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フランスの原子物理学者、イレーヌ・ジョリオ=キュリー

9月12日は、フランスの原子物理学者、イレーヌ・ジョリオ=キュリーが生まれた日。(1897年9月12日-1956年3月17日)

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グリーンビューティ®研究家の青木恵と申します。

ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。

先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。

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母マリーと父ピエールは「ポロニウム」を発見し、ノーベル賞受賞。

1926年、母マリーの助手だったフレデリック・ジョリオと結婚。

1934年に30Pを合成し、1935年、「人工放射性元素の研究」で、夫と共にノーベル化学賞を受賞。

フランス内閣で化学担当国務次官、及びパリ大学の教授にもなり、一男一女に恵まれ、公私共に絶頂期を迎えるものの、イレーヌも母同様長年の放射線による白血病で亡くなります。

イレーヌは病院で古くからの友人に、「死ぬことは怖くないわ。こんなに夢中で送った人生だもの!」と言っていた。

1956年死去。享年58歳。

イレーヌの死の2年後には、フレデリックも肝臓病により死去した。

生前のイレーヌは、形式的な儀礼を嫌い、親しくない人と挨拶するのさえ嫌がった。

妹のエーヴは、姉は一度も嘘をついたことが無いと証言している。

招待状に断りの返事を出すとき、秘書が「残念ながら応じることができません」と書くと、イレーヌは、「私は少しも残念に思っていない」といって書き直させたこともあるそう。


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