見出し画像

【ブランド香水・柔軟剤好きの方は読まないで】ホワイトムスクに騙されないで

⚠注意⚠
ブランド香水好きな方、
柔軟剤の香りが好きな方は気を悪くされるといけないので読まないで。

ーー🌿
今日も有益な情報を配信いたします🌹
東京・日本橋で創業25年🌱 スキンケアと香りの教室
▶青木恵の詳しい自己紹介はこちら
🌿ーー

ムスクの香りが好きな方、
多いのではないでしょうか?

清潔感ある香りで人気の高い香料、ムスク

ムスクは本来、
ヒマラヤなどに生息するシカ、麝香鹿(ジャコウシカ)から採れる動物性香料です。

ジャコウジカには生殖器とおへその間に
麝香腺(ジャコウセン)という器官があり、
そこからわずかなゼリー状の半液体が出てきます。

これが麝香(ジャコウ)、すなわちムスクです。

「動物性香料」と呼ばれる所以です。

甘く粉っぽい香りを持ち、
香水の香りを長く持続させる効果があるため、
14世紀から17世紀までは香水の重要な原料でした。

麝香の採取のために殺されたジャコウジカは
かつては年間1万から5万頭もいたとされています。 

そのためジャコウジカは絶滅の危機に。

ワシントン条約により
ジャコウの商業目的の国際取引は
原則として禁止されました。

ムスクは、興奮作用や強心作用、
男性ホルモン様作用といった薬理作用を持つとされ、
現在でも六神丸、奇応丸、宇津救命丸には、
条約発効前のストックを用いているそう。

今は、ジャコウジカの飼育がすすみ、
飼育したジャコウジカを殺すことなく
継続的に麝香を採取されるようになったものの、
一般流通には至っていません。

対して造られるようになった合成香料は
約4000種の中から数10〜数100種類の香料を混ぜ、
有機溶剤を添加してつくられる複合化学物質。

ムスクに似せて作られた合成香料を「ホワイトムスク」といいます。

合成ムスクの一番の問題点は、
内分泌かく乱物質で環境中に長く残ること。

様々な柔軟剤の香料に使われているホワイトムスクには、
マイクロカプセル製法が使われているという問題点があります。

カプセルが時間差で弾けることで香りが持続します。

ほら、1週間続く香りなどとコマーシャルされているアレです。

マイクロカプセルの素材は、
ウレタン樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、化学修飾シクロデキストリンなどで、
分解しにくく環境にも悪影響を与えるの。

カプセルが壊れるごとに有害な化学物質を放出。

マイクロカプセルはサイズが小さいから、
気管支や肺の奥まで通過し、肺にダメージを与えます。

EUではアレルギーを起こす26成分については表示義務がありますが、
日本では「香料」とのみ記載されているだけ。

合成ムスクは天然ムスクの再現ではなく、
自然界に存在しなかった物質を人工的に作り出したもの(ニューケミカル)がほとんどです。

それまで自然界に存在しなかった物質ですので、
数十年・数百年使用したときにどんな副作用が含まれるかわらない点もリスクです。

さてホワイトムスクですが「ホワイトムスクとは植物性ムスクのこと」という誤解があります。

違います。

ホワイトムスクは、
「石けんのような香り」「清潔感ある香り」「洗い立てのサラサラの髪の匂い」・・・

と先ほど表現したように、

イメージ的な色は「WHITE」「白」
誰かがそういうイメージから
「合成ムスク」を「ホワイトムスク」と呼びはじめたと言われています。

でもムスクに似た香りの植物性香料はあるのです。

答えはコメント欄に。

ーーー
青木恵のサロン兼 研究所「サロンドフルールイコア」公式LINE
お友達登録→「香り」とメッセージすると
🌿香りのパーソナル診断🌹プレゼント中!
友達追加はこちらから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?