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大事なことは1分で話せ

最近人気の本が簡潔にまとめられて、しかもマンガでの解説もついて読みやすくした本になっているのを見かけます。以前は原書を読んでいたんですが、最近は要点を掴めるのであれば少しでも分かりやすい方が…とマンガ付きの方を選ぶことが増えました。ほんとはちゃんと読んだ方がいいんでしょうけどね。ということで、読んだのはこの本。

『マンガですぐ読める 1分で話せ』伊藤羊一著


これは『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』をマンガ付きにしたもの。60万部も売れているらしいです。すごい。


内容はとてもシンプルです。

「人はあなたの話の80%は聞いていない」
「1分で話せないものはどれだけ時間をかけても伝わらない」
「相手はどんなことに関心を持ってくれるのか考える」
「相手にどうしてもらいたいのかがゴール」
「結論と3つの根拠をセットにして話を組み立てる」
「なくても通じる言葉はカットする」
「スライドも言葉を詰め込みすぎない」
「結論+3つの根拠に『たとえば』を加えるとイメージしやすくなる」

このようなことが書かれているんですが、まず大事なのはなぜこんなことを考える必要があるのかということ。その一番の理由は『人はそもそも他人の話に興味を持っていない』という事実。ここからスタートしなければ間違えてしまうことを教えてくれています。だからこそ伝える工夫が必要なんです。

中でも参考になったのが次の3つ。
「結論+3つの根拠+『たとえば』の構成にする」
「なくても通じる言葉はカットして超シンプルにする」

「聞いてもらうことではなく、動いてもらうことがゴール」

プレゼンのような特殊な場での話ではなく、日常や仕事の中でこれができるようになると自分も相手もずいぶん楽になるんじゃないかと。1分ルールが駆使できるように今年の残り3ヶ月は意識することにします。

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