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あなたがアウトリガーカヌーをやるべき3つの理由【その1】
私が初めてカヌーをやった時、正直全然面白いと思いませんでした笑笑
ランニングとか苦手なんですが、「この競技は海上のランニングだ」って思いました。疲れるし。
まあでも海の上で気持ちいいし、健康のためにたまにやるか。って思ってました笑
人によって好みは違うと思うけど、少なくとも刺激とアドレナリン大好き人間はこの競技の面白さになかなか気づきませんでした。
ところがどっこい
サボりサボり続けるうちに、いつのまにかサボらなくなり、始めたばかりの時よりカヌーを通じて様々なことを感じ、学ぶ機会を得られていると感じる今日この頃。
少子高齢化しゆくカヌー界(多分笑)に、同世代やさらに若いフレッシュな風を吹き込みたいですが笑 なかなか実際に一歩踏み出してくれぬ私のお友達を始めとする、そこら中の老若男女にお届けしたい。
カヌーの魅力その1:人との繋がり
最近は私も一生懸命カヌー漕いだりしてますが、もし私1人ぼっちだったら多分カヌーやらないと思います笑。(どの競技でもそうか?笑)
アウトリガーカヌー(OC6)は6人で漕ぐ乗り物なので、自分以外になんと5人も仲間がいます。1人で大海原に浮かんでたらちょっと怖くなるけど、6人いると心理的にも体力的にも少し安心感しますよね。
初めてカヌーを漕ぐ人でも、経験者5人と一緒に乗れば、どこから出艇してきたかぱっと見でわからなくなっちゃう程沖まで行けちゃいます。もちろん他力本願で良いわけじゃないですが笑 6人乗ってれば単純計算で6倍の馬力になりますよね🙂
自分が漕げるようになってくると、今度は他人の良くないところが気になったりイライラしたりしてきます。私はそんなしないですけど
「私こんなに一生懸命漕いでるのにあの人サボってる!🥹」みたいな
面白いことに、後ろに目があるわけでもないのに、誰かがサボってるのがカヌーのグライドやパドルの重さから伝わってくるんです。明らかに目の前でサボってる時もありますが笑
でもそんなときが踏ん張りどきなのです。多分。
言葉でちゃんとやれよというのは簡単ですが、各々が好き勝手喋ると集中力も切れてしまうので“Shut up and paddle”(黙って漕げ)ということがよく言われます。
無駄口叩かずに、自分のパドルでどうやったらメッセージを伝えられるか考えます。
-1番だったらピッチを変えてみるとか、3番ならチェンジのタイミングを変えてみるとか、4、5番ならメリハリをつけてプッシュしてみるとか…
なかなか伝わらないけど、それを感じ取ってくれる人がいると一気にカヌーの雰囲気も変わります。それがまた面白い!
さらにもうちょっと慣れてくると、今度は言葉を使わずとも、パドルを通じて他のクルーと対話するような感覚になってきます。
-後ろからのプッシュで「あ、このうねり行くのね」ってなって前も合わせてピッチを上げる
とか、前がリズムを変えたのを感じ取って「ここはこういう感じで行くのね」ってなってみんなが瞬時に合わせる、とかとか…
6人のシートにそれぞれ役割があり、それを理解して行動し、さらにそれぞれがその少しの変化を感じ取って反応することで、常に状況に合わせてカヌーが生き物のように動きます。これは魔術でも超能力でもなくて、1人1人の思考や感覚、反応によって成されることなのです!
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さらに洗練されていくときっともっともっと面白いんだろうなって思いますがまだまだ私には未知の世界でやんす。
今日はここまで
2つ目の理由を思いついたら第二弾書きます。