【声劇】甘い甘い金平糖
男「はい、△△はホットコーヒーで良かったかな?」
女「うん、ありがとう。あったかーい」
男「今日は付き合ってくれてありがとう、ほぼ車の中だったしゆっくり出来たかな?昨日は水族館で歩き詰めで疲れただろ?」
女「こちらこそ、今日はドライブに連れて行ってくれてありがとう。高原で景色を楽しんで、自然に囲まれたとこでご飯食べて……仕事の疲れもすっかりどっかいっちゃったよ。」
男「良かった、俺もリフレッシュできたよ、やっぱり自然に囲まれたとこもいいな」
女「そうだね、また連れて行ってね。」
男「もちろん、あ…遅くならないうちにそろそろ送るよ」
女「うん…
……もう、今日が終わっちゃうんだね。」
男「△△?」
女「○○、、まだ帰りたくないな…やっと二人きりの時間過ごせたのに。」
男「俺さ、明日からまた忙しくなって、なかなか会えなくなるかもしれないんだ。もちろん電話やLINEはいつでもできるよ、休みが出来たら真っ先に連絡する。」
女「うん、分かってるの。でも帰ってまた1人になるのかなって思うと寂しいなって…」
男「△△……(抱きしめる)
そんなふうに言うなよ、俺だって帰したくなくなる。」
女「え、今なんて?」
男「これ、帰る時にって思ってたんだけど、今渡すよ。」
女「何かな…?開けてもいい?」
男「うん、開けてみて」
女「金平糖…!綺麗。あ、そっかホワイトデー。」
男「バレンタインのお返し、何にしようか迷ったんだけど、これなら仕事中でも食べられるかなって。」
女「ありがとう、嬉しい。毎日○○を思い出しながら食べるね。」
男「あとコレ……手を出して?」
女「はい、、なぁに?……鍵?」
男「うん、俺の部屋の合鍵、いつでも来てくれていいから……
……なんなら一緒に…住んでも…」
女「え、いいの?ほんとに?嬉しい!
最高のホワイトデーだよ。○○ありがとう、大好き。」
男「俺も、△△大好きだよ。」
男「……金平糖を贈る意味、「永遠の愛」って言うんだって」