シシリー・メアリー・バーカー~自然と子供たちの姿を美しい妖精の形に~
皆様、いつもありがとうございます✨グリーンビューティ®専門家の青木恵と申します。
ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。
先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。火曜日・木曜日にまとめて投稿しています。該当する偉人がいない場合はお休みです。
長文につき、時間があるとき、興味がある方をご覧くださいね。
楽しんでいただけたら、嬉しいです。
6月28日は、イギリスの挿絵画家、シシリー・メアリー・バーカー(1895年6月28日-1973年2月16日)が生まれた日。
「花の妖精(フラワーフェアリー,flower fairies)」シリーズと呼ばれる、前世紀前半に出版された本は、世界中で知られ、愛されている。
彼女の花の妖精は、花びらで造られたような衣装をまとった少年や少女で、
背中に蝶やとんぼの翅(はね)を付けている。
イギリスのロンドン南部の都市クロイドン生まれ。
生まれつき体が弱かったため、
学校には行かず家庭で教育を受けた。
水彩画の心得があった父親ウォルターが彼女のよき師となり、指導者となった。
その才能を開花させていった。
シシリーは内気な性格だったため、
外の大人の世界とは隔絶して、家族に守られる生活を続けた。
彼女の創作する絵や詩がかもしだす純粋さや無垢さは、
このような彼女の環境から生まれた。
フェアリーシリーズは、彼女が愛してやまなかった
自然と子供たちの姿を美しい形で一つにまとめあげたもの。
ラファエル前派の芸術の影響を受けたその作品は、
何よりも「自然」な描写に充たされていた。
森永ハイクラウンチョコレート。
残念ながら今は廃盤となってしまったお菓子ですが、
タバコのような箱が特徴で、当時としては高級なチョコレートでした。
そしてハイクラウンといえば、シシリーのフラワーフェアリーのカード。
1970年代におまけとして箱の中に入っていました。覚えてますか?
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