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【Tableau】DATA Saberチャレンジを終えて~挑戦のあとがき~

2024年6月3日から挑戦開始したDATA Saber認定プログラムですが、この度最終試験を終え、師匠より認定をいただきました。
…とはいえ、自分の心持ちとしては躓いた箇所も多く、まだまだ真のDATA Saberとは言えないと思っています。ここからが本当のスタートだと気合を入れ直していく所存です。

この投稿では、「DATA Saberへの道」シリーズの最終投稿として、Tableauの素人がDATA Saberチャレンジをしてよかったこと・苦労したこと・進めるうえでの心構えなどをあとがきとしてまとめておこうと思います。
自分の感想が主な日記みたいなものなので、実用的かどうかは不明ですが、自分の反省も兼ねて残していきます。


挑戦してよかったこと

①技術+データ活用推進力の素地を身につけられる

DATA Saberのプログラムに挑戦する前、ざっくりと「Tableauの研修プログラム」というあたりしか把握していなかったため、Tableauの使い方を身につけるためのものだと思っていました。
もちろん、技術試練で一定の技術を学ぶことはできますが、このプログラムの神髄は「ビジュアライズの本質を知ったうえで、身につけた技術を生かすにはどうすればよいか」を自分で考えてアウトプットする、という経験ができるところだと思っています。

その最たるものがコミュニティ活動でしょうか。コミュニティ活動には達成基準はあるものの、「絶対にこれをやりなさい」という指示のようなものはありません。自分ができる方法で、どうクリアするかを考え、行動に移していく力というのもここで問われている気がしました。(迷ったら師匠に相談するのはもちろんあり)
自分が身につけた知識・技術を使ってその知識を記録する・広める・課題解決をするなど方法は色々とありますが、「知識を自分の中だけに閉じ込めておかず発信し、データ活用を推進していく力」が問われる非常に良い仕組みだと感じました。(めちゃくちゃ大変だったけど…)

②同期Apprentice・師匠との繋がりを得られる

ちょっと個人的な話を挟みますが、今回のプログラムは所属組織内で一斉に挑戦者を募る合同開催に参加する形で挑戦していました。ただ、自分は現職にJOINして日が浅く、あまりTableau関連では深い知り合いがいない状態でこのプログラムに挑戦しました。(師匠ともほぼ初めましての状態)
そのような状況で師匠に質問するのはとても勇気がいりましたし、同期Apprenticeの皆さんとのコミュニケーションも当初はかなり戸惑いました。
(グループワークだと自分ができないのを周囲に見せないといけなくで嫌だな~と思っていたし…)

ですが、ここが他の資格試験と違うところでもあり、良いところでもあったなと今では感じています。
ちょっと話はそれますがどんなに意思が強い人でも、一度は資格試験で挫折した経験ってありませんか?一人で勉強していて挫折するのって「誰もその過程を見ていないから」だと思うんです。
人は見られていないとサボる生き物だと個人的には思います…(;^ω^)

その点、このプログラムでは挑戦の進捗がリアルタイムで表示され、良い意味でお互いの進捗がさらされますし、師匠にも丸わかりです(笑)
自分は結構負けず嫌い?というか周りより遅れていると「やばい!!」と危機感を感じやすいタイプなので、それぞれの進捗が見えて、自分も頑張らなきゃ!面倒とか言っている場合じゃない!と気持ちを奮い立たせることができたように思います。
繋がり、というところから少しずれたかもしれませんが、周囲に同じ目的をもち、それを導いてくれる方がいる環境というのは本当にありがたかったです。

苦労したこと

①時間の確保

正直、ほぼこの1点に尽きるといってもいいくらい、時間の確保には苦労しました。DATA Saberに挑戦する方の多くが社会人だと思いますが、日中は業務をこなしつつ、空き時間を見つけて試練を進めなくてはいけないので、意識的に時間を作らないと達成は不可能です。事実、周囲でも時間が取れずあきらめていく方を見てきました。
自分も最初は90日って意外と時間あるな~と正直ちょっと舐めていたので(笑)、完全にスタートに失敗しましたが、師匠の言うことをちゃんと聞いてコツコツやっていくべきだったな~と反省してます。
また、挑戦期間が繁忙期と少し重なったこともあり(それも言い訳に近いけど)土日に少しずつ進める、というようなやり方だったのでコミュニティ活動に時間が取れず終盤で夜中まで作業をする羽目になりました(´;ω;`)

細かい話は避けますが、コミュニティ活動については、業務で日頃からTableauを使っている方と自分のようにほぼ使っていない(使える環境がない)方で結構取り組む内容も時間も変わってくるように思います。
そういった意味でも、自分に与えられた環境でどうやったら達成できるのか、をあらかじめ見越して動けるときに動く、という時間の使い方が必要だったなと感じました。

