指パッチン後の世界はこんな感じだったのかも
Netflixで『MANIFEST』を見始めました。
まだシーズン1を見終えたところなので全貌は見えていませんが、乱気流に巻き込まれたモンテゴ航空828便が無事に到着したとき、地上では5年半以上の月日が経っていた、という設定。5年半のギャップが生じたことで、乗客たちは複雑化した環境や人間関係に戸惑い苦悩することになる、というところから謎が深まっていくストーリーです。
これを見始めてすぐに思い出したのが、MANIFESTの内容とは関係ないですが、アベンジャーズのインフィニティ・ウォーとエンドゲームのことでした。
サノスの指パッチンによって人類の半分が消えてしまったわけですが(インフィニティ・ウォー)、その5年後にアベンジャーズの活躍によって消えた半分の人たちが帰ってきました(エンドゲーム)。アベンジャーズとサノスの戦いが中心だったため、帰ってきた人たちのことが細かく描かれることはなかったんですが、おそらくMANIFESTのように環境や人間関係に混乱した人が続出していたはずです。
指パッチンによって人類の半分が消え、その5年後に消えた人たちが戻ってきた。そのときのヒーロー以外の物語がこのMANIFESTなんじゃないかと勝手に妄想すると、少し違った楽しみ方ができます。いや、MANIFESTで5年半消えていたのは191人、エンドゲームで5年間消えていたのは40億人なので、帰ってきたときの混乱は比ではないでしょう。いなかった40億人が急に帰ってきたら、住むところも食べるものも一気に足りなくなります。いったいどうやって乗り越えたんでしょうか。
インフィニティ・ウォーとエンドゲームを見たときには考えなかったけど、でも実は起きていたであろう混乱がMANIFESTではしつこくしつこく描かれています。全然関係ない話だけど、勝手につながりを感じながら楽しんでいます。