芸術の舞台裏に潜む青春の肖像ーコリンヌ・リュシェールー
2月11日は、フランスの女優コリンヌ・リュシェールが生まれた日。
(1921年2月11日-1950年1月22日)
パリで生まれる。父は政治家でジャーナリストのジャン・リュシェール。
母は画家。父方の祖父は歴史家で作家、母方の祖父は画家、曽祖父は哲学者という文化的な一族の中で育つ。
16歳のときに父方の祖父ジュリアン・リュシェールが彼女のために書いた劇で本格的にデビュー。
代表作は、『格子なき牢獄』。
『格子なき獄』は1939年に日本で公開されて大ヒットし、リュシェールは当時の知的階級の青年たちの支持を集めた。今でいう戦中派、昭和一桁世代の男性たちである。
1988年に週刊文春がおこなった「わが青春のアイドル・ベスト150」では、海外女優部門で彼女が堂々の3位に入っていた。
その世代の作家の遠藤周作はこう語っている。
「(コリンヌは)われわれの青春時代の象徴である」と。
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