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インターネット的を読んで改めてイトイさんの凄さを知る

YouTubeの箕輪厚介チャンネル「座右の本」でけんすうさんが糸井重里さんの「インターネット的」を紹介していました。
それで今(現在進行形)まさにインターネット的を読んでいます。

わたしは2006年からほぼ日手帳ユーザーで、多分その年が「ほぼ日」と出会った時だったと思います。
きっかけは、わたしの好きなドラマーの沼澤尚さんとの対談(2000年の沼澤さんとタカタタカタ)を見つけたのが始まりです。

そこから、ほぼ毎日チェックして、読み物のコンテンツはもちろん、ほぼ日で発売されるものも、ほぼ日手帳以外にもかなり消費してきました。
そもそも、イトイさんがいいな、と思って対談する人たちがかなりわたしの好みに近いことで読み物コンテンツに対する信頼度は絶大です。
その信頼度があって、ほぼ日がこれは!と推してくる商品もかなりわたしの心を動かしてきました。
しかも、生産者の思いや、製造過程などしっかりと商品として目の前に現れる前にその良さを存分に語ってくださるので、どうしたってファンになってしまうんです。
ほぼ日で発売される商品は決してお安くはありません。
でも、何度発売当日の11時(ほぼ日が更新される時間)にスタンバっていたにも関わらず、完売の涙を流したか・・・。

で、話を戻します「インターネット的」に。
この本2001年に書かれているらしいんですね。
ほぼ日刊イトイ新聞創刊されたのが、1998年ですね。

個人的には本当にインターネット界隈とは無縁のというか距離の遠い生活を送ってきました。
それなりに一般的な範囲でのネット社会生活は享受してきたとは思いますが、ブログ始めSNSなど、自ら発信することに関してはかなり敬遠してきたため、どちらかというとインターネット界隈にはかなり疎いと自負しておりました。

それが、今読んでいる「インターネット的」これが本当にイトイさんらしい語り口で、なるほど!そういうことだったのか、と。
これは、別にわたしが敬遠する世界でもないのかもしれないとわたしに新しい世界を見せてくれています。
もっと早く読んでいればよかったな、と思います。
そしたら、もっと早くnoteにチャレンジしていたかも・・・。

でも、わたしにとっては「今」だったのだとは思います。
そして、今、この本を読んで本当によかったな、と思います。
まだ読んでいない方にはぜひ読んでいただきたいのですが、イトイさんの考え方やあり方がわたしはとても好きです。
こんな大人になりたいな、と思う大人のひとりなんですよね。

インターネットを始めたのが45歳の時だったと書かれていました。
いま、わたしは46歳です。
その時にイトイさんが感じた現実と起こしたアクション。
なんとなく理解できつつ、自分にはできるかなぁと考えたりしました。

そして、現在イトイさんは74歳、ちょうどわたしの両親と同じ世代です。
先人たちへのリスペクトを持ちつつ、若い世代への関心を持ち続け、積極的に若い世代とも絡んでいくその姿勢がとても素敵だなぁといつも思います。
自分より年が上でも下でも相手がどんな立場であってもすごいな、と思えばそこから学ぼうとする姿勢が本当に好きです。

わたしもそんな大人になりたいな、と思えるひとりで、インターネット的を読んでますます好きになりました!

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