせて展示される生き物たちも「そこが組み合わさるか!」と意表を突かれます
様々なジャンルと水族館を掛け合わせた生き物紹介動画を作っている私としては、アクアパーク品川のこのテーマ展示は魚たちに興味を持ってもらうきっかけとして理想の水族館だと思っています
気軽に足を運べる方はぜひとも季節の違いなども楽しんで頂きたいです
🌟ココスキ!②:サメ、サメ、サメだらけ!
アクアパーク品川の水槽で一番好きと言っても過言ではありません。
なんといっても、一つの水槽でたくさんのサメを見る事が出来る最高の水槽です
サメ成分が足りない時はこの水槽を見たいがためにアクアパーク品川へ足を運ぶほど。
別の水槽では…
もしかして…アクアパーク品川、サメ好き…?
余談ですが、サンシャイン水族館の現「海月空感(くらげくうかん)」の場所には以前ツマグロが泳いでいました
工事が始まった時期にアクアパーク品川にツマグロが増えた気がするのでもしかしたらサンシャイン水族館出身のツマグロちゃんたちがアクアパーク品川で元気に過ごしているのかもしれません。
ちなみにメグリウムではいくつかサメを紹介した動画がありますので気になった方ぜひ動画をチェックしてみてくださいね!
🌟ココスキ!③:お土産コーナーにも水槽
お土産コーナーにも水槽がある水族館って全国にどのくらいあるのでしょう?
私の個人的な感覚なのですが、お土産コーナーにも水槽があるってなんだか楽しくて好きなんです
魚を見ながら家族や友人に渡すお土産を悩む時間もなかなか素敵だと思います。
2023/1月時点、水槽が増え展示されている魚の種類も増えていてさらに素敵な空間になっていました!
実物の生き物を見ながら、この魚かわいいね、なんてその生き物のモチーフのお土産を探したり…そんな空間が大好きでこのマクセル アクアパーク品川は入口から出口までずっと楽しい気持ちになれます
以前、水族館のお土産コーナーでとある親子の会話が聞こえてきました
お子さんがお父さんい「おみやげって何?」と問いかけました
するとそのお父さんは「今日来れなかった人に『素敵な場所に遊びに行ったんだよ』って思い出をプレゼントするんだよ」と言っていました。
そのお父さんの言葉にとても感動しまして…
その特別な思い出のプレゼントを選ぶ空間が、とても賑やかで楽しい空間だと、特にお土産を買う予定が無くてもなんだかウキウキしてしまいます。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
水族館好きのかなりマニアックな目線での推しポイント、ココスキ!をご紹介してみました。
水族館には魚が好きな人、空間が好きな人、癒されたい人、水槽の構造が好きな人…様々な人が、様々な理由で足を運ぶかと思います
なので見る視点も人それぞれ。
だからこそいつもとは違った目線で見てみる水族館は新鮮な気持ちになりますし、魚が好きじゃないから水族館に興味が無いという方も魚以外にも面白いポイントがあるという事がわかると楽しむきっかけが生まれるのではないかと考えています。
アニメや映画、ゲームなどで見た魚を探してみよう
友人や芸能人が好きだと言っていた生き物を探してみよう
魚以外の水槽や展示物も見てみよう
こんな風に様々な視点で、多種多様な楽しみ方が出来る架け橋となる活動が出来たら嬉しいです。
ご紹介は水族館大好きサメ人間、大歯メグでした。