前世は一休和尚の最愛の女
4月24日は、アメリカの女優、シャーリー・マクレーンが生まれた日。(1934年4月24日 - )
また自身の神秘体験を描いた著作を多数発表し、ニューエイジの旗手の一人としても知られた。
俳優のウォーレン・ベイティは弟、サチ・パーカーは娘。
【生い立ち】
ヴァージニア州のリッチモンド出身。父はワシントン・シンフォニーの指揮官であった音楽家アイラ・ビーティ、母は元女優。
3歳のころからバレエを学び始めて、その後ワシントン・バレエ学校に入学。16歳でブロードウェイにダンサーとしてデビュー。
【映画デビュー】
映画デビューは1955年のアルフレッド・ヒッチコック作品『ハリーの災難』。コケティッシュな魅力で人気を博した。
1958年「走り去る人々」でアカデミー主演女優賞にノミネート。
続いて1960年「アパートの鍵貸します」、1963年「あなただけ今晩は」といった作品でノミネートを受け不動の人気ハリウッド女優の仲間入りを果たす。
1983年には『愛と追憶の日々』でアカデミー主演女優賞を受賞。ヴェネツィア国際映画祭とベルリン国際映画祭でもそれぞれ2回、女優賞を受賞している。
【ニューエイジ、新しい思想家として】
シャーリーは40代の初めになると世界中を飛び歩き、目には見えない人間の叡智を学ぶように。
トランス状態に入ることによって、たくさんの人の悩みや疑問に答えたエドガー・ケイシーや、仏教思想を初めとする東洋文化、霊や宇宙人と交信するというチャネリングなど、ニューエイジを構成する思想に傾倒し広く紹介した。
中でも、インドのヨガ教師に会い、その師から彼女自身の前世に関して示唆を受ける。
【アウト・イン・ア・リム】
「実利的な合理主義者」だった彼女が精神的なの世界に目覚めるまでの経緯を平易な文章で書き上げたのが彼女の有名な著書「アウト・イン・ア・リム」。1983年に出版され、世界的なベストセラーになった。
シャーリーの娘、サチコ(後のサチ・パーカー)という名前は、故小森和子によって名付けられた。"blessed child"を意味している。
【前世は一休和尚の最愛の人だった】
シャーリーによると、彼女の前世は、晩年の一休和尚に連れ添った盲目の女性・森女。来日時には、研究者しか知らないような一休の記憶を披露したという。
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