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武田双雲さんの個展

武田双雲さんのライブペイント見てきました。
すごくトークが面白く、そしてすごく心に響くことをお話しされてました。

武田双雲さん


正直、武田双雲さんはそんなによく知らなくて、書道家ってイメージよりもYouTubeでの「朝起きたらまず心臓にありがとうって言います。」と話されてた印象が強かった。

スピ系じゃないのにエネルギーやマインドとかに関係する話を自然にしてたり、宇宙の話してたり、人柄や話す内容の方が興味があった。

実は前日に何気なくインスタを見てたらライブペイント明日やるって投稿を見つけて面白そうだから行ってみようと急に決めました。
事前に計画立てて行動するのが苦手な私にとっては、いつもこんな感じで決めて動いてます。

ライブペイント


ご自身のダイエットのお話から始まり、色んなお話に飛んだりもしてたけど
印象に残ってるのは

書くときに「自我を入れない」

自然体で俯瞰しているようなありのままの感覚で、そしてただ楽しむ。
集中して綺麗に書こうとするとエゴが入ってくる。

例えば、書いてる時に宅急便が届いたら
それを取りに行ってそのまま荷物の中身を確認し始めてしまって
気づいたら作品作ってたのも忘れ夜になって思い出してまた書き出す。
そのくらい軽い感じってニュアンスをお話しされてた。

また、ダイエットの話で。
食べたらいけないって制限するほど食べたくなって挫折する。集中して書かなきゃと思えば思うほどしんどくなって続かない。

まず、食べる順番を変えて野菜を先にたくさん食べる。好きなドレッシングを使ったり好きなように食べる。その後の好きな炭水化物の量は制限はしない。でも野菜を食べているうちにお腹がいっぱいになって自然と炭水化物の量が減っていた。そしたら自然に体重が落ちたとのこと。

どうやったら楽に楽しく続けられるか。無理しない。

捉え方・物事の見方を変えるってことの大事さをお話しされてた。


当日も書きながらお話しもしててすごい人だって思った。
書きながら、今日はバランスがいつもとちょっと違うな、余白をどうやってもう一文字入れようかな?って自分は今考えてるなと分析してる。俯瞰してるってお話しされてた。

感じたこと


最近の私の作品は自分の今の気持ちを絵にぶつけることが多かった。
それはそれでいい面もある。

でも、どこかで気持ちをもっと高めなきゃ、もっと思いを絵にぶつけなきゃ、集中しなきゃ、もっと自分らしく、
「しなきゃ」が強くなりすぎてしまってた。

自分・自分・自分にフォーカスがかかりすぎてたからしんどかったのかなって ふとお話を聞いていて思いました。


自我を入れない。
野心を持たない。
そのくらいの自然体で描けるといいなと思った。


私が空を眺めたり飛行機を見たりしてる時はただそれが好きで見てるし、
ただ好きでつい写真撮っちゃう。

綺麗に撮ろうとか、素敵な写真家になろうとかはない。

ただ好きな今の空を残したい。

そういう感じで絵に向き合えばいいのかって思わせてくれた。



でも力入って力んじゃうんだよね
気をつけよう

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