「黄金の国」として、金色に光る無数の仏塔や仏像が寄進される国、ミャンマー。
東南アジアの東の付け根にある、
伝統と歴史のある仏教国。
国民の多くが、敬虔で心優しい
親日的な仏教徒です。
<ミャンマー基本情報>
◯正式名称/ミャンマー連邦共和国:REPUBRIC OF THE UNION OF MYANMER 旧国名は『ビルマ』。1989年に改名。
○位置/東南アジア半島の付け根にあり、左側のお隣はインド。他にタイ、ラオス、中国が隣国です。
○面積/67万6576平方キロメートル(※日本の約1.8倍)
○人口/約5400万人(※人口の約70%がビルマ族。その他にカレン族・カチン族・カヤー族・ラカイン族・チン族・モン族・シャン族・コーカン族など、130もの民族が暮らす超多民族国家です)
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イメージキャラクター:幸運の白象(女の子)
○宗教/国民の約90%以上が仏教徒(キリスト教徒やイスラム教徒も)。
○気候/北部は温帯、中南部は亜熱帯、西部は乾燥帯。暑期(3~5月)、雨期(6~10月)、乾期(11~2月)がある。全般的に夏の気候ですが、乾期は朝晩冷え込むことがあるので注意です。
○首都/ネイピードー(不正なクーデターを起こした軍事政権による命名)※本来の首都名は「ヤンゴン」。「ヤンゴン」には、“戦いの終わり”という意味があるそうです。
圧倒的な無数の仏教遺跡群や、人々の寄付で成り立つ黄金の寺院たち。ミャンマーの観光地のご紹介。
○世界最後の秘境とも!?圧巻のバガン遺跡について
ミャンマーの国土の真ん中を、南北に貫くように流れるイラワジ河(本来名はエーヤワディー河)。
その沿岸に広がる緑の荒野約40平方キロに渡り、歴代の王が建てた幾千もの仏塔遺跡が点在しています。
ビルマ族が11世紀に統一したバガン朝の最初の王様、アノーヤター王に南部からやって来たアラハンというお坊さんが仏教を伝えました。
※略史/11世紀半ばに最初のビルマ族によるパガン朝が統一王朝を成立。その後タウングー王朝、コンバウン王朝などを経て、1886年に英領インドに編入され、1948年1月4日に独立。
気球からそれらを眺める圧巻のツアーや、
貸し切り客船でのんびりと沿岸の伝統的な村々を巡るツアーも魅力的!
立ち寄った村では伝統的なお祭りや結婚式をやっていて、「ご飯を食べていきなさい」と言われることもあるそうです。
○大人気の巡礼地「シュエダゴン・パヤー」
全て人々の寄付によって建てられたという、壮麗で豪華な金色の寺院群。回廊を移動するだけでも、物凄い見応えだとか。
なぜ落ちない!?摩訶不思議な、巨石の上の仏塔。
仏陀の遺髪が収められているため、バランスを保っているのだと言われています。
信者は、金箔を買って岩に貼ることもできます。
●ミャンマーの食事について
〇ミャンマーカレー
カレーはミャンマーでも主食のようによく食べられますが、特徴的なのは油の使い方です。玉ねぎとスパイスとお肉をよく炒めて、油で具がコーティングされるほどじっくり煮ます。
あまり辛くはなく、たっぷりと使われた油が、食欲をそそる見た目です。
〇モヒンガー
主に朝食として食べられるミャンマー人のソウルフードです。
米粉の麺に、ナマズでダシをとったスープ。煎ったナッツや揚げたニンニクがアクセントとなっています。
〇シャン・カオスエ
シャン族が住むシャン州は、美食の街。「シャン・カオスエ(カオスエは“麺”の意味)」はとても有名で、全土で食べられます。
ベースはチキンスープで、あっさりからこってりまで色々なタイプがあります。
〇「ミャンマーティー」
食後に頂くのは、練乳を入れた甘いミルクティーです。
〇すっきり辛口「ミャンマービール」。
ミャンマーのビールは数々の賞を受賞するほど、世界的にも評価が高いです。
食べるお茶『ラペソー』は、世界でも珍しく発酵させたお茶の葉をナッツ類とそのまま頂きます。
お茶請けに、おかずに。いつもミャンマーの方々の団らんの中心にあります。
●ミャンマーの民族衣装「ロンジー」は、機能的で可愛い♪
カラフルな模様入りの上着と、基本的にその中から一色を取ってコーディネートされた巻きロングスカート。伝統的なものは水浴びをしても乾きやすいです。2010年以降、民主化に伴う経済の発展と共に元々はカレン族の民族衣装だったロンジーをファッションアイテムととらえるようになったそうです。今は全土で着られています。
○ロンジーは職業によって色が決まっている!?
・学校関係者は学生も教師もグリーンと白、医療従事者は赤と白、官公庁関係者は上着は自由で下は黄色などの決まりごとがあるそうです。
お料理などの写真を提供して頂いたのは、
ミャンマーおもてなし大使のミャトちゃんです。
日本に留学経験がある、可愛いミャンマーのナチュラルガール♡いわゆる"エモい"写真を撮るのもお上手です♪
◯ミャトちゃんからのメッセージ✨
Travel as far as you can, as long as you can and never forget to make a good friendship with the people from the other side. 「出来るだけ遠くまで、出来るだけ長く旅をして。違う方向からやって来る人々と、良い友達関係をになるのを忘れないでね。」