【声劇】あなたに首ったけ
女「たまにはゆっくりおうちデートもいいね」
男「○○の手料理食べられるしね」
女「ふふ、そんないいもの作ってないけどね」
男「ごちそうさま、洗い物手伝うよ」
女「ホントに?ありがとう、助かるよ」
男「ふー!終わった、」
女「手伝ってくれてありがとう、はい、コーヒー」
男「ありがとう、じゃぁさ、一緒にDVD見ようよ」
女「うん、何借りてきたの?私ホラーは苦手なの」
男「そう言うと思ってたから、違うの借りてきたよ、ほら」
女「あっ、それ見たかったやつだ!…その前にちょっと待って」
男「ん?どうしたの?」
女「渡したいものがあって…。1日早いけど、はい、チョコレート…受け取ってくれる?」
男「ありがとう!開けてもいい?」
女「うん、いいよ」
男「わぁ…美味しそう!もしかして手作り?」
女「うん、手作り頑張ってみました。お口に合えばいいんだけど」
男「じゃあさ、今一緒に食べようよ、映画見ながらさ」
女「うん、、じゃぁ買ってきたお菓子も出すね」
男「いいね、食後にお菓子とコーヒー。…あれ?この箱下にも何か…」
女「ふふ、気づいた?」
男「ネクタイだ!ありがとう、さっそく月曜日から着けて会社に行くよ」
女「気に入ってくれてよかった。ふふ…さっそく…ふふ」
男「え、○○からのプレゼントだよ?早速着けるに決まってるよ」
女「嬉しい。大切に使ってね」
男「もちろん、○○だと思って大切にするよ。
そういえばさ、ネクタイをプレゼントする意味ってあったな、俺知ってるよ」
2人「あなたに首ったけ」
女「なんてね、ふふっ」
男「今つけていい?あ、○○ネクタイ締めてくれる?」
女「スーツじゃないのにいいの?」
男「うん、今着けたいなって……はい、お願い」
女「上手くできるかな…。そのまま座っててね」
男「部屋着だとやりにくいかな?」
女「あ、待って動かないで…上手くできない」
男「動いてないよ笑、ゆっくりでいいよ」
女「ん、ん、できたよ。あ、待って曲がってる…上手くできないなぁ」
男「これでいいんだよ、あとは上に上げて終わり」
女「こう……?」
男「うっ…ま、待って締めすぎ…」
女「えっ、あっ、ごめんっ、大丈夫?」
男「うん、だ、大丈夫。やっぱりワイシャツ着てないとどこまでってわかんないよね」
女「そうだよね、ごめんね。……でも、私以外の女の子に見とれてたらさっきみたいにしちゃうかもよ?」
男「それは無いから安心して?で、俺の首締めないでね?」
女「ふふっ、気をつけるね」
男「もうしばらくネクタイつけていようかな…(嬉しそうに)」
女「明日つけていくんでしょ?そろそろ外してもいいんじゃない?」
男「それもそうだね、じゃ、改めてDVD見ようか」
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