![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108707810/rectangle_large_type_2_e994e72879c8eabf905cb0020975c09c.jpeg?width=1200)
ウォリス・シンプソン〜王冠を捨て、2人で暮らすことを選んだウィンザー公爵エドワードの妻〜
皆様、いつもありがとうございます✨グリーンビューティ®専門家の青木恵と申します。
ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。
先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。火曜日・木曜日にまとめて投稿しています。該当する偉人がいない場合はお休みです。
長文につき、時間があるとき、興味がある方をご覧くださいね。
楽しんでいただけたら、嬉しいです。
6月19日は、ウィンザー公爵エドワード(元:イギリス国王エドワード8世)の妻、ウォリス・シンプソンが生まれた日。
![](https://assets.st-note.com/img/1687228307399-4lxJFyhWqi.jpg)
離婚歴のあるアメリカ人ウォリス・シンプソンと結婚するために、エドワード8世はイギリス国王としては歴代最短の在位期間わずか325日で退位した。
![](https://assets.st-note.com/img/1687228360095-AdkwZhtFX0.jpg?width=1200)
この「王冠を賭けた恋」により、エドワード8世はウィンザー公爵となり、彼女もウィンザー公夫人となり、イギリスを離れ、パリなどで暮らした。
臨終の折、ウィンザー公は、「ダーリン......」と夫人に呼びかけ、抱かれながら息を引き取ったそう。
「彼は私の人生そのものでした。私のために何もかも手放し、私を勝ち取ってくれたのです」
ウィンザー公の遺体はイギリスに帰り、死去から8日後の6月5日に葬儀が執り行われたが、その際夫人は、エリザベス2世らが宥めるのを聞かないほど、取り乱して号泣していたという。
夫人は1986年4月24日、気管支肺炎で死去。享年89歳。遺産は遺言でパスツール研究所に全額寄付された。