本当はスパイじゃなかった伝説のダンサー 〜マタ・ハリ〜
8月7日は、フランスのパリを中心に活躍したオランダのダンサー、ストリッパー、マタ・ハリこと
マルハレータ・ヘールトロイダ・ゼレが生まれた日。
(1876年8月7日-1917年10月15日)
幼少時代は何不自由ない暮らしをしていたが、
父の株式投資が仇となり、破産。
父、母は、離婚。
マルハレータは親戚を転々とするものの、
天性の妖艶な美貌が仇となり、
スキャンダルを巻き起こす。
生活を安定させるために、
新聞で見た花嫁募集の広告に応募し、
オランダの軍人と結婚。
インドネシアで暮らしたが、
嫉妬深い夫からは、家庭内暴力を受けやがて離婚。
職探しのためにフランスに渡るも、
なかなか職にありつけず、
たまたま見よう見まねで踊ったインドネシア風のダンスが人気となり、
軍人や、政治家専門の高級娼婦となる。
名前をエキゾチックな『マタ・ハリ(マレー語で太陽という意味)」と名乗った。
第一次世界大戦中にフランスとドイツからの二重スパイとなるも、
確然たる任務の遂行は出来なかったと見られている。
が、スパイ容疑でフランス軍に捕らえられ、
有罪判決を受けて処刑される。
この判決は、フランス陸軍内で暴動があり、
国民の目をそらす必要からだったそう。
享年41歳。後先考えない父親譲りの性格だったといわれている。
何度も映画化され、
マレーネ・デートヒッヒや、
グレタ・ガルボが演じている。
日本では、ミュージカルにも。
男性の視点のみの資料しかないので、女性の視点でも研究されるべきかとも思いました。
が、とにかく美しい。
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