
リボンの騎士のミューズ、淡島千景の戦う女性像
2月24日は、日本の女優、淡島千景が生まれた日。戦後日本を代表する人気女優となり、宝塚の娘役からスタートし銀幕のヒロインに。そしてテレビドラマや舞台で様々な女性を演じ、常にトップスターであり続けた。(1924年2月24日 - 2012年2月16日)

皆様、いつもありがとうございます✨
グリーンビューティ®研究家の青木恵と申します。
ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。
先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。
公式LINEへの登録で、毎月偉人・貴人のカレンダーを配信中。
最下部からご登録ください。
代表作は「てんやわんや」 「夫婦善哉」他。
宝塚歌劇団29期生で在籍時は娘役として人気を博した。古巣・宝塚歌劇団100周年記念で創設された「宝塚歌劇の殿堂」最初の100人のひとりとして殿堂入りを果たしている。
【受賞歴】
ブルーリボン賞・主演女優賞 、菊池寛賞、毎日映画コンクール・主演女優賞 『蛍火』『暖簾』
菊田一夫演劇賞 紫綬褒章 勲四等宝冠章他多数。
【芸名の由来】
芸名は百人一首の源兼昌の「淡路島 かよふ千鳥の なく声に いく夜ね覚めぬ 須磨の関守」から当初は『淡路千鳥』だったが、同じような芸名の団員がいたことから、『淡島千景』と芸名を変えた。
【亡くなる直前まで女優】
亡くなる直前まで現役で、舞台を中心に旺盛な活動を続けた。遺作は、TBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」。また、日本俳優連合名誉副会長(2007年まで副理事長)として、長年俳優の権利向上などにも力を尽くした。
“私はどこの女優である
何々の女優であると思わない。
とっても自由なんです気持ちが”
と生前語っていた。
【リボンの騎士のヒロインのモデル】
手塚治虫の不朽の名作『リボンの騎士』、”戦うヒロイン”ものの草分け的作品。さらに現代のLGBTヒロイン。天使・チンクのいたずらで男の心と女の心を持ってしまったサファイア王女(王子)、サファイアは基本的にお姫様、それが”男装の麗人”となって戦うストーリー。

サファイアのモデルは人気の娘役・淡島千景と言われている。手塚は淡島の大ファンで、淡島がたまたま男役を演じた時に観劇し、それをヒントに考えたそう。
サロンドフルールイコア公式LINE
お友達登録でウーマンズストーリーカレンダーを配信しています🌹