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保育施設見学ツアー番外編@長野のお知らせ

10月に設立したばかりの合同会社ひともじですが、初めての活動が決まりました!保育施設見学ツアー番外編@長野です!!

これまでは社会福祉法人花の村で行ってきましたが、その事業を合同会社ひともじが引き継いだというか、よりパワーアップさせた感じです。今回は番外編となっていますが、保育施設ではないというだけで、かなり充実した見学になるはずです。

見学させてもらうのは長野県のフリースクール2施設。4月にスタートした信州型フリースクール認証制度によって認証された施設の見学です。1日目は居場所支援型の施設、2日目は学び支援型の施設。そして1日目夜の懇親会には認証制度の検討委員をされていた市川寬さんにも参加していただき、制度のこと、フリースクールのことについてアレコレ聞かせてもらおうという贅沢な内容になっています。

全国の状況を全て把握しているわけではないですが、長野県のフリースクールに対する捉え方はすごいですよね。フリースクールの存在をちゃんと認めています。認めているだけでなく、こんなフリースクールであってほしいと指針を示したわけです。

そんな長野県の取り組みを学ばないのはもったいないです。子どもに多様な学びの場を作ろうとしているこの動きは、どの県においても、どの地域においても参考になるはずです。各地域の現状に合わせて、長野県が行っていることを参考にして、独自の形を作っていけばいいだけです。

それを保育施設が取り組む必要があるかと聞かれると答えるのはなかなか難しいんですが、必要だと感じた人は動けばいいと思っています。保育施設が最も力を入れるべきなのはもちろん乳幼児の保育です。それは間違いありません。それだけでも大変なことなのにフリースクールなんてとてもできないという意見はよくわかります。否定するつもりなんて全くありません。フリースクールは、それをやりたい別の人に任せておけばいいと思います。そしてその動きを応援するだけでも十分意味はあると思います。

でも、人口減少地域においては、フリースクールをやろうという人がなかなか出てきません。そもそも人が少ないためどの業種も超人手不足で、既存の業種以外のことをやろうとする人の絶対数が少ないのが現状です。だからこそ、既にある事業所が、本業をやりつつフリースクールもできないか検討するような動きが必要なんだと思っています。島根県江津市はそんな地域だと思っています。

他にも似たような地域はあるだろうと想像しています。そんな地域で、同じように保育施設ができる範囲内でフリースクールを始めたりして、その輪がだんだん広がっていったら、それが子どもに多様な学びの場を作る大きな動きにつながっていくはずです。そんな小さな動きを各地域で生み出していくために、おそらく先頭を突っ走っているであろう長野県の現状を見せてもらうというわけです。

この見学ツアーは保育関係者でなくても参加できます。むしろいろんな方と交流し意見交換できた方がいいと考えています。興味がある方はぜひご参加ください。申し込みは12月10日(火)の9時開始です。下記の記事の最後に申し込みフォームがあるので、そちらからお願いします。


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