フランスの女優、ソフィー・マルソー
11月17日は、フランスの女優、ソフィー・マルソーが生まれた日。
人気は根強く、フランスで最も売れている女優の1人。デビューした主演映画『ラ・ブーム』はフランスで入場券450万枚の売り上げを記録、他のヨーロッパ諸国や日本を含めたアジアでもヒットとなった。
(Sophie Marceau、1966年11月17日 - )
パリ近郊シェルに、トラック運転手の父と、パリのデパート店員と掛け持ちでブラッスリーを営む母の第2子として生まれる。
両親は9歳のときに離婚している。
13歳の時にオーディションで数百人の中から選ばれた『ラ・ブーム』の主役でデビュー。16歳で主演した続編『ラ・ブーム2』でセザール賞最優秀新人女優賞を受賞した。
この後、『フォートサガン』、『狂気の愛』、『スチューデント』、また『ソフィー・マルソーの愛、革命に生きて』でカブールにおける国際ロマンチック映画祭最優秀ロマンチック女優賞を受賞。
女優としてさまざまな役柄にトライするだけでなく、1991年には舞台に挑戦、モリエール賞 の最優秀新人女優賞を受賞。
娯楽性の強い1993年のコメディ映画『恋人たちのアパルトマン』や1994年の『ソフィー・マルソーの三銃士』はヨーロッパやそれ以外でも人気を博した。
1995年以降、英語をマスターし、英語圏の映画に出演し英米でも知られるようになる。
さらに、1996年に、半自伝的小説Menteuse(邦訳『うそをつく女』で、小説家としてもデビュー。
映画監督として、1995年に短編映画L'Aube à l'enversを撮り、2002年、長編映画監督としてのデビュー作『聞かせてよ、愛の言葉を』では、モントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞。
脚本・主演もした『ソフィー・マルソーの過去から来た女』は2006年の作品で、2008年に開催された東京のフランス映画祭のオープニングを飾った。
2023年の今年、デビュー作『ラ・ブーム』の40周年記念公開に続き、新作『すべてうまくいきますように』が2月に公開され、今再び脚光を浴びている。
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