②知識・技術を「自分のものにする」こと

時間の確保は全体的な話ですが、技術試練を進めるにしてもコミュニティ活動をするにしても必要なのがTableauでの表現方法に関する知識とそれを瞬時に体現できる技術力だと思います。
自分はTableauに関してはほぼ素人に近かったので、勉強して得た知識を腹落ちさせるのにものすごーーーーく苦労しました。(ぶっちゃけ認定された今でもまだまだ知識不足だと思います)

自分がそれでも何とか乗り切れたのは「一度間違え、正解が分かった問題は二度と間違えない」ようにすることができたからです。ここはこの後の心構えにもつながりますがそうやって少しずつ知識を自分の中に染み込ませていくことしかないな、と感じました。
あとは、KTChannnelでもあった通り知識の「点」を増やしていって、点と点が繋がって「面」になる瞬間を増やしていくことが大切なのだと思います。
それが腹落ちするという感覚なのかなと思います。
(偉そうにコメントしてますが自分もまだまだです)
…ちょっと抽象的な話になりましたが同じミスをせず、コツコツ積み重ねていくのが必要って話です。当たり前だけとこれが難しいんですよね。

挑戦中の心構え

最後に、挑戦にあたって、ではなく挑戦中に心がけておいた方が良いなと感じたことをまとめておきます。

①わからないことを恥じるよりは聞く(師匠をたよるべし)

正直自分は最初のころ師匠に対してめちゃくちゃ遠慮してました。こんなこと聞いていいのかな、こんな質問したら怒られるんじゃないかな…そんなに関係値ないし聞きにくいな、と思っていたので。
ですが「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という言葉もある通り、迷っているくらいなら恥ずかしがらずに聞くべきだと実感しました。
実際、最終試験の直前にめちゃくちゃ基礎であるメジャーネームとメジャーバリューについて質問していた自分が言うので説得力?あると思いますw
(師匠は大丈夫か?と心配したかもしれないけど…)

ただ、注意したいのは片っ端からなんでもかんでも聞くのはさすがにNGかと思います。自分の考えを伝えた上でもっといい考え方は?自分の考え方は間違ってないか?と対話を通して確認するイメージかなと思います。

②分からなくても学んでできるようになればいいというポジティブ姿勢

ちょっと自分の話にはなりますが、自分は結構ネガティブ&周囲に迷惑をかけることを極端に嫌う性格なので、とあるTableau関連イベントに参加して全く歯が立たなかったときに「もう自分には無理なんじゃないか…このまま続けても師匠に申し訳ない気がする」とあきらめようかと思っていました。

自分のネガティブ姿勢を感じ取ったのか師匠が「分からなくても復習してできるようになればいい」と結構事あるごとに励ましていただいたのはありがたかったな~と振り返って思います。
元々素人同然だしできないのは当たり前、くらいの緩さもないとしんどくなってしまう方もいると思うので、師匠の受け売りですがこのポジティブさをもって挑むことをお勧めします。

③やり抜く気概

ここもまた精神論的な話にはなりますが、最終的には「絶対卒業する(認定される)ぞ!」というモチベーションが持続できるかにかかってくるかなと思います。
自分の場合、挑戦中はまだ業務でTableauを活用してはいませんでしたが、卒業時のタイミングで絶対に必要になることが分かっていて、かつ挑戦を周囲に公言しまくっていたのでなんとしてでも受かりたい!って思ってました。
さすがに終盤はもうこれで終了かな…とあきらめそうになりましたが、本当にギリギリまでチャンスをいただくことができ、今に至ります。

覚悟を感じ取っていただいたのか、時には業務の夜遅い時間&土日返上でフィードバックや質問攻めに付き合っていただいた師匠には本当に頭が下がります…
師弟制度の有難みを終盤で本当に痛感しました。

次は自分が受け継いでいく番ですが、自分の師匠は個人的に理想の師匠像だったので、盗めるところは盗んで、自分がビジュアライズの大切さや有用性を広めていけるよう頑張っていきます。(広めていく前にまずはもっとスキルアップ必須だけど)

おわりに

DATA Saberへの挑戦をテーマにした投稿は今回でいったん終わりますが、こうして記事にすることで自分の理解が増すことも分かったので引き続きTableauに関する投稿は続けていこうと思います。
特に第6回カジュアルVizつくりまSHOW!のまとめ投稿が中途半端になってしまっているのでそこだけはなんとか来月までにまとめたい…!

というわけで、もしご興味のある方がいらっしゃれば今後もお読みいただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございましたmm


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