アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ〜ロシア最後の皇女、美人四姉妹のいたずらっ子
皆様、いつもありがとうございます✨グリーンビューティ®専門家の青木恵と申します。
ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。
先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。火曜日・木曜日にまとめて投稿しています。該当する偉人がいない場合はお休みです。
長文につき、時間があるとき、興味がある方をご覧くださいね。
楽しんでいただけたら、嬉しいです。
6月18日は、最後のロシア皇帝ニコライ2世とアレクサンドラ皇后の第四皇女、アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァが生まれた日。
帝位継承法により、女子は帝位を継げないため、3人の皇女が生まれていたロマノフ家は、次は息子と希望を募らせていた。その中に生まれた女子であった。
父であるニコライ2世は、失望を隠すため、初対面の新生児アナスタシアと会う前に長い散歩に出掛け、気持ちを落ち着かせた。
オリガ、タチアナ、マリア、アナスタシアの4姉妹は仲が良く、成長するにつれ、刺繍や編み物をし、チャリティーに寄付をしていた。
また、弟のアレクセイとは第六感を使うかのごとく、話さずとも弟の気持ちを理解出来るぐらい非常に仲が良かった。彼のビュッフェテーブルから食べ物を奪ったりするなど、いつもふざけた態度で接して弟を楽しませていた。
皇室主治医エフゲニー・ボトキンの息子、グレブ・ボトキンは次のように回想している。
夜はいつも、フランソワ・コティの香水の入ったバスタイムを楽しんでいたそう。アナスタシアは、中でも、「ヴァイオレット」がお気に入りだった。
ロシア革命で、家族と共に命を落とした。享年17歳。
思い出すことが供養になります